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公開 2015年11月29日  

父親の自覚がない夫には「パパスイッチ」を入れよう!

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新米ママに多い悩みのひとつに「旦那が父親の自覚を持ってくれない」というものがあります。男の人はいったいいつからパパとしての自覚を持つのでしょうか?パパとしての自覚を持ってもらにはどうすればいいのでしょうか?そんなママの疑問にお答えします。

出典:http://www.vaterfreuden.de/partnerschaft/schwangerschaft-und-geburt/%E2%80%9Esp%C3%A4ter-vielleicht%E2%80%9C-%E2%80%93-wann-ist-der-richtige-zeitpunkt-f%C3%BCr-e

男性が父親の自覚を持つのはいつ?

女性の多くは、お腹が大きくなってきたり、胎動を感じたりすることで妊娠中に母親の自覚を持つと言います。では男性はいつ父親の自覚を持つのでしょうか?

大分県立看護科学大学で20代30代の父親に対して行った調査によると、妻の妊娠中に父親の自覚をもった人は少なく、6割以上の人は、「初めて子どもを見た時」「初めて抱っこした時」と答えています。

男性は女性より、親の自覚を持つのが遅いと言えますが、決して子どもが生まれた後に自覚がないわけではないのです。

「父親であると感じているか」との質問には、42人が「強く思う」、26人が「思う」と答え、“父親の自覚”がある父親は全体の97.1%という結果になりました。

「自覚」と「実感」は異なるもの

では、世の中の男性たちは、いったいいつ「パパスイッチ」が入るのでしょうか?

先輩パパさんたちに聞いてみると、「赤ちゃんが笑うようになってから」「自分に反応してくれるようになってから」「初めてパパと呼ばれて」という意見が多くみられます。つまり、男性は赤ちゃんが反応してくれるようになって初めて、パパとしての実感が沸いてくるという人が多いようです。

考えてみればママも同じではないでしょうか。胎児の心音を聞いたり、胎動を感じて、ママとしての自覚が芽生え、毎日赤ちゃんと接することで、ママとしての実感が沸いてくるのです。

もしあなたが自分の夫にさっさと「父親脳」に切り替わってほしいと思っているなら、赤ちゃんとダンナさんが触れ合う時間を長くするようこっそり根回しをするのがいちばん。

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「パパスイッチ」を入れるにはどうしたらいい?

旦那様がパパらしくなるには、子どもと触れ合うことがいちばん。ですから、積極的に赤ちゃんと触れ合ってもらいましょう。

とは言っても、いきなり抱っこや寝かしつけを頼んだり、ミルクをあげてもらったり、というのは難易度が高すぎます。
最初は赤ちゃんに触れてもらうことから始めていきましょう。


例えば、赤ちゃんを二人でいっしょに見て、ママが積極的に赤ちゃんに話しかけてみるのもよいでしょう。ベットに寝かせた状態で赤ちゃんに触れるだけでもOKです。

慣れてきたら徐々にスキンシップの機会を増やして

赤ちゃんに触れることに慣れてきたら、次に抱っこ、その次にお風呂に入れる、ミルクをあげる、というように徐々に難易度を上げていきましょう。

中央調査社が行った「父親の育児参加に関する世論調査」によると、20代、30代の父親の8割以上が、「お風呂に入れる」「子どもといっしょに遊ぶ」と回答しています。そして、6割近い人が「おしめをかえる」「ミルクや食事の世話」をしていることがわかりました。

実際、赤ちゃんをお風呂に入れるのはパパの仕事、という家庭も多く、パパも赤ちゃんをお風呂に入れるために頑張って早く帰ってくるようです。

いかがですか?
新米パパさんがパパらしく赤ちゃんと接してくれないのは、父親の自覚に欠けているのではなく、どう接していいのかわからない人が多いのです。

積極的に赤ちゃんに触れてもらうことで、パパスイッチを入れていってもらいましょう!

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