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同じ空間でそれぞれが別の本を読む。当たり前の光景が何だか幸せ<第5回投稿コンテスト NO.21>

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当たり前の光景にふと幸せを感じること、ありますよね?


出産して子育てをするようになってから、私は絵本好きになった。

絵本はおもしろい。絵やデザインがかわいく、ながめているだけで幸せになれる。

魅力的なキャラクターや登場人物に出会うことができる。

内容が単純であるため、ごちゃごちゃ考えずに力を抜くことができる。

そうかと思うと奥深い面もあり、考えさせられ、大切なことに気づくこともある。

何よりいいのは、絵本の中の世界に行けることだ。

私は絵本に魅了された。子どものためというよりは、自分のために、夢中で図書館に子どもと通い、夢中で子どもと読みたい絵本を選び、夢中で子どもに読み聞かせながら自分が絵本を読んだ。

毎日のように図書館に通い、上限の10冊を借りた。

家に帰るとすぐに全部読みたくなり、1冊終わると次、また1冊終わると次、と10冊を一気に読み終えた。

絵本によっては、興味のない内容のものもあったが、子どもは嫌がることなく最後まで横で絵本を聞いていた。


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上の子が小学校に上がり字を学ぶと、自分で本を読めるようになった。

私が読み聞かせることもまだあるが、今では自分で本を読む時間の方が多くなった。

下の子は上の子を見ているためか、字を覚えるのが早く、自分で絵本を読んでいる。2人とも本が大好きである。

私の夫は、パソコンでゲームの動画を見ることが趣味であり、それさえあれば幸せだという人である。自分の部屋にいると、パソコンの前でしっと動かず幸せそうにしている。

他に特に趣味もなく、家族みんなでリビングにいる時は、ソファに座っているか、ソファで寝ているか、ソファでぼーっとしているか、そんな様子で手持ちぶさたにすごしていた。

そんな夫が、リビングに置いてあった上の子の歴史のまんがをふと手に取り、読みだした。

そして、気に入ったようで読むようになった。私が話しかけても、夢中で読んでいて返事がない位だ。

夫も本を読むことが好きになった。

私は相変わらず絵本が好きなので、今でも子どもと一緒に絵本を読んで楽しんでいる。

子どもが自分で読んでいる時には、絵本ではなく本や雑誌を一人で読んで楽しんでもいる。


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このように、我が家はみんな本が好きで、いつのまにか本を読むことが習慣になっている。

もちろん、いつも本を読んで静かに過ごしている訳ではない。

毎日部屋中におもちゃが散らばり、走り回り、けんかをする声や大きな笑い声でとてもうるさい。

でも、そんな騒がしい日常の中、ふと静かになる時がある。

みんなが本を読んでいる時だ。

ひとりひとりが本に夢中になっていて、急にびっくりする位静かな時間に変わる。

それぞれがちがう本を読んでいるのだが、みんなが本を読んでいる。

同じ空間で、それぞれが別の、でも同じことをして過ごしているのだ。

きっかけは私が好きになったことだったのだが、今は家族みんなの好きなこと、そして習慣になっている。

家族の一員が好きになり興味をもつものは、いつのまにか影響を受けてしまう。

長男が好きになった戦隊シリーズに私と夫が一緒にはまってしまい、おもちゃを年甲斐もなく一緒に集めてしまったことがあった。

子どもが好きにならなかったら、おそらく一生興味を持つことはなかったはずだ。


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自分の両親の好きだった食べ物は、今でも私にとって特別な食べ物になっている。

味はそんなに好きではないのに、思い出が特別な味にしてしまい、なぜか好きなのだ。

大事に思っている人が好きなものは、自分も好きになるのかなと思う。

好きじゃなくても、特別なものになるのかなと思う。

家族で好きなものを共有し、習慣になったことは、お互いを大切に思えていたということなのかなと思う。

あたりまえに感じていた毎日の習慣は、家族の愛情で時間をかけて作られたものだったことに気付いた。

そして、習慣になるほどの月日を、家族といつのまにか過ごしていたことにびっくりした。

本当にあっという間だった。

大切に思う家族がいることと、今まで一緒に過ごしてこられたことをありがたく思う。

そして、きっとあっという間にすぎていくであろうこれからの家族との日々を、これからも大切に思って築いていきたい。そう思った。


(ライター:まこ)


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第5回記事投稿コンテスト『わが家の育児あるある』

応募期間2020年11月9日~2021年1月3日。入選発表は2月下旬を予定。
第5回コノビー投稿コンテスト、1次審査通過作品をお楽しみください。...

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