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「ママ、ついてこないで!」親ばなれの兆しから、あの頃の尊さに気づく

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まだまだ先だと思っていた、息子の親離れ。息子の世界が広がるタイミングは、予想以上に早く訪れて……

予想以上に早く訪れた「親離れ」の兆し


親になって、ジブリの名作「魔女の宅急便」で印象に残るシーンがすっかり変わりました。

今では、主人公のキキが、親元から旅立つ日のシーンに胸をぐっと掴まれます。


パパが「いつの間にこんなに大きくなっちゃったんだろう」と、キキに高い高いをしてあげる場面。

序盤のこのシーンで、いつも涙腺が崩壊してしまいます。


「まだまだ小さいわが子たちも、いつか手元から離れていくのか……」

そんなふうに想像して、いつも涙が抑えられない私。


そうは言っても、子どもたちが離れていくのは、まだまだ先のことだと思っていました。

ですが、その日は予想外に早く訪れたのでした。


広がっていく、息子の世界


わが家には4歳の息子と、3歳の娘がいます。

息子は甘えん坊でちょっと繊細、こだわり強め。

しっかり者の下の娘に比べて、「手がかかるなぁ」と思う場面も多いです。正直、「まだまだ赤ちゃんみたいなもんだな……」と思いながら接していました。


そんな息子がある日、団地の中で遊んでいる年上の子ども達(おそらく小学生)と「いっしょに遊びたい!」と言い出したのです。

少し前から、息子はその集団に混ざりたそうにしていました。


でも体もそんなに大きくない息子がその中に入っても、ついて行けなくて悲しい思いをするのではないか……

そんな親側の懸念もあり、あえて一緒に遊ばせることはしていませんでした。


ですが先日、ついに息子もその仲間に入ることに。


その場に一緒にいた夫の話としては、「これ以上、我慢させるのも可哀想なくらい、息子がその集団を意識していて勝手についてまわっていた」 「だから混ぜてもらうよう話してごらん、と息子に言った」 とのこと。

息子がその中に混ぜてもらってしばらくは、優しいお兄ちゃんのおかげで少しついていけていたようです。

ですが途中で妹が転んでしまい、それに付き添っている間に、息子はお兄ちゃん達を見失ってしまったのです。
(暑かったので各々の家に戻ったようでした)


「ママ、ついてこないで!」親ばなれの兆しから、あの頃の尊さに気づくの画像1
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息子、初めて親を拒絶する


悲しそうに、お兄ちゃん達を探す息子。

「どこに行っちゃったの」
「僕はここにいるよ」

大きな声で、お兄ちゃん達がいそうな方向に叫ぶ息子。
見ているだけで切ない姿でした。


お兄ちゃん達を探すことに夢中になって、車の多い通りに出そうになる息子が心配で、私は後ろからついて行きました。

しばらく探したあと、「みんな家に帰ったんじゃないかな?」と声をかけましたが、「まだ探す!」の一点張り。

最後には、「もう、ママ、ついてこないで!!」と怒られてしまいました。


その時、私は冒頭の魔女の宅急便のシーンを思い出しました。

「息子が私のもとから離れようとしている……!」

息子と旅立つキキの姿が重なったのです。


息子はわずか4歳にしてもう、親と過ごすよりもお兄ちゃんたちと遊びたがっている。それは自然なことだとわかっていても、そのことがショックでした。

(その後バトンタッチした夫も同じことを言われたようで、同様にショックを受けていました……)


もう戻れなくなってから気づく、「あの頃」の大切さ


息子が忙しい時にまとわりついてきて困る。そんな風に思ったことはこれまで何度もありました。

特に、下の娘が年子で産まれてからは、赤ちゃん返りやイヤイヤ期が激しすぎて、受け止めきれずに苛立ちを感じたことすらありました。


でも今、息子に拒絶されて改めて、あの時間の尊さに気付かされました。

息子から、あんなにも求められていた時間はほんの一瞬だったのかもしれない。


これから、どんどん息子の世界は広がり、私たちからは離れていくばかりなのだと。


大袈裟かもしれませんが、あの時もっと、息子を抱きしめてあげれば良かったと後悔しました。

あの時間をもっと大事にできなかったのだろうか、と、自分のキャパシティの小ささと不甲斐なさに落ち込みました。

あの時間はもう帰ってこない。


せめて今からでも、息子とたくさん話し合おう。


離れていく息子を信用して送り出せるくらいに、たくさんコミュニケーションをとっていこう。

働いていると、向き合える時間はどうしても少なくなります。ですが、いつか息子がこの手から離れていく時に悔いのないように、これからの息子との時間を大切にしていきたいと思います。

「ママ、ついてこないで!」親ばなれの兆しから、あの頃の尊さに気づくの画像2
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この記事を書いた人
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あめの

3歳息子と2歳娘の母、あめのです。

年子育児に奮闘しつつ自分と向き合う日々は
慌ただしいですが宝物です。...

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