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起きない子どもを確実に起こす方法。スキンシップもできて一石二鳥?

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保育園や学童クラブ、発達支援事業所等を運営するグローバルキッズ。noteでは、元アナウンサーでNHK「すくすく子育て」のキャスターも務めた天野ひかりさんの連載を掲載しています。育児のヒントにしたい「自己肯定感を高める子どもへの声がけ」を、コノビーでもご紹介します。



元テレビ局のアナウンサーで、NHKの「すくすく子育て」の司会も務めた天野ひかりさんによる連載です。

今まで5万人以上から相談を受けてきた親子コミュニケーションのプロが、実際によく相談される悩みをどうやったら解決できるか、自己肯定感を育てる会話のコツをお話します。



「自分で起きる子になってほしい!」と願うお母さんお父さんは多いはず。

なるべく怒らないようにと思って最初は優しく起こしていますが、結局、怒鳴って起こしてしまって自己嫌悪です……という相談がたくさん寄せられます。

大忙しの朝、どんな風にお子さんを起こしたらいいでしょうか。

さっそくNGマンガから見ていきましょう。


起きない子どもを確実に起こす方法。スキンシップもできて一石二鳥?の画像1

■「起こさなければ!」という思い込みをやめる


朝は、お母さんお父さんも、大忙しです。

洗濯やゴミ出し、お弁当作り、朝食作り、後片付け、お子さんに食べさせたり、着替えや忘れ物がないか家中走り回ったり……。

もちろん自分の支度もあります。

分刻みで準備を進めているのに、思わぬハプニングもあり、「せめて自分で起きてくれたら、助かるのに……」という気持ちよくわかります。

子どもを気持ちよく起こすための方法は、ネットや子育て情報誌でいろいろ提案されています。

でも今回は発想を変えて、朝の時間帯を


子どもを起こす時間

子どもの自己肯定感を育てる、親子の貴重な時間


ととらえ直してみるのはいかがでしょうか。

まずはOKマンガを見てみてください。


起きない子どもを確実に起こす方法。スキンシップもできて一石二鳥?の画像2

■「朝のスキンシップが良い」には科学的根拠がある


OKマンガを読んで「朝からハイテンションだなあ」「我が家は無理だわ〜」と思われるかもしれません。

でも実は


朝の30分間でスキンシップをしながら声を出すと、脳の前頭葉が活性化されて、1日の集中力が格段に上がる。

そして感情の切り替えが素早くできるようになる。


という研究結果が出ています。

保育園や幼稚園の朝の活動として、おしくらまんじゅうをしたり、こちょこちょ遊びや、じゃれ遊びを積極的にとりいれているのは、こうした意味があります。

これを毎朝続けると、お子さんだけでなく、お父さんお母さんのストレスホルモンを軽減させるという素晴らしい効果も現れます。

ね?面倒に思っていても、なんだかやりたくなりませんか?

なにより、朝から、家族で笑って1日をスタートできるなんて楽しいですね。

しかもその日の集中力も親子で変わってきます。

朝は「早く子どもを起こさなければ!」という考え方をやめて「子どもの脳を育てる、30分間のスキンシップタイム」に変えるのはいかがでしょう。

しかも、何度も何度も起こしてイライラした時間をかけるより幸せな30分を積み重ねるほうが、10年後のお子さんの成長にはもちろん、親子の関係にも大きな差が出るはずです。


■楽しく起きると、子どもは朝が得意になる


毎朝叱られながら起こされることで「自分は朝起きるのが苦手だ…」と思いこんで成長するより、「朝は楽しい時間だ!」と思いながら起きているうちに、「自分は朝起きるのが得意だ」と思えるようになります。

これこそ、自己肯定感を育てていき、自分で起きられるようになっていきます。

スキンシップの時間にお子さんが、今日一日が楽しみになるような言葉かけも忘れずに。

たとえば

「今日の朝ごはんは、イチゴたっぷりパンケーキ!」
「新しく買ったTシャツ着ていく? どれがいい?」
「Aくんと何して遊ぶんだっけ?」

など、早く起きたくなるような言葉をかけられるといいですね。

昨日とは違う、新しい今日を演出してみてください。


■朝はこちょこちょタイムがおすすめ


厳しい口調で起こすより、こちょこちょ遊びで起こすのがおすすめです。

コツは、足元から始めて、敏感な顔まわりにだんだん近づけていくことです。


足の先

足首



お腹





首元






この順番でこちょこちょしてみましょう。

いきなり顔を触ると、嫌がって、逆効果になります。

上級者になったら、まつげ、うなじ、こめかみ、産毛、耳の穴、鼻の下など、普段あまり触らないところの神経を目覚めさせるのもオススメです。

時間は30分間くらいが目安。

7時半に起きるのであれば、7時に始めます。

その分、お母さんお父さんは、朝の支度を30分前倒ししなければなりませんが、その時間で得られる幸せは何ものにも代えがたい宝物になるはずです。

こちょこちょさせてくれる時期はあっという間に卒業します。

自分で起きるようになってしまうので、ぜひ、今を楽しんでくださいね。


■今日のコミュポイント■
「朝は起こす時間ではなく、親子でスキンシップを楽しむ時間にしよう」


(マンガ:とげとげ。)


■プロフィール■
天野ひかり http://amanohikari.com
上智大卒。テレビ局アナウンサーを経てフリーに。NHK「すくすく子育て」キャスターの経験を生かし、親子コミュニケーションアドバイザーとして 講演や企業セミナー講師を務める。子どもの自己肯定感を育てるため自身で立ち上げた「NPO法人親子コミュニケーションラボ」代表理事、一般社団 法人グローバルキッズアカデミー主席研究員(https://www.gkids.co.jp/)。主な著書に『子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ』(サンクチュアリ出版)や『賢い子を育てる 夫婦の会話』(あさ出版)などがある。


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この記事を書いた人
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コノビー編集部

Conobie編集部連載では、「個性がのびる、子どもがのびる」をテーマに、スタッフが厳選したコラム・まとめ情報などをお伝えいたします。それぞれの家族が、「我が家...

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