2つの大きな違い、それは、
・木製レールは自分の手で動かして遊ぶ、
・プラレールは電池を入れて自動で動くのを見て楽しむ、
この点ではないでしょうか。
小さい頃は動く電車を見るよりも、自分で電車を動かしたい!という欲求が強いようです。プラレールも手で持って遊ぶことはできますが、そのために作られたおもちゃではないのでレールが崩れやすく、何度も親が作り直さなければなりません。
次に違いとして挙げられるのは、レールや電車の繋げやすさです。プラレールのプラスチック部品を繋げるのは小さな子供では難しいです。木製レールなら、電車同士の連結は磁石なのでとても簡単、レールも上からはめるだけで繋がります。
上に述べた点から、おもちゃに慣れていない幼児には、
木製レールをおすすめします。
木製レールの長所は他にもあります!
・木でできているから温かみがある
・インテリアにしても素敵
・プラレールよりも狭い場所でもレイアウトが組める
短所も挙げておきます。
・値段が高い
・置いているお店が少ない
次にプラレールの利点をご紹介します。子ども視点で見ると一番は、リアルに走っている新幹線や電車がそのままおもちゃになっていることです。そこが電車好きの男の子にはたまらないみたいです。
そして親の視点での利点は、なんといっても安いこと。例えば、情景部品のトンネルで比較すると、プラレールのトンネルが実売価格300円なのに対して、木製レールは3,000円です。その差は10倍!これは親にとってかなり重要なポイントですね。
次に短所ですが、特に日中ずっと一緒にいるママ視点で重要なポイント、それは「モーター音がうるさい」ことです。プラレールをお持ちのママ友さんはみんな、「あのジージーというモーター音を一日中聞かされるのはウンザリ!」と言います。
他の短所は、
・電池の交換が頻繁に必要
・それなりのレイアウトを組むには広いスペースが必要
などがあります。
我が家の場合、両方を持っています。1歳半の時のクリスマスで木製レールをプレゼントし、4歳頃に知人からプラレールを譲り受けたのをきっかけにプラレールに移行しました。似たようなおもちゃが両方あって失敗したー!なんて思うことはまったくありません。それぞれ遊び方が違うし、年齢に合ったおもちゃを与えることが出来てよかったと思います。
木製レールは遊ばない日は一日もないくらい、それはもうよく遊んでくれ、空想世界に没頭できるので、おかげで家事がはかどりました。プラレールは木製レールに比較するとそれほどまでには遊んでいませんが、週末など時間のある時はパパと一緒に大型のレイアウトを組み立て、今も大活躍です。
筆者のおすすめは、
●赤ちゃん期から長く使いたい場合
・・・木製レール、電車おもちゃでまだ遊びたいようなら成長に合わせてプラレールに移行
●3~4歳頃から購入する場合
・・・手先が器用であればプラレール
・・・手先がおぼつかないようなら木製レール
●電車のおもちゃで長く遊ぶかどうかわからない場合
・・・安価なプラレールで様子を見る
このようにすることをおすすめします。