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公開 2022年03月27日  

テレビゲームを解禁したら、運動会で1等賞!?思わぬ効果にびっくり!

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「テレビゲームを買ってしまうと、ゲームにばかり夢中になってしまう…」そんなイメージはありませんか?私はネガティブな想像ばかりしてしまっていましたが、いざ購入すると予想外に嬉しい変化が…!いい意味で思い通りにいかないこともあるものだと実感した出来事です。


ついに来た、ゲームデビュー!


娘が小学生になり、「テレビゲームをいつ頃から買うか」が、ママ友間で話題になることも増えてきました。

そんな中、私はずっと買うことを渋っていました。

なぜなら子ども達は、親のスマホアプリゲームや実家のテレビゲームを始めると、他のことに全く興味がなくなるほど熱中してしまうからです。

「ゲームを手に入れてしまうと、兄弟喧嘩も多くなるだろう」

「『もうそろそろやめなさい!』と怒ることも増えてしまうかもしれない」

「他の遊びには興味がなくなってしまうかも……」

などと、ついネガティブなことばかりが頭をよぎります。


実は私も小学生の頃、兄とゲーム三昧な日々を過ごしていました。

それだけに、どれほど熱中してしまうかもよく分かっているため、いつ買うべきか悩んでいたのです。

しかし新型ウイルスが広がり、急におうち時間が増えました。

そこで、「家族で楽しめるなら……」と夫とゲームを買おうという話になったのです。

よくよく考えれば自分の体験として、ゲームは悪い事ばかりではなく、学ぶこともあったように思います。

攻略するにはどうしたらいいのか思考錯誤したり、兄と協力しながら進めていくことだったり。

幼いながらも一生懸命に考え、達成感も得られました。


我が子がゲームをすることについて、あれこれ考えましたが、最終的には購入することを決意!

私達が住んでいる地域では、人気のゲームも比較的簡単に手に入れることができました。

箱に入ったゲーム機を前に記念撮影をして、いよいよ箱をオープン……!!


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子ども達の反応は?


子ども達はテレビゲームの箱を見て大喜び!

家族で相談して、「平日は30分」と遊ぶ時間を決めました。


元々ゲームが大好きな私は、新しいゲームを始める時には一緒にサポートに入っていました。

近くで見ていると、小学2年生の娘はめきめき上達して、ストーリーなどもよく理解していきます。

コントローラーの使い方は、私よりも断然上手。


「次はどのドアに入ったらゴールに行くのかな」

「この敵はこの乗り物にのったら倒せるよ!」

難しい面が出てきても、あれこれと解決策を発見しながら真剣に取り組んでいます。


ゲームを始める前にはきちんと30分のタイマーをセットして、アラームが鳴れば弟を説得して自分からやめる娘。

その上、「あとで落ち着いてゲームをしたいから」という理由で、学校の宿題や習い事の宿題も進んでサッと終わらせるようになりました。


幼稚園の息子には少し早いかなと思っていたのですが、娘や私がやり方を教えると驚くほどのスピードで理解します。

そして柔軟な発想からか「どうやったらそんなことができたの!?」と私達が驚く方法で、ゲームをクリアすることも多々。


時々アイテムの取り合いなどで兄弟喧嘩をすることはありますが、30分と決められた時間なので喧嘩をしていてはもったいない!

すみやかに自分達で妥協案を見つけて解決している様子には、感心しつつも、微笑ましい気持ちになります。


ゲームの効果が、思わぬところで発揮!?


そんな4歳の息子、ゲームをするとキャラクターがジャンプする時に自分も飛び跳ねてしまうという癖があります。

わが家は賃貸マンションに住んでいるため、30分飛び続けるのも階下の方に迷惑ではと心配になった私。

そこで、ゲームはトランポリンの上でしよう!ということにしました。

プレイ中、トランポリンで飛び続け、30分後には汗だくに。

これが結構良い運動にもなっているようでした。


ちなみに息子は、運動がそれほど得意ではないようです。

歩きはじめた時期もゆっくりめ、ジャンプや階段の上り下りも周りのお友達よりずっと後にできるようになりました。

そして、ゲームを始めてはや1ヶ月。

平日は30分、休日は1時間、トランポリンの上で飛び跳ね続けたことになります。


そんな折、幼稚園では運動会があり、息子はかけっこ競技に参加しました。

走るのもきっとゆっくりだろうと思っていたので、私も夫も順位には全くこだわっていませんでした。

そして当日、かけっこの列に並んだ息子はやる気マンマン!

ビデオをのんびり構えた夫と私は微笑ましく見ていました。

ところが、合図がなって走り出した息子を見て、夫婦でびっくり!!

なんと、ダントツの1位になっていたのです。

「え!?なんで!?」と、喜びよりも驚きが隠せない私達。

特に練習もしていないのに、と思ったのですが、ふと、毎日トランポリンで飛び続けている息子の姿が脳裏に浮かびました。


帰宅後、運動会でよくがんばった息子をギュッと抱きしめつつ、足のふくらはぎを触ってみると……。

カッチカチ!!

毎日のトランポリンで、しっかりと筋肉がついていたのです。


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何事もやってみないと分からない


子ども達がゲームをすることに対して、ネガティブな想像しかしていなかった私ですが、実際は全く違いました。

最近では、週末になると家族4人で朝から難しいゲームにチャレンジすることも楽しみの一つです。

そんな時は「今日はパパとママも一緒にできる!」と子ども達も大喜び。

私達がいれば、難しい敵もやっつけられるからだそうです。

家族で協力してクリアすると、皆でハイタッチするのがお決まり!

一家団らんの時間を、みんなで楽しんでいます。


悪影響だとばかり思っていたゲームでしたが、予想に反してうまく生活の中に取り込むことができました。

これから子どもが大きくなるにつれ、ゲームとの関わり方にも変化はあると思いますが、都度みんなで話し合って楽しく付き合っていけたらいいなと思います。


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※ この記事は2024年03月22日に再公開された記事です。

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