保育園ではほかの園児の父兄にすれ違うことがあります。
そんなとき、親しく会話を交わしたことはなくても、軽く会釈はするのではないでしょうか。
もし相手から会釈も挨拶も返してもらえなかったら、ちょっと悲しい気持ちになりますよね。
Q&Aコミュニティサービス 「教えて! goo」には「自分から挨拶しない人」との相談から、図らずも挨拶を無視されてしまったときの対応を見ていきましょう。
相談者の状況をまとめるとこんな感じです。
・相手は相談者の子どもと同じクラスのママさん。
・相談者が挨拶をすればそれなりに返してくれるが、向こうからの挨拶はない。
・しかし彼女は、仲のいい人には話しかけている。
・そんな様子を見て、相談者は挨拶するのがバカらしく感じているが、「挨拶しない人」と思われるのが嫌なので自分からの挨拶は続けている。
相談者の女性は「見下されてるって思ってしまいます」とモヤモヤした気持ちを吐き出しています。
向こうからは一切挨拶をしないママについて、相談者に同情するコメントが相次いでいます。
「そういう人いますよね。挨拶くらいしよーよと思います。
きっと興味ない人には無愛想なんでしょうね」
その上で相談者はどう振舞えばいいかについては、「やられてイヤな事はしなくてよいのでは？」と、もう挨拶はしないでいいのではないかと暗に示す回答がありました。
向こうから挨拶がないと避けられている感じがして、距離を置きたくなる気持ちは分かります。
対して、一見すると失礼なママの心境を説明する人もいます。
とある人は件のママを「人見知りなのでは」と前置きしたうえで、「自分にとって仲の良い相手とだけ挨拶をするという思考の持ち主なのかも知れません」と書いています。
「一部の人からの挨拶は無視さえするが、しかし仲の良い人に対しては自分から挨拶する」という行動だと、尚更私の思考回路と似通う部分を感じます」
そして、決して見下しているわけでないと強調しています。
全ての人とフレンドリーに接する必要はありませんからね。
このママは「この人は自分から挨拶する」「この人は会釈を返す」というふうに、親しく接する人の線引きをしているのかもしれません。
こんなときの乗り越え方として、挨拶が返ってきたらラッキーと思い込む「ゲーム感覚」で捉えようとの提案がありまひた。
「あなたが気持ちよく過ごす為にもゲーム感覚で必ずこちらから挨拶してやると決めてしまえばよいのです」
人によって考え方が違うので、自分と異なる言動をするからといってイライラしすぎず、「まあ、そんな考えもあるよね」くらいに受け止めておくのがよさそうです。
（編集：コノビー編集部 薗部）
（イラスト：にくきゅうぷにおさん）
