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公開 2015年06月29日  

帰省に役立つ!チャイルドシートを賢くレンタルする方法

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夏休みやお盆休みに帰省しよう!そんな予定が立ったとき、実家にチャイルドシートがないと、赤ちゃんのために短期間だけ、急にチャイルドシートを使うということが発生します。でも、チャイルドシートは安いわけではないので買うのは少し悩んでしまいます。そんな時はレンタルがおすすめ!今回は、チャイルドシートを賢くレンタルする方法をご紹介します。


チャイルドシートはやっぱり必要?

普段車に乗らないお家の場合、帰省中車に乗るのは2~3回くらいだから、チャイルドシートを探すのは面倒だし、無くてもいいかな?日々の忙しい家事・育児に追われているママさんたちの中にはそう思ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。



平成12年4月1日から6歳未満の子供を車に乗せる場合には、下のようなやむを得ない事情を除きチャイルドシートが使用義務化されました。

道路交通法施行令(第26条の3の2の第3項)によって次のように定められています。



1.座席の構造上、チャイルドシートを固定することができないとき。



2.定員内の乗車で、乗車人員が多人数のため乗車する幼児全員にチャイルドシートを使用すると全員が乗車できなくなるとき。



3.幼児が負傷している等、チャイルドシートを使用することが療養上又は健康保持上適当でないとき。



4.著しい肥満や、その他幼児の身体の状態により適切にチャイルドシートを使用できないとき。



5.チャイルドシートを使用したままでは、授乳等の日常生活上の世話ができないとき。



6.バス・タクシーなど、一般旅客運送事業の用に供される自動車運転者が当該事業の旅客である幼児を乗車させるとき。



7.道路運送法第80条第1項ただし書の規定による許可を受けて人の運送の用に供される自動車運転者が当該運送のため幼児を乗車させるとき。



8.応急救護のため医療機関、官公署等へ緊急に搬送する必要がある幼児を乗車させるとき。



違反した場合、反則金はありませんが1点減点となります。



またもし事故に遭った場合、お子さんの死亡重傷率は約2.2倍になります。

詳しくはこちらからご覧いただけます。

後部座席でお母さんが赤ちゃんを抱っこしながら乗車しているときに後ろから来る車に追突され、赤ちゃんの頭にお母さんの顎が強くぶつかり、脳に重傷を負わせてしまったというケースも聞きました。



後悔しても取り返しがつきません。運転して下さるご家族の方々にご迷惑をお掛けしない為にも、何よりいくつもの奇跡によって授かった大切な命を守る為にも、車に乗っている限りいつ事故に遭うか予想はできませんので、チャイルドシートは事前に用意しておきましょうね。

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交通安全協会でもチャイルドシートをレンタルできる!

運転免許更新の際などに、運転免許センターで交通安全協会への会費を支払い会員となっている方は、地域の交通安全協会にてチャイルドシートをレンタルすることができます。





例えば茨城県での申し込み方法はこちらとなっています。

代金はクリーニング代としての1,000円のみで、6か月以内であれば必要な期間お借りすることができます。お住まいの地区の貸出事務所での受取り&返却となります。



まずは最寄りの交通安全協会の電話番号をインターネットで調べて、お電話にて予約しましょう。ただし、数に限りがあるので予約でいっぱいの場合もあります。

ダスキンでチャイルドシートをレンタル

お掃除グッズやサービスで有名な株式会社ダスキンのダスキンレントオール「かしてネッと」でチャイルドシートの貸出もされています。



サイトはこちらをご覧ください。

レンタル期間が9泊10日の場合、お近くの店舗にて受取り&返却にすれば代金はレンタル料金のみで約2,000円からレンタル可能です。1ヶ月単位で借りることもできます。



業者への宅配と集荷を依頼すると宅配料金として2,400円が追加でかかりますので、もし滞在予定先の運転手の方に店舗まで取りに行ってもらえるなら安く済ませることができます。

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手軽に賢くレンタルして安全で楽しい帰省にしましょう♪

筆者は帰省の際に交通安全協会に問い合わせましたが、予約いっぱいで借りられなかったので、結局ダスキンでチャイルドシートをお借りしました。滞在先の家族に店舗まで取りに行ってもらいレンタルしましたが、シートの状態も良く綺麗でした。



利用したことはありませんが、インターネットで検索すれば他にもチャイルドシートレンタル業者さんのサイトはたくさん見つかります。レンタルプランの受取りと返却方法、期間、料金には少しずつ違いがあります。今回は交通安全協会とダスキンでのご利用方法をご紹介しましたが、様々なサイトを比較検討された上で使いやすい業者さんを賢く選んでレンタルされるとよいと思います。



製品によっては取り付け不可の車種もある為、帰省の予定が立ち次第、まずは赤ちゃんが乗車予定の車種を確認しておくことを忘れずに!家族みんなが安全な楽しい帰省にされてくださいねー♪

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