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公開 2015年07月18日  

赤ちゃんや子どもの夏の冷え対策におすすめの習慣とは?

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暑い夏はクーラーの部屋が気持ち良かったり、冷たい飲み物を沢山飲みたくなりがちですよね。でも、冷たいものばかりを食べるとお腹が冷えてしまって風邪を引いたり、体調を崩してしまったりすることも。暑いから冷やしたい、でも必要以上に冷やしたくない。どうしたら暑さをしのげて冷やしすぎないか考えてみましょう。

出典:https://www.flickr.com/photo.gne?id=17415736189

夏のお出かけでは、急激な温度変化を避けましょう

夏に特に気をつけていただきたいのが、急激な温度変化です。自宅と外、外と施設(ショッピングセンターやスーパーの生鮮食品売り場など)温度変化が大きいですよね。暑いところから、涼しいところへ入ると、一瞬快適に感じますが、身体はその変化に対応しようと頑張ってしまいます。



羽織れるものを持っておいて、室内では身体を冷やしすぎない工夫をしてください。特に、ベビーカーに乗っているお子さんにも注意が必要です。サッと掛け物をかけてあげると良いですね。



外を歩く時にも、できるだけ日陰を選んで歩くなど工夫をしてみてはいかがでしょうか。建物の陰よりも、木陰のほうが、温度が低くなっていますよ。

氷ではなく水を選びましょう

氷の入った飲み物は、上がりすぎた体温を急激に冷やしてしまいます。冷たい飲み物を口にした瞬間、口の中が急激に冷え、腸を刺激します。疲れた身体で腸への刺激で、おなかを下してしまう方も少なくはないでしょう。



常温の飲み物であっても、体温と同程度です。十分身体を冷やすことはできます。氷の入った冷たいもので身体を冷やしすぎず、常温の飲み物で、ゆるく冷やしてあげましょう。また、クーラーが効いて涼しいと感じる室内では、温かい飲み物がいいですね。

クーラーを扇風機やうちわに変えましょう

自宅で過ごす時、部屋を涼しくするために何を使用されていますか?マンションなのか、戸建なのか、交通量の多いところなのか、田舎なのか、周囲の環境によっても違うことでしょう。可能であれば、クーラーを使う時間は短時間で、窓を開けて扇風機やうちわで過ごせると良いですね。



扇風機やうちわの良いところは、風を送るだけ、というところです。その風は、冷たくしたものではないんです。周囲の空気を循環させる、自分の周囲にある空気を身体に当てる、ということです。風を当てることによって、身体から熱を奪うことができるので、体温が下がります。



このような冷たくない風は、0歳のお子さんにも優しいものです。

天然繊維を使うようにしましょう

衣類にも少し気を配ってみましょう。化学繊維も、以前に比べるとずいぶん機能的になったように感じます。長時間着替えることができない場合は、汗や湿度を抑えるような素材のものも、時と場合で使いわけられると良いですね。



しかし0歳児の肌着として販売されている商品は、綿素材のものがほとんどです。そこからもわかるように、肌には天然繊維のものが良いのです。



ただし、綿の肌着では汗を吸収してベタッと感じることがあるかもしれません。状況によっては、こまめに着替えることや、外出後にさっとシャワーを浴びることをおすすめします。そうすることで、お子さんのあせも対策にもつながります。

夏野菜を摂りましょう

冷たいものを積極的に摂らなくても、夏にできるお野菜には身体を冷やす作用が備わっています。キュウリ・ナスビ・トマト・オクラ・ピーマンなどなど。果物も、スイカやメロンなどのウリ科、南国フルーツには身体を冷やす作用があります。



お子さんのおやつに、アイスクリームやかき氷ではなく、スティック状にしたキュウリや、プチトマトなどいかがでしょうか。身体を冷やすだけでなく、不足しがちなビタミンを補充することもできますよ。

毎日お風呂に浸かりましょう

1日の終わりには、お風呂にしっかり浸かりましょう。古くからの日本の文化である入浴の習慣。疲れを取り、身体を温め、入眠を促します。



お風呂でしっかり温まることによって、入浴後の室内を涼しく感じられることでしょう。お風呂上がりに、足元に冷たい水をかけるのもよいですね。火照った身体を落ち着かせ、血液の循環を良くします。

まとめ

これからの暑い季節、妊婦さんも、授乳中の方も、体温の高いお子さんを抱く方も、大変ですよね。

適度に冷やして、冷やしすぎずに上手に生活していくようにしましょうね。

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