スープをつくったものの、味見をしたら「あれ、なんだか味が足りないぞ」。
おそらく誰もが経験があるはず。
ここで塩を足しすぎて、かえって濃くなりすぎることも…。
ではどうすればいいのでしょうか?
Q&Aコミュニティサービス「教えて!goo」に書き込まれた相談からヒントを探ってみましょう。
相談者はしょうゆベースで和風、中華風スープをつくったものの薄味で困っており、塩やしょうゆを適当に足しているうちにまずくなってしまうのがお決まりのパターンとか。
薄味に仕上がってしまったスープの味を一発で決める方法とは!?
相談者と同じような悩みを持った経験がある人はいるのでしょうね。
具体的な対策が続々と投稿されています。
「コンソメ、鶏がらスープの素などの出汁類、塩コショウ、しょう油のどれかを少々足すと味が濃くなりますよ」
別の人は、補うべきは塩気や甘さではなく、「コク」ではないかと指摘しています。
どうすればいいかというと、先の意見と同じく和風や中華のだしを加えること。
コクをざっくりと言うと味の複雑さなので、スープの素を加えていろんな味を出そうというアドバイスです。
たとえばカレーは、野菜、肉、スパイスなどさまざまな食材の旨味がスープに溶け込むことで独特のコクが出ています。
ダジャレみたいなのですが、コクを出すことで味が濃く感じるのでしょうね!
コクつながりでは、「おだしをしっかり」という意見も挙がっています。
「まず旨味がでてますか?人工のものより、お出汁をかつお節と昆布でとると味が決まりやすいです」
「旨味が十分なら塩が少なくても、美味しいと感じます」
相談者がつくっているスープは和風と中華なので、だしは鰹節や昆布、しいたけ、野菜、鶏肉などが想定できそう。
たとえば水炊きなら、鶏のおだしがしっかりときいていると美味しいですからね。
塩やしょうゆだけでなく、スープのおだしがじゅうぶんかをチェックするのが大切だと言えそう。
もし塩やしょうゆを加えるときには、「少しずついれること。指でつまんで少しずつ」とのアドバイスも寄せられています。
足すときは、ちょっとずつ、ですね!
スープの味が薄いと感じたら、塩気を足すよりも先にだしが出ているのかを見る。
次に汁物をつくるときには、心がけてみよっと。
(編集:コノビー編集部 そのべ)