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制約だらけだったけど…娘の涙が物語る、先生とのかけがえのない1年

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小学校2年生、臨時休校を経験し、授業参観も社会科見学も発表会もなかった1年でしたが、娘のことばで気づいたことがありました。

休校中のクラス替え


我が家には、この春、小学校3年生になった男女の双子がいます。

思い返せば1年前、2020年4月。

本来ならば学校へ行き、小学校生活で初めてのクラス替えを経験するはずだった双子たちですが、学校は新型ウィルス感染防止のための臨時休校。

学校へ行くこと無く、休校中の宿題と共に配布された1枚のプリントで新しいクラスを知ったのです。

自分は2年何組になるんだろう? 

新しいクラスはどんな先生で、誰と同じクラスだろう?

そんなドキドキの登校を体感することもなく、プリントを見て

「ふーん、私は2組か」「僕は3組か」

と、なんともあっさりとした異例のクラス替え発表を経験したのでした。


ようやく休校が明けて登校することになったときも……

新しいクラスの先生やお友達との出会いがありましたが、異例の事態に、バタバタと何がなんだかよくわからないまま2年生はスタートしました。

娘のクラスは新任の先生だったので「どんな先生なのかな」とドキドキ。

緊張しながらのスタートでしたが、だんだんと家でも先生の話をするようになり「休み時間には先生と漫画の話をした!」とか「音楽の話をした!」と嬉しそうに話すようになりました。

かたや息子は、元々高学年を受け持っていた先生が担任に。

既に顔を知っている先生という安心感とともに「クラスには先生がお世話をしている魚がいる!」と大喜びで、「毎日学校に行ったら魚に会えるから楽しみ〜」と嬉々として登校するようになりました。


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近づく先生とのお別れ


学校再開後は、双子たちそれぞれが新しいクラスにも馴染み、楽しい時間が過ごせているようで安心していました。

そして……本当にあっという間に月日は過ぎ去り、気づくと2年生ももうすぐ終わりという頃。

休校期間を経たことで、私はなんだか2年生をワープをしたような感覚でした。


そんな春休み目前のこと、娘が夜中に突然泣き出したのです。

どうしたのか話を聞いてみると

「先生、変わっちゃうんだよね。もう先生には会えないの?」 

と言うのでした。

どうやら、担任の先生が変わってしまうことに不安を感じている様子。

「離任式の案内に先生の名前はなかったから、クラスは変わってしまうけど、学校にはいるよ。だから、先生には会えると思うよ」

そう伝えたのですが

「でも、先生は他の学年の担任の先生になってしまうんだよね。今までみたいに教室では会えないよね。休み時間におしゃべりはできなくなっちゃうよね」

と涙していました。


たしかに、職員室に行けば会えるかもしれない。

でも、他の学年の先生になってしまうと、今までのように休み時間に先生と話すことはできないかも……

約1年前、何がなんだかわからない中、突然に担任の先生ともクラスのお友達とも会えなくなり、次に登校したときには、新しいクラスにかわっていた娘にとって、クラス替えの日が近づくにつれてジワジワと感じる寂しさや不安は、はじめての経験だったのでしょう。

それほどまでに先生のことが好きだったのか。

この時、改めて娘の気持ちを知ることになりました。


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娘から先生への手紙


段々と、担任の先生とのお別れムードが高まる中、いよいよ2年生最後の登校日の前日。

娘はクラス替えを前に、先生にプレゼントを渡したいと手紙を書くことにしました。

「先生に渡すから、キレイな字で書きたい!」

と何度も下書きをして、一生懸手紙を書いていました。

「出来たー!」

そう言って娘の書きあげた手紙には、こんな言葉が綴られていました。


先生へ。

2年生のあいだ、おべんきょうをおしえてくれてありがとうございました。

先生のおかげで1年かん楽しかったです。

コロナで会えない日もありましたけど、1日1日がとても楽しかったです。

本当にありがとうございました。

他の学年の先生になっても、お勉強おしえるのがんばってください。

私も3年生がんばります。



私は、娘がいつの間にかこんな文章がかけるようになっていることに驚き、そして、本当にかけがえのない日々を過ごしていたんだと知りました。

1年生の終わりから2年生にかけて学校は休校になり、経験するはずだったたくさんのことを経験できないまま進級した子どもたち。

外遊びするときでもマスクを外せず、給食の時間もおしゃべり禁止。

お友達とも常にソーシャルディスタンスを気にしながら、制約だらけの中で生活してきた子どもたちの1年を想うと、私はつい、失ったものばかりに目がいっていたように思います。

そんな中で、先生がどれだけの愛情を持って接してくださっていたのか。

子どもたちが1日1日をどれだけ楽しんでいたのか。

娘のことばが心に刺さり、気づいたときには、自分でも驚くほど涙が止まらなくなっていました。

そして娘は2年生最後の日、そのお手紙を先生へ渡し「先生喜んでくれた!」と嬉しそうにしていました。


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2回目の進級


2021年4月。

双子たちにとって初めてとも言える、学校でのクラス替えの発表がありました。

新しいクラスの発表は、進級前の、元のクラスで行われることになっており、久々に先生に会える!と始業式の日を心待ちにしていた娘。

学校から帰宅するなり、矢継ぎ早に自分の新しいクラスやクラスメイト、新しい先生のことを教えてくれました。

そして大好きだった元の担任の先生にも、引き続き学校で会えることが分かってとても安心したようでした。


新しい先生やお友達とも出会い、新しい1年がスタートしました。

制約のある生活は続きそうですが、かけがえのない日々を精一杯楽しんで過ごしていってほしいなと願っています。


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この記事を書いた人
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おぎ

2012年生まれの小学2年生の男女双子の母
転勤族の妻
双子を連れて2度の引っ越し(広島・福岡)経験あり。
現在、都内ベンチャー企業にて短時間正社員として...

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