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家庭内暴力が子どもの発達に与える影響

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家庭内暴力、いわゆるDV(ドメスティックバイオレンス)は、報告されている数だけでも近年増加傾向にあります。また、子どもがDVを目撃することで、子どもの発達に何らかの影響が現れる可能性が高いことも明らかになってきています。ここでは、DVはどのような暴力であり、どのような影響を子どもに与えることになるのかを解説します。

出典:http://free-images.gatag.net/images/l201107201200.jpg

年々増え続け、社会問題化するDV

DV=ドメスティックバイオレンスという言葉が広く知れ渡るようになってきた一つの理由は、2001年に「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」、いわゆる「DV防止法」が施行されたことが背景にあると考えられます。さらに2013年には、配偶者のみならず交際相手からの暴力をも含む内容に改正され、メディアでも多数のDVについてのニュースが報道されるようになりました。このことからDVの相談件数が増加し、社会問題として大きく捉えられるようになってきています。

DVは身体だけではなく心も傷付けてしまいます

DVは身体的に痛みを伴う暴力だけを指して言うのではありません。言葉などにより精神的な嫌がらせを受けること、性的な嫌がらせを受けること、金銭が関わるような経済的なこと、日常の行動を制限するようなこと、など様々です。「支配したい」「コントロールしたい」という欲求にさらされてDV被害を受けるのは、ほとんどが女性ですが、最近では男性が被害受けるケースも増えてきました。さらに子どもがいる家庭で起きている場合、DV被害が子どもに及ぶことも稀ではありません。

DVには子どもの存在を利用した暴力も

家庭内でDVが行われた場合、目の当たりにする子どもにも大きな影響があることは明らかです。またDV行為は大人だけに向けられるだけでなく、子どもを巻き込む形態も多々あります。たとえば、わざと子どもを危険な状態にさらす、加害者が被害者から子どもを取り上げる、子どもに危害を加えるぞと脅す、などです。さらには、被害者がさらに弱い立場である子どもを虐待してしまう事例もあります。もはやDVは家庭内のこと、単なる夫婦げんか、などと簡単に片付けられる事態ではないことがわかります。

家庭内暴力を目撃した子どもへの影響

子ども自身が直接被害を受けていないからと言って、何も影響がないわけではありません。また、DVを目撃した年齢がまだまだ赤ちゃんだったから大丈夫ということも言い切れません。どんなに小さな子どもでもDVを目撃することによって、影響が現れることがアメリカでの研究結果から言われています。頭痛や腹痛を訴えたり、暴力をコミュニケーション手段と捉えてしまうことで人間関係がうまく築けなかったり、暴力の世代連鎖を引き起こしたりしてしまいます。また影響がすぐに現れず、思春期になってから現れることもあります。

弱い立場である子どもを守れるのはあなた

子どもは家庭内でDVが起きると、自分に責任があると思ってしまい、自分を責めてしまうこともあります。またDVが行われている家庭では、直接、あるいは間接的に子どもが被害を被っています。そのような場合は、身近な相談所や支援施設に相談したりシェルターなどを利用し、一刻も早くDVが行われている環境から子どもを離すことが大切です。そして、守られているという安心感を子どもに与え、必要な手助けをしながら心のケアをしていくことが必要です。

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さきママ

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