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新年度は特に注意!子どもを不安にさせるような言葉がけはNGです

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保育園や学童クラブ、発達支援事業所等を運営するグローバルキッズ。noteでは、元アナウンサーでNHK「すくすく子育て」のキャスターも務めた天野ひかりさんの連載を掲載しています。育児のヒントにしたい「自己肯定感を高める子どもへの声がけ」を、コノビーでもご紹介します。



元テレビ局のアナウンサーで、NHKの「すくすく子育て」の司会も務めた天野ひかりさんによる連載です。

今まで5万人以上から相談を受けてきた親子コミュニケーションのプロが、実際によく相談される悩みをどうやったら解決できるか、自己肯定感を育てる会話のコツをお話します。



入園や入学、転園、進級など4月はお子さまの環境も変わりますね。

ワクワクする反面、ドキドキしたり、不安になることもあると思います。

スムーズに新しい環境に馴染むために親ができること、気をつけたいことを考えてみたいと思います。


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■子どもは実は緊張状態


「しっかりしてほしい」という思いから子どもには励ます言葉をかけたくなりますよね。

でもこれはお子さんにとっては大変なプレッシャー。

お母さんお父さん以上に、お子さんは新しい生活に不安でいっぱいです。

緊張状態であることを想像してあげてくださいね。

「うちの子はオチャラケ者で、全然緊張感がないんです。だからちゃんと言わないと!」と言うお母さんもいます。

でもそのオチャラケは、その子なりの不安の裏返しだと思って受け止めてください。


■「ごめんね」と言っていませんか?


園に預けることに対して子どもに「ごめんね」と声をかけるお母さんも少なくありません。

この言葉をお子さんはどう受け止めるでしょうか。

「ごめんね」という言葉は、「悪いことをして謝るときに言う言葉」と子どもは理解しています。

だからお母さんが謝ると「ぼくはママに悪いことをされているんだ」と認識してしまいます。

お母さんは何も悪いことをしていません。

謝るのではなく「新生活をそれぞれ楽しもうね」と前向きな言葉をかける方がいいですね。


■「困ったことがあったら相談してね」と言っていませんか?


「困ったことがあったら、先生に言いなさいよ」もアドバイスとしては正しいのですが、まだ新しい生活を知らない子どもにとっては、
「何か困ったことが起きるのかな…」と不安をあおることになりかねません。


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■楽しい環境を想像できる言葉をかけよう


新しい環境に入る前のこの時期は、OKマンガのようになるべくポジティブな言葉をかけられるといいですね。

楽しいことを想像できるような言葉を選びましょう。

ダンスが得意なお子さんなら「広い遊戯室があるから、思いっきりダンスできるといいね!」など、家ではできないこと、園だからできることなどをお話できるとお子さんも楽しみにできそうです。

また新しく準備した物(タオルやお着替えなど)や自分の名前を書いたりした物を具体的に一緒に見て、それを使う自分を想像できるといいですね。


■子どもの不安を想像で話さない


もし不安なことがあれば、あくまでも、自分の不安についてお話ししましょう。

たとえば「ママは、新しい職場で仲良くできるか、不安なんだ」と正直に話します。

お子さんが「ママなら、大丈夫だよ!」と言ってくれれば

「ありがとう!君はすごいな」と応援できますし
「ママも不安なの? ぼくもなんだ」と言えば
「そっか、じゃあ、毎日お友達と仲良くできたかどうかをママも言うから、教えてね」

という提案をしてみるのもいいですね。

一緒に頑張る同志として、励ましあえるようになります。

新年度が始まってから、安心して本音をお母さんに話せるような土台を作っておきましょう。
 
プレッシャーを与えたり、不安を煽るよりも、協力者としての信頼関係を築く時期にできるといいですね。

何か心配なことがあったら、一人で抱え込まず、保育園や幼稚園、プレスクールの先生にご相談しましょう!


■今日のコミュポイント■
「親の目線であれこれ言わず、子どもの目線になってことばをかけよう!」


(マンガ:とげとげ。)


■プロフィール■
天野ひかり http://amanohikari.com
上智大卒。テレビ局アナウンサーを経てフリーに。NHK「すくすく子育て」キャスターの経験を生かし、親子コミュニケーションアドバイザーとして 講演や企業セミナー講師を務める。子どもの自己肯定感を育てるため自身で立ち上げた「NPO法人親子コミュニケーションラボ」代表理事、一般社団 法人グローバルキッズアカデミー主席研究員(https://www.gkids.co.jp/)。主な著書に『子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ』(サンクチュアリ出版)や『賢い子を育てる 夫婦の会話』(あさ出版)などがある。


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この記事を書いた人
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コノビー編集部

Conobie編集部連載では、「個性がのびる、子どもがのびる」をテーマに、スタッフが厳選したコラム・まとめ情報などをお伝えいたします。それぞれの家族が、「我が家...

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