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公開 2022年06月17日  

「父の日、母の日はあるのに、兄弟姉妹の日はなぜないの?」たしかに!(2ページ目)

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考えてみれば、なぜないのでしょうか?


父母は敬うべきとの教えがあるから?

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兄弟姉妹の日がない理由について、このような回答が寄せられています。

「昔から父母を敬うことが良しとされていたことで父母の日があるのでしょう」

「父母は感謝すべき対象、兄弟姉妹は助け合う対象、だからです」

親孝行という言葉があります。

これは『論語』の著者である孔子の教えに端を発する「儒教」の影響を受けてできた言葉。

小さい頃から「お父さん、お母さんを敬いましょう」といった教育を受けていますから、父の日、母の日が有名になったと考えると納得がいきます。

兄弟姉妹は家族であることに変わりはないけど、敬いレベルは父母より下がるというところでしょうか。


実はすでに「姉の日」「兄の日」などはある

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一方で、やがて兄弟姉妹の日もできるのではないか、と考えている人もいます。

「最初母の日しか なかったですよね。なんでかなーと思ってたら 父の日も出来ました。もうすぐ 兄弟の日も出来るんじゃないですかね」

母の日の起源にはいろんな説がありますが、1900年代初頭にアメリカで始まった話は有名です。

とある女性が在りし日の母を偲んでカーネーションを飾ったことが全米に広がったとされています。

「母の日があるならば!」と、その後父の日もできたというわけです。

しかし、正確には兄弟姉妹の日ではないのですが、「姉の日」(12月6日)、「妹の日」(9月6日)、「兄の日」(6月6日)、「弟の日」(3月6日)は日本に存在します。

父の日や母の日に比べると知名度は下がるので、知らなくても無理はありません。



余談ですが、アメリカの一部の地域では「兄弟姉妹の日」(Siblings Day)があり、お祝いをしているようです。

日本でも取り入れる日が来るのでしょうか。

(編集:コノビー編集部 そのべ)



※ この記事は2023年06月15日に再公開された記事です。

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