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公開 2021年11月18日  

【今日の1冊】科学的にも証明されてる!「ママはテキトーな方がいい」

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「頑張らなくちゃ!」と肩ひじ張らず、「テキトー」を合言葉に。



初めてのわが子は特別に可愛く感じるもので、抱きしめた瞬間に

「これから頑張って子育てしていかなくちゃ!」

と決意を固めるママもたくさんいるのではないでしょうか。

しかし、頑張れば頑張るほど迷宮に迷い込んでしまうことも。

そこで、これからママになる人から、絶賛子育て奮闘中のママまで、多くのママに読んでもらいたい一冊

『子どもが伸びる がんばらない子育て』(著 山本ユキコ 漫画 ながさわゆみこ)

を紹介します。


子育てにおいて、特に日本は「母親とはこうあるべき」という“べき論”が未だに根強く残っているのではないでしょうか。

少しずつ変わってきてはいるものの、まだまだママの負担が大きく、悩みを相談しようにもどうしたら良いのかわからず、なかには育児ノイローゼに悩まされてしまうママも少なくありません。


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本書の著者も、第1子の子育て時は理想の母親像を追い求めた末に挫折して自分を責める日々が続いたそうです。

しかし、そんな幻想から解放されたとき、子育ての日々に幸せを感じることができるようになっていったのだそう。

著者が、子育ての迷宮から抜け出せたきっかけは、科学の世界では

「子育て中の母親はイライラしていて当たり前」
「完璧を目指さずにがんばらないほうがよい」

といわれていることを知ることができたからです。


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「頑張らなきゃ」と思い込んでしまうと、アレもコレもとつい無理を重ねてしまいがちですが、実はそうではなく、なにごとも「ほどほどに」が母子ともにちょうどよいとのこと。

本書ではなぜ「頑張らなくていいのか」、なぜ「テキトーな方がいいのか」を、読みやすい漫画パートと丁寧な解説パートに分かれた構成で説明されています。

著者の経験談によるものだけでなく、学問的になぜなのかが解説されているので、「なるほど!」と腑に落ちるポイントが多々あります。

また、ママと子どもの関係だけでなく、パパとの関係を良好に保つための内容もバランスよく盛り込まれているのも○。

育児に疲れている、パパとの関係に悩んでいるというママにオススメの1冊です!


※ この記事は2024年04月14日に再公開された記事です。

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