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華麗なる手のひら返し!出産前後で見方が変わった、夫の「ある食習慣」

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目にも止まらぬ夫の食べっぷり。
活躍の場がついに来た!


気になる…!夫の習慣


さかのぼること10年以上前。

結婚前、夫と付き合いだした頃、多くの社会人カップルがそうであるように私たちも仕事終わりによく一緒に食事に行っていた。

私が好きだという料理を、俺も好きだよーと言い、食の趣味も合うな〜!なんて喜んだのも束の間。

食事の回数を重ねるうちに、私はとある事に気付いてしまった。


夫(となるこの男)、召し上がるのがとてもスピーディでいらっしゃる。

要するに、とにかく「早食い」なのである。


提供された料理が、ものの数分でスルスルっと彼の口に吸い込まれていく。

いわゆる大飯喰らいの食べ方ではないのだが、「ま、丸飲みしてます?」と不思議になるくらい、早い。

付き合いたての頃は遠慮していたものの、付き合いが長くなってきたある日、思い切って聞いてみた。


「前から思ってたんだけど……食べるの、超早くない?」

「あーそうなんだよね。会社でもみんなに言われちゃって」


あ、良かった、思っているの私だけじゃなかった。


いや、違う違う。良くない。

早食いは良くないぞ。

さて、どうする?私。

華麗なる手のひら返し!出産前後で見方が変わった、夫の「ある食習慣」の画像1
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一緒に「食」を楽しみたい!


数年後、私達は結婚。

これからずっと3食を共にしていくならば!と彼に提案してみる。


「もうちょっと、こう、よく噛んでみるとか?健康にもイイらしいし」

「いや、でも軍隊入ったらさ、どこの国でもそうだよ〜早食いしないとなんだよ〜!」


あ、そうか、軍隊入ったらそうなんだ!

実は彼、某国で名を挙げた腕利きの傭兵なのだ……いやそんなわけあるかい。

夫は腰痛と眼精疲労がお友達、ゴリゴリのデスクワーカー。

全然早食い求められるフィールドにいないはずなんですけど。


そんな私たちなもんで、クリスマスコースディナーに出掛けても19時スタートで20時前にはコーヒーをすすっている。

12月なのに夫はアイスコーヒーを選択。

理由は早く飲み干したいから。


もう、お手上げである。


と言うことは、夫はさぞかしせっかちなのでは?となりそうなもの。

ところがどっこい、せっかちなのはこの私である。

結婚後、鬼軍曹さながらに「ほら行くよ!」、「靴早く履いて!」とまくし立てるのは、いつだって他ならぬ私なのだ。

彼は真逆の、おっとり穏やかタイプ。

「息子くぅん、靴が逆じゃない?それでいいの?そうかそうか」


食事のスピードだけが、異様に早い。

それが我が夫。

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まさかの「早食い」に助けられる日が!


それからも折に触れて、「よく噛みましょうね!」と早食いを注意する私。

そんな時、夫はというと、某有名お菓子屋さんのキャラクターのようにペロッと舌を出し、ピースサインをこめかみに当てて、ゴマかす。

やれやれ。


しかし大きく潮目が変わったのは、長男坊が離乳食を食べるようになった頃だ。

家でご飯作りを担当する者なら誰しも経験する


「今日はご飯作りたくない」

「人の作った物が食べたい」

「後片付けとかマジ勘弁」


この心の叫び達を優しく包んでくれるのが、「外食」である。

でも子連れでの外食は、ご存知のとおり、まったくゆっくり出来ないものでもある。

ところが、である!

何を隠そう、実は私には、この外食の場で夫の早食いに随分助けられた時期があるのだ。


レストランで料理が提供されると、夫はいつも通り、スルスルとご飯を食べ始める。

私は息子に食事用エプロンをつけたり、ウェットティッシュを用意したり、息子分の食事の取り分けをする。

息子に一口、二口、ご飯をあげ始める私。

ちょうどその頃。

「ご馳走さま〜席替わるよ!」

「早っ……じゃよろしく!」


そう。ここからは私のターン。

私は夫が息子に離乳食をあげるのを見ながら、人の作ってくれたご飯を、ゆっくり食べられるのだ。

し、至福〜!!

育児中、数えるほどしかないマイペースな食事がそこにはある。

夫が早食いで良かったと、初めて思った瞬間だった。


息子は食べ終わると動きたがるので、夫は息子を連れて店の周りを散歩してくるという。

とは言うものの、もう体重も10キロを超えている息子、重くない?

「全然!しかも時々、”たかいたか〜い”を挟むと、上腕筋も鍛えられるし良い筋トレだよ!」

……やっぱり傭兵出身なのかな。

この記事を書いた人
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獅子えもん

3歳差兄妹を育てる30代主婦。
転勤族の家に生まれ、転勤族の夫と結婚し、現在の住まいは人生17軒目。
趣味:LEGO。我が子の頭の匂いを嗅ぐこと。...

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