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「え、今日餃子だけ?」と言われたら……品数のお悩みを軽くする考え方

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『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』(コウケンテツ著/ぴあ株式会社)より、その一部をご紹介します。



人気料理研究家・コウケンテツさんのエッセイには、「料理をつくるのがしんどい」と感じる方の心を軽くしてくれる言葉がたくさん。

今回は書籍から一部抜粋して、食卓での「こうでなければならない」を変える考え方をご紹介します。


品数問題を解決する


副菜は「ごはん」!


毎日の食卓に品数を多く揃えないといけない。

そんな品数問題について悩まれている方も多いと聞きます。

「え!?今日餃子だけ?」

と言われ、ブチギレそうになった経験、ございませんか?


餃子は、見た目のシンプルさとは裏腹に、ものすごく手間がかかります。

キャベツ、 ねぎ、ニラなどの野菜を大量に刻んで餡を作る。

その餡を1個ずつ皮で包む。フライパンにきれいに並べて焼く。

そうです、これは大仕事です。

大量の野菜とひき肉と調味料とを和えるので、大きなボウルだって必要です。

さらに、餃子の餡を包むときには、調理スペースも広くとられてしまう。

やることがいっぱい。

こうした手間も時間も空間も必要な料理を作るときには、どうしたって他に品数を増やすのが難しくなります。



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「テーブルの脚が折れるくらい品数を揃えないといけない」といわれる食のおもてなしの国、中国にロケに行ったときのこと。

訪問したご家庭でこんな光景がありました。

保存容器にギュウギュウに詰め込んだ冷たい水餃子をそのままレンジで温め、タレをたっぷりぶっかけただけの晩ごはん。

副菜どころかお米などの主食もない。

それをとてもおいしそうに食べていたお父さん。

その姿を見て、我が目を疑いました。

全然、話ちゃうやんけ。


いや、まてよ、そもそも餃子には野菜もたっぷり、お肉だってたっぷり入っている。

皮は小麦でできているから炭水化物も補えるのか。

そうか、餃子こそ、これ1品だけで一食分まかなえるパーフェクトな料理だったのか。

餃子を作ったら、はい、今日の料理はおしまい。

全然OKなのです。

とはいえ実際、餃子だけでおなかいっぱいにしようと思うとかなりの数が必要になりますので、餃子の日はライスのみ添えましょう。

いわゆる餃子ライスですよね。

気持ちや時間に余裕のあるときだけもう一品副菜を作る。


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実はこんなふうに、「品数をもっと減らしてもいいのでは?」と僕が講演会などで提案すると、「子どもの栄養が心配」とか、「品数が少ない = 手抜きどはん=母親としてどうなのか」、と自問自答してしまう方が多いようです。


ちょっと待ってください。

そもそも、その1食、もしくはその日1日で必要な栄養 素をきっちり摂らなければいけない、と考えるのはあまりに無理というもの。

例えばうちの場合、なんとなく最近のごはんを振り返って、「茶色いお肉系ばっかりだったな」と感じたら、「今日はちょっと野菜系のおかずを入れてみようかな」くらいのゆるさで考えています。

時には野菜料理のかわりにきゅうりを丸ごと1本添えて良しとする日もあります。

トトロ好きの子どもたちは意外に大喜びしてくれます。

これが、我が家の実情です。


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