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公開 2015年06月19日  

子どもの好き嫌いの原因は!?好き嫌いを減らすために親ができること

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子どもの好き嫌いに手を焼いている方も多いのではないでしょうか?そもそもどうして好き嫌いの原因は何なのでしょうか。そして親である私たちは、子どもたちの好き嫌いを減らすために何ができるのでしょうか。

出典:https://www.flickr.com/photo.gne?id=14994579512

子どもの好き嫌いの原因は?

お子さんの嫌いな物は何ですか?一般的には、ゴーヤや茄子、ピーマンなどの野菜が多いとよく耳にします。もともと酸味や苦味というのは、苦手とする人が多いものです。例えば酸味というのは腐ったもの。苦味というのは毒物。と本能的に捉えていることから、人間が生きていくうえで避けられて当然のものとも言えるわけです。



逆に、甘味、塩味、旨味は子どもたちも大好きな味で、これらを好む人は多いでしょう。これらの味には、人間が生きていく為に必要な栄養素が含まれていると捉えられているのです。



さらに、子どもの舌は敏感。と聞いたことはないでしょうか?味を感知する味蕾(みらい)は、子どもの時が1番多く、大人になると子ども時代の1/3まで減ってしまうそうです。そう考えると、子どもたちに好き嫌いが多いのも頷ける気がしますよね。

それでは、子どもたちの好き嫌いを減らすために、親の私たちはどんなことをしたらいいのでしょうか。

まずは親の好き嫌いを減らすこと

これは、大人になってから好き嫌いを減らすと言うことですから、かなり難しいですよね。実は私自身、子どもの頃はかなりの偏食で好き嫌い大魔王でした!今になってだいぶ好き嫌いは減りましたが、それでも全くなくなったわけではありません。ですが、我が家で私の好き嫌いを知っているのは主人のみ。子どもたちは私に好き嫌いはないと思っています。



親が不味い、臭い、など否定的な言葉を使っていると、子どもたちはその食べ物を受け入れなくなっていくのは事実です。ですから、私は自分の苦手な食材も食卓にだしますし、けして否定的な言葉は使いません。そして、私の分の苦手な食材はこっそりと主人が食べてくれます(笑)



もしくは、美味しく食べる演技をして少しだけ食べたりしています。このことがいい方法であるとは思いませんが(理想は、私の好き嫌いがないのが1番でしょうし)、子どもたちに先入観を与えないように気をつけているのです。



もし子どもたちが私と同じものを嫌いだと言ったとしたら、それは間違いなく私のせいだと思うので、親の好き嫌いをなくすと言うのは、本当になくせなかったとしても、子どもたちから見て、なかったらいいのではないかと思っています。

好き嫌いについての会話の影響力

我が家には、7歳と5歳の娘がいます。2人とも私には似ず、特技とも言えるほど好き嫌いがほとんどありません。



ただ1つだけ、7歳の長女が唯一苦手な食べ物が「アボカド」です。主人も私も好きなアボカド。(特に主人は大好きです。)いろいろと調理法を試してみましたが、「食べられなくはないけれど苦手」と本人は言っています。



それを幼いころから聞いていた5歳の次女は、アボカドだけ食わず嫌いになってしまいました。食べてもいないのに苦手…これは7歳の長女の影響かなぁと思っています。 親子ないし家族の中で、好き嫌いに関する会話の影響力は意外に大きいのです。

繰り返し食卓に出し続けること

食事は楽しくするものですから、たとえ好き嫌いがあったとしても無理やり食べさせたり、叱ったりしてはいけません。人は新しい食べ物を受け入れるのに時間がかかると言いますから、たとえ食べなくても諦めず、出し続けることが重要です。3回ほどだしてみて、食べないからと諦めてしまう方も多いと聞きますが、10回くらいは諦めず繰り返し出し続けることが重要だと言われています。



美味しい!!という周りの雰囲気と、諦めない繰り返し。これが私たち親にできる工夫ではないでしょうか。

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