子育て中のお母さんならば、誰でも悩みを抱えるものですよね。育児に関わる悩みは、いったいどのように解決したらよいのでしょうか。
こうした場合、ほとんどの人は「悩みの原因を解消する」ことが大切だと考えがちです。しかし、実はそれ以上に大切なのが、「悩んでしまう自分の思考方法を変える」こと。
特に子育てにおいては、仕事とは異なる考え方が要求されることも多いため、これまでとは違う思考方法を手に入れることが、悩みすぎないポイントになることも。
今日は私が考える「子育てに悩みすぎない思考方法」をお伝えします。
~子育てに悩んでいるあなたへ~ 悩みを解決するのではなく「悩まない」ための思考の作り方
104 View子育てをする上で、さまざまな困難にぶちあたるのは当たり前。しかし、同じ状況にあっても、悩みすぎてしまうお母さんと、毎日を楽しめるお母さんがいるのはなぜなのでしょうか?その思考法に注目してみました。
子育てに悩みすぎない思考の方法
1.「計画性」ではなく「柔軟性」を
働いていれば、計画的にテキパキと物事をこなし、期日までに仕事を終わらせるのは当然のこと。ただ子育てはそれとは別物です。なぜなら予想外の出来事が想像以上にたくさん起こるものだから。
子どもがお昼寝している今のうちに、ごはんを作って掃除もしなきゃ…
そう思っていたのに、寝かしつけている間に一緒に寝てしまっていた…
物事が計画通りにいかないと罪悪感を感じてしまいがちですよね。でも、それでいいんです。子育てに大切なのは、「計画性」ではなく状況に応じて「柔軟」であること。きっと寝てしまったのは、ママも疲れていたからです。ごはんは出来合いのものを買ってきて、掃除は明日やる…それでもいいんじゃないでしょうか。
2.「完璧」ではなく「妥協」を
悩みは「完璧」に解決できたほうがよい、悩んでいる人ほどそんな風に考えがちです。でも、「完璧」に解決できる問題なんて世の中ほとんどないものですよね。
例えば、子育てにおいても重要なキーポイントとなる夫婦関係ですが、夫婦が抱える問題のうち70%は解決できないことなのだそう。「完璧」な解決を目指すよりも、いかにお互いが「妥協」できるかを模索するほうが、正解と言えます。
旦那さんに「毎日残業しないではやく帰ってきて!!」と求めるのではなく、「まずは週に2回は早く帰ってきてみて。」と伝えてみては?「完璧」に解決しなくても、「妥協」点を見つければいいんだ、と考えることで気持ちも楽になるはずです。
3.「常識」ではなく「自分の軸」を
よいお母さんなら毎日お弁当をつくるもの、家はいつでもきれいに片付いているもの…そんな「常識」がいつのまにか私たちにはすりこまれています。
しかし実際は、お弁当が作れない日もあれば、家が散らかっていることもある。世間の求める「常識」を守ることだけが「よいお母さん」というわけではないですよね。
これは、子どもに関しても同じことです。私の友人の子は何事もマイペースで、周りに合わせることがとっても苦手。友人は、学校の先生に「お子さんをもっとしっかり家で指導してください」と怒られて謝る日々を送っていたそうです。そんな状況に悩んでいた彼女ですが、あるときふと気付いたそう。
「私は、『社会』や『学校』のために、この子を育てているわけじゃない」
社会や学校の「常識」ではなく、自分が決めたことが守れていればそれでいい。周りに合わせることができる子が「よい子」だという「常識」自体を疑ってみることも時には必要です。
4.「自分だけで」ではなく「周りに頼る」
なんでも「自力」でできることがよいこと、そんな風に教えられてきた私は子育てを始めても、周りに頼ることがとっても苦手でした。
これ頼んだら嫌な顔されるかな…まずはお母さんの私が頑張らないと…。そんな風に思っている方、多いのではないでしょうか?
でも、みんなあなたが思うより、あなたのこと助けたいって思っているかもしれません。両親だけでなく、近所の人、友人など困ったことがあったら気軽に少しお願いしてみてはいかがでしょうか。助けてもらうばかりが心苦しいなら、自分も余裕があるときに手を差し伸べてみて。
「持ちつ持たれつ」で子どもを育てて行くほうが、結果として子どもにたくさんの人からの愛情がそそがれることに。それって子どもにとっても幸せなことだな、と私も今ではそう思えるようになりました。
悩みすぎない考え方を
思考を変えれば、たとえ状況が全く変わっていなくても、悩みすぎずにすむかもしれません。悩んだ時は、何に自分が悩んでいるのかを、1度ゆっくりと考えてみましょう。ちょっとした考え方の差で驚くほど気持ちが軽くなるものです。
ぜひ参考にして、悩みすぎず子育てを楽しんでくださいね。
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