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公開 2021年01月11日  

あ、ゆで卵がむける。娘と行くモーニングは、発見の連続<第5回投稿コンテスト NO.62>

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hanaさんご夫婦が通っていた喫茶店。娘さんの成長とともに、再び足を運ぶようになったそうです。2人から3人になって、変わったこととは。



北海道で生まれ育ち、北海道の大学で出会い結婚した私たち夫婦。

結婚して数年後、旦那の転勤により愛知県に移住して早9年。

道産子は北海道愛が強いと言われておりますが、私たちもご多分に漏れず、北海道の話になるといかに北海道が素晴らしいかを語ってしまうし、定期的に「北海道帰りた〜い」と自然と口から出てしまうし、夏は涼しいのがいいし、冬には雪が見たい。

そんなこと言っていても、次の異動は何年先かわからないのだから、少しは愛知県のエッセンスを生活に取り込もう、なんて真剣に考えていたわけではないけれど、愛知グルメは楽しんでおかなきゃね!ということで、ひつまぶし、味噌煮込みうどん、みそかつ、などなど一通りの愛知グルメを楽しんだ私たち。

どれもおいしい。

おいしいけれど、なかなか生活に取り入れることは難しい。

そんな中、私たちは家のすぐ近くにある喫茶店に出合います。


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そう、愛知の有名な喫茶店。

なんなら引っ越してきた次の日くらいにはモーニングを楽しんだはずです。

最初は独自の文化である"小倉トースト"に違和感を覚えつつも、なんせ家から近くて(徒歩3分)、モーニングは11時までやっていて遅く起きても行けるので、いつしか週末の度にコーヒーと小倉トーストを食べに行くようになっていました。

トースト&ゆで卵のモーニング×2に、小倉あんを追加して二人で半分こが私たちの定番。

娘が産まれるまでは、10:45に起きてモーニングにギリギリ滑り込みなんてこともよくやっていました。

娘が産まれてしばらくは足が遠のきましたが、外にお散歩に連れて行けるようになってからは、帰り道で娘がお昼寝をしたらコーヒーを飲みに行くように。

すやすや眠る娘を横目に、起こさないように静か〜にコーヒーを飲みつつホッとひと息つく、至福の時間。

家族3人でモーニングにも行くようになり、徐々にまた行く頻度が増えていきました。

小さいうちは抱っこ紐で連れて行くものの、泣かれることもしばしばで、交代で立ってあやしながら急いでパンとコーヒーを流し込むなんてこともよくあったな。

そのうち、娘が離乳食を卒業し、パンやゆで卵を食べられるようになり、ジュースも飲むようになり、最初は私たちのパンやゆで卵を分けて食べさせていたのが、娘専用のジュースを頼み娘専用のモーニングが付いてくるようになり、最近はゆで卵を自分で剥けるようになり…。


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小さい頃は5分座らせておくのも一苦労で、すぐに泣いて子ども用イスから抜け出そうとしていたのが、今では子ども用イスがいい!と言ってごきげんで座ってくれて。

モーニングを通して、娘の成長を感じる今日この頃。

旦那と2人のときは小倉は半分こだったけど、今では3人で分け合っているので、ちょっと物足りないと思わなくもないけど、娘も小倉あんが大好きなので、がまんがまん。

ゆで卵の殻を剥いているときに落としちゃったときは、旦那か私のゆで卵を差し出す。

娘はゆで卵も大好きなので、がまんがまん。

夫婦の定番だったものが、今では家族の定番に。

娘はまだ3歳。

まだそんなに多くはないけれど、どこに住んでいたとしても、こんなふうに家族の定番を増やしていきたいな。


(ライター:hana)


※ この記事は2024年02月22日に再公開された記事です。

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