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公開 2020年12月01日  

保育園児3人!毎日の送迎が泣くほど憂鬱だった、あの頃の私に伝えたい事

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年子三姉妹の保育園への送迎が、毎日大変過ぎて涙したこともあります。でも時を経て、子ども達が成長したことで少しだけ余裕も。大変だったあの頃の自分に今、伝えたい事は……


年子三姉妹、保育園の送迎が大変でした


わが家の5歳・4歳・2歳の年子三姉妹は同じ保育園に通っています。

三女が自分の足でしっかり歩けるようになった今でこそ、少し余裕ができてきましたが、入園した当初は送迎だけでも毎日とても大変でした。

三女が生後4ヶ月で保育園に入園したとき、長女と次女はまだ3歳と2歳になったばかり。


子どもが3人になったことで、今まで自転車で保育園まで送迎していたのが出来なくなり、徒歩になりました。

しかし、まだ注意散漫な3歳児とイヤイヤ期真っただ中な2歳児が、歩いて登園するのは至難の業。


道端に落ちているものひとつひとつを拾って歩いたり、歩くのが途中で嫌になってグズってしまったり。


大人の足では約5分の距離でも、子どもと一緒に登園となれば30分かかってしまうことも少なくありませんでした。

それに加えて、3人分の保育園の荷物と自分の仕事の荷物。

週明けには子ども達の昼寝用のタオルケットがひとり2枚ずつの計6枚と大荷物。

雨の日は傘を持って歩くので、子ども達と手をつなぐことが難しく、周りに注意をしながら歩かせるのにとても神経を使いました。


ある日の帰り道、横断歩道を渡っている最中に次女が道の真ん中でふざけて止まってしまいました。

信号が点滅して赤に変わったのを見て、慌てて抱きかかえて走り「道路の真ん中で止まったらダメでしょ!危ないよ!」と思わず声を荒げて叱りつけてしまいました。

怒られたことで次女は泣き出し、その場に座り込んでしまい、そんな次女の姿にイライラした自分にも自己嫌悪を感じたこともありました。



毎日神経をすり減らしながらの送迎に限界を感じて、『わたしだって泣きたいよ』そんな気持ちに。

当時の次女はまだ2歳児。

危ないと伝えてもまだまだ自己判断して安全に歩くことは難しい年齢です。

そんな毎日の送迎が体力的にも精神的にもつらく、とても憂鬱に感じていました。


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安全に送迎するために色んな方法にチャレンジ


そこで、少しでも安全に登園するために、色々と工夫をしてみることにしました。

2人乗りベビーカーを使って、長女と次女を乗せて三女を抱っこ紐に入れての登園。

この案は安全に保育園に行くことは出来ますが、保育園に大きな2人乗りベビーカーを置く場所がないため断念。


車で送る案も考えました。

仕事は電車で通勤していたため、車での送迎をする場合、一度自宅に車を置きに戻らなければいけないので手間がかかります。

朝は道が混むので徒歩よりも時間がかかってしまうこともあり、場合によっては会社に遅れてしまう可能性もありました。


色々考えた結果一番良かったのが、自転車の前後に上の子2人を乗せて三女を抱っこ紐に入れて、自転車を押しながら保育園まで行く送迎方法。

抱っこ紐のまま自転車をこぐと危ないので、時間はかかりますが押していきます。

送迎したあとに、そのまま自転車に乗って駅まで行けるので、この案が一番の時短な上に子ども達を安全に連れて行くことが出来ました。

自転車用のレインカバーと、自分の大きめのレインコートで雨の日でも問題なく送迎が出来ます。

重たい自転車を押して歩くのは大変でしたが、小さな子どもと歩いて登園する大変さに比べればとても楽になりました。

新しい送迎方法を取り入れたことで、毎日憂鬱だった送迎の負担がグッと軽くなりました。


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4人目が生まれた今、でてきた余裕


現在、三姉妹に弟が生まれて、4人のママになりました。

最近、息子が上の子達とは別の認可外保育園に通いはじめたことで、送迎が2か所に増えました。


それにともない朝は、夫の時間に余裕があるときには、上の子達3人の送迎を担当してもらっています。

今考えると『もっと早く夫に相談して頼れば良かったな』と感じています。


当時は夫の通勤時間が早かったこともあり、『自分でなんとかしなくては』と抱え込んでしまい、誰かに頼ってはいけないと勝手に思っていたのです。

最近では朝はなんとか協力してもらえますが、夫は帰りが遅いためお迎えはわたしひとりで行わなければいけません。


それでも、子ども達はあの頃より成長し、自分達の足で歩き、安全を確認しながら歩けるようになりました。

みんなで信号待ちをしながら「青に~なれ~!」と魔法使いごっこをしながら帰ります。

もちろん今でもヒヤヒヤする場面はありますが、少し余裕すら持てるようになった今、あの頃の自分に『いつか必ず楽になるよ』と伝えたいなと思います。


※ この記事は2024年01月30日に再公開された記事です。

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