洗濯物を干している時に感じる。「わたし結婚したんだなぁ」の瞬間。

夫と暮らし始めて約10年。

いったい何度、彼に伝えてきたことでしょう。

洗濯物を裏返しで出されると、畳むときに、それを直さなきゃいけないんですよね。

それがもう面倒くさいんですよ、わたし。

なのに…。

なんど言っても裏返され続け、ついに私は決心しました。

「洗濯物は裏返さないで洗いたい」という私と、意に介さない夫…。

一緒に暮らす以上、どこかで落としどころを見つけないと、こういう喧嘩を繰り返すことになってしまいます。

私が夫との10年間で学んだことは、「伝えたいことは言葉にしなければ絶対に伝わらない」ということです。

「察して」とか「気づいて」などの甘い期待は、早めに捨てたほうがよろしい。

なぜなら、夫は最も身近な他人だからです。

洗濯物を裏返しにしてほしくなかったら、何度でも言葉にして伝えなければならないのです。


けどさ…。

こういう、「口うるさい妻」みたいなポジションになるのも、嫌なんですよね…。

話し合いなんて面倒だし、気が重いのは私も一緒。

ただ毎日笑い合って暮らしたい。


だから夫よ！

お願いだから、洗濯物は裏返しにしないでください。