生後6ヶ月のとき、娘がはじめて発熱しました。
鼻水が出るだけでも小児救急相談ダイヤルを利用していたほど心配性の私。
当然そのときも心臓はドキドキ。
同時に大したことないと思いたい自分もいて、「ただの風邪だろう」と言い聞かせながらかかりつけ医を訪ねました。
しかし医師からは「血液検査をしましょう」と言われました。
予想外でした。
「えっ、ただの風邪で血液検査?」
これまで寝たりおっぱい飲んだり、ゴロゴロしたり……。
平和な生活を送ってきた娘に訪れた発熱という「人生初の試練」。
ただでさえツラそうにしているのに、この細い腕のさらに細い血管に針をさして血液を取るなんて……!
「かわいそう」
そう思ってしまったのです。
「血液検査はやめときます」
気がつくと拒否していました。
その日は、私の希望に沿って抗生物質の処方だけになりました。
周囲のベテランママから、「風邪くらいだったら1~2日は様子見る」という話も聞いていました。
私自身も子どものころ風邪くらいでは病院行かなかったし。
と、心のなかで血液検査を拒否した言い訳をしながら帰宅。
「きっと一晩たてば解熱するはず」
しかし、翌日になっても熱は下がらないどころか上昇していったのです。
しかも、その日から3連休に突入!
夜を迎えるごとに、ぐん、ぐん、と熱は上がっていき最終的には40℃近くになってしまったのです。
保冷剤で娘の体を冷やし「お願い下がってて!!」と祈りながら30分おきに熱を測っていました。
生きた心地のしない連休を終えた月曜日、朝イチでかかりつけ医に駆け込みました。
血液検査の結果下された判断は「即入院」でした。
入院先ではレントゲンや髄液検査、尿検査など、あらゆる検査が行われ、そのたびに娘は別室へ連れていかれました。
看護師さんに抱かれて私に助けを求めるように泣き叫ぶ娘を見て
「あー、発熱初日に血液検査をしておけば入院にはならなかったかも」
と、後悔と恐怖から待合室で泣いていたのを覚えています。
結局、原因不明の感染症ということで3日間の点滴治療の末退院。
乳児のうちはちょっとした発熱でも重症になることもあるのだと思い知りました。
大事にはならなかったけれど今でも高熱を出すたびにあの日の記憶が蘇り、すぐさま病院に走っています。
あの時、こうしておけば…!「赤ちゃん育児の後悔」トップ3

娘が小学生になった今、赤ちゃん時代にやっておけば良かった…と思うことが色々とあります。もうあの時には戻れないけれど、せめて、これから赤ちゃん育児をする人には知っておいてほしい!そんな後悔を紹介します。
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