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謝罪の言葉、今なら素直に受け取れる。子育てをして、いじめっ子の後悔に思う事は

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中学生の時に、女友達に仲間外れにされたことがあります。
親にも言えずひたすら苦しかった思い出は、子育てを通して私の中で少しずつ変化していきました。

中学3年生の時、急に仲間外れにされて


中学3年生の3学期。

一番仲の良かった女友達から、急に仲間外れにされたことがありました。

キッカケは、不良っぽい女子グループからの悪ふざけの誘いに、その子が乗ったこと。


仲良しの子がいない中学生生活というのはとてもやりにくい。

教室を移動する時。

班を作る時。

体育の時間にペアで柔軟運動をする時。


孤独だし、そのグループからはコソコソ笑われ、毎回気まずく、恥ずかしい思いをする羽目になりました。

元々は、仲良し二人組だった私たち。


その女友達以外にも友人はいましたが、グループやクラスが違い、すぐに仲間に入れてもらったり、一緒に行動したりはできませんでした。

私はどんどん学校に居場所が無くなり、ある日突然、イヤイヤ学校に行くのがバカらしくなりました。



学校に行かなくなった私は、親に怒られ、先生が家庭訪問してくれたりしましたが、「いじめられて仲間外れにされている」と、どうしても言うことができず……。

なにかと仮病や嘘で突き通し、数週間休み続けました。


でもある日、ついに母親が思い詰めた顔で「アンタが学校に行かないなら母さんは実家に帰る!」と荷造りを始めてしまい……。

慌てた私は、仕方なく通学を再開。


私は他の友人のグループに入り、結局、卒業式までその女友達と仲直りすることはありませんでした。

そして月日は流れ大学生になり、そんなイザコザは忘れかけていた大学4年生の夏。

数年ぶりにその女友達から連絡があったのです。


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思いがけず、電話で謝罪を受けて…


実はその電話の数時間前。

中学生時代の他の友人から連絡があり、「どうしても話したいことがあるから電話番号を教えてくれと言われた」とのことでした。

なんだろう…と思いつつ電話に出ると、なんとそれは、中学生の頃の仲間外れに対する「謝罪」の電話でした。


「悪ふざけのつもりで、本当に傷つけてごめんなさい」

「私はなんてひどいことをしたんだ、とすごく後悔した」

とひたすら謝られました。


その友人は高校卒業後すぐに結婚し、若くして母親になったそうです。


「自分が母親になって、初めてことの重大さに気付いた」

娘さんを育てるにつれ、自分が中学生の時に私にしてしまったことへの後悔や申し訳なさでいっぱいになり、どうしても謝りたくなった、とのことでした。

でも、その時、私が感じたのは「正直、今さら謝られても…」という気持ちでした。

「自己満足で連絡されても」と、どこか冷めた気持ちで、かつての友人の謝罪を聞いていたのです。



「もう気にしてないから」

「また会ったら話そうね」

そんな気もないのに、そう言って電話を切りました。


そしてさらに月日は流れ、私もその子と同じように、親になりました。


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自分が親になった今なら、分かる


自分が子育てをしてみてわかったのは、「昔のことをとてもよく思い出す」ということ。


楽しかった経験、逆に悲しかった経験を色々と思い出し、さらにそれを自分の子どもに重ねてしまうこと。


ふいに「ああ、あの子もそうだったのかもな…」と、急にその女友達を思い出しました。


「昔、自分がしてしまったことをきちんと謝っておきたい」と、その子が私に電話をしてきたのは、「そうでないと子どもとまっすぐ向き合えない」と思ったのかもしれない……。


それもあって私に謝ろうと考えたのかな、と。


だって、自分が「いじめる側に立った過去」に向き合わないと、いつか自分の子どもがそういったトラブルに巻き込まれた時に後ろめたさを持ったままになってしまうから。

すべて私の想像でしかありません。


でも、もし女友達が「子どものために」「母親である自分のために」私に電話をかけてきたのなら、真摯に過去に向き合った彼女は自分にも子どもにも誠実な女性だと思います。



私も今なら彼女に、スカスカの社交辞令なんかじゃなくて、「もう会わないかもしれないけど、お互い子育てがんばろうね!」と、心から言えるかもしれません。

私が自分の子ども達にしてあげたいこと


ちなみに私の母親は、私が仲間外れにされていたことに、全く気づいていませんでした。

母が事実を知ったキッカケは数年前、私が実家から中学校の同窓会に参加した時のこと。

「〇〇ちゃん(その女友達)とは卒業後会ってないの?」と母から聞かれたのです。


私の中では終わった話だったので、「いや、それがさ~…」と軽い気持ちで一連の流れを話しました。

母親はその当時、そんなこと想像もしていなかったようで、ひたすら「気づかなくて本当にごめんね」と謝られました。
(単なるサボりだと思っていたという暢気ぶりに私が逆に驚きました)

当時の母親は共働きで、父方の祖父母との同居のストレスもあり余裕が無かったんだと思います。


当時の私は反抗期でした。

親と向き合って話すなんて、したくない気分。

さらに、自分がいじめられているなんて知られたくない!というプライドもありました。

根掘り葉掘り聞かれて、「大変だったね」とか「お母さんは味方だよ」とかそんなセリフは、惨めな気持ちになるだけで、当時は言われたくなかったのです。


でも、「気づいてほしい」とは思っていたのかもしれません。

そのうえで、私の気持ちを尊重して、そっとしておいて欲しかった。

圧を感じてしまう先生の家庭訪問も適当に断って欲しかったし、先生が帰った後、母親からも責められたのは本当につらかったのです。


親となった今は、できるだけ子どもの悩みに気づいてあげられたらいいなと思っています。

そしてその状況に応じて、子どもの気持ちを一番に、柔軟に対応してあげたい。



これも親になって初めてわかること。

育児を通じて、自分はたくさんの経験をさせてもらっているんだな、と改めて感じます。


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この記事を書いた人
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あめの

3歳息子と2歳娘の母、あめのです。

年子育児に奮闘しつつ自分と向き合う日々は
慌ただしいですが宝物です。...

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