姉妹とはいえ、違う人間だからイヤイヤも違う……。

そんなことは分かっているのです。

分かっているのですが、イヤイヤがやさしすぎる!

こんなに生やさしいはずがない!!


「3人目だからそう感じるんじゃない?」と言われることもあります。

確かに、その側面はあります。

三女が1人目の子だったら、このイヤイヤでもだいぶ気力が削られたことでしょう。


でも、やっぱり三女は、私がこれまで経験した“イヤイヤ期の子ども”とは違いすぎて!


特に長女は癇癪がひどくて、「我慢することが難しい年齢なのだ」と頭では理解していても、途方に暮れてばかりいました。

イヤイヤ期の子どもへの言い聞かせは、「今」ではなく「未来」のためのもの。

そう思いながら対応していても、さながら修行、それも苦行のようなもので……。

正直、憂鬱でしかありませんでした。


ところが三女は、毎回ではないにしろ、だいたいのパターンで説得の余地があり、しかもわりと成功します。

これまでの「イヤイヤ期」に対する私の認識を覆される思いです。


三姉妹の寝かしつけ事情を比べた時にも思いましたが、個人差とはいえ、振れ幅大きすぎない!?

三女には、驚かされてばかりです。