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好き嫌いは、ワガママじゃない。元偏食っ子が語る、食べない子のきもち

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好き嫌い、食べるのに時間がかかる、小食……等々、子どもの食の悩みは尽きません。我が子の健やかな成長のために、色々心配になってしまうのが親というものですよね。

カレー、ハンバーガー、オムライス

今も昔も子どもに大人気のメニューですが、驚くことなかれ、私が子どもの時に苦手だったメニューのほんの一部です。

野菜は当たり前に苦手でしたし、と・に・か・く偏食でした。

今では問題なく何でも食べられるようになりましたが、元偏食っ子の私がなぜ食べなかったのか、そしてどうして食べるようになったのか、当時の自分の気持ちを紐解いてみたいと思います!


幼稚園でなら食べるのに

これは私自身、母親になってから友達との話題でもよくあがります。

「ほんとだよね~。食べられるなら家でも食べてよ!って思っちゃう」

というのが親心ですが、子どもの頃の私の気持ちはこうでした。


ズバリ、“家は安心できるところ。無理して食べたくない”


集団生活の場では、先生や友達の目もあり、子どもながらに色々考えてしまうものではないでしょうか。

「残したらみんなに何か言われちゃうかも?」

「食べられない、って言ったらカッコ悪いかな」


食べたくないな……でも周りからどう思われちゃうかな?→「よし、もう、食べちゃおう!」

個人的には、これが「幼稚園では食べる」のカラクリなのかなと思っています。


一方、家では「これ嫌い~」と言えば親から、「まったくもう~」と言われながらも、なんとなく食事を終わらせられます。

ソファになだれ込んだら、うやむやに出来たりもします。

そういうことを当時の私は知っていたので、そっと嫌いなメニューを食卓に残し、これまたそぉっと、お風呂へと姿を消していたのでした。


ここで大切なのは、「じゃあ厳しく言えばいいってこと?」という単純な話ではないのかな、というところです。

元偏食っ子の私からすれば、苦手だけど集団生活の場では頑張って食べているお子さんを、どうかまず、褒めてあげてほしいのです。

「苦手だけど、お友達と一緒の時は食べているんだね。

えらい!お母さんも一生懸命作っているからいつか食べてほしいなぁ~」

という具合に。


子どもはいつだって、なんだって親から褒められたいもの。

そのうち「あれ?家でも少し頑張って食べたらお母さんは喜んでくれるのかな?」と前向きな方向に変わってくれるかもしれません。

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ウチの子、集団生活の場でも食べません…

はい、私はもちろん、こちらのタイプでした。


とにかく嫌いなものは誰にどう思われようと食べたくない。

口に入れると気持ち悪くなってしまう。

実は偏食で一番悩んでいるのは、お子さん自身なんですよね。

偏食っ子のツライところは、いつでもどこでも食事のメニューが気になってしまって仕方ないこと!


どういうことかと申しますと、まずは給食のメニュー。

今日は体育があって嬉しい!

あぁ、でも今日も嫌いなメニュー、どうやってやり過ごそう。


友達の家で誕生日パーティーにお呼ばれした!

楽しみだけど、食べられるメニューあるかな……。


楽しいイベントにも、いつも心配がついてまわります。

私なんて小学5年生の時の林間学校で、夕食メニューがカレー&豚汁と知って絶望した時の気持ちを、今でも鮮明に思い出せます。


そんなお子さんの様子を見たら「みんな食べているんだから、食べればいいでしょ!」と一喝する前に、少しだけ、想像してみて欲しいのです。

例えば、こんな風な声掛けはどうでしょうか。

「うーん、心配だよね。

じゃあ、少なく盛ってください!って言ってみるのはどう?」

もしかしたら、お子さんの不安な気持ちや葛藤が垣間見えるチャンスになるかもしれません。

また、イベントなどで事前にメニューが分かるのであれば、一度ウチで一緒に作ってみる、というのも素敵なアイデアだと思います。


繰り返しになりますが、偏食の子は「食べられたらいいな」と常日頃から思っているはずです。

それは「縄跳びが上手に跳べたらいいな」や「計算がスラスラ出来たらいいな」というものと同じ類ではないかな、と私は思います。

食べたいんだけど、どうしても食べられない。

私はそうでした。

縄跳びや計算が苦手なお子さんに対して「みんなが出来るんだから、出来るでしょ!」とは、なかなか言いませんよね。

それと同様に、どうしたら食べられそうか寄り添って耳を傾けてみる。

「苦手なのは味?匂い?それとも、食感?それか特定の食材かな?」

など、ヒントを出してあげると、お子さんも答えやすく、「お母さんは味方なんだ!」と安心できるのではないかな、と感じます。

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食べられるようになったキッカケ

振り返るとドラマチックなキッカケはなかったのですが、大学に進学し、一人暮らしを始めたことが大きいです。

新しい友人とのお付き合いのうちに外食も増え、自然となんでも食べられるようになってきました。

また自炊をする機会も増え、「食」に向き合う時間が増えました。

食に興味のなかった小さい頃の私に、一生懸命料理を教えてくれた母には、今でもとても感謝しています。


料理を作ると、おのずと作業工程が分かりますよね。

私はかつて、麻婆豆腐や八宝菜がなぜあんなにドロドロしているのか、本当なんなんだアレは……と思っていました。

それも、水溶き片栗粉でこうなるのね!と知ってからは食べられるようになり、今では大好物です。

とろみの理由が分かって、なるほど~と、安心したんですね。

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母になった今現在

私は小さい時、自分が母になったら「嫌いなものを子どもに無理やり食べさせたりしないぞ!」と強く思っていました。

しかし今は2児の母となり、栄養バランスも考えると、やっぱり好き嫌いせずしっかり食べてほしいと思ってしまう、THE普通の親となりました。

でも、苦手だな~の気持ちに共感することは忘れないようにしています。


息子が「あ~野菜の入ってない焼きそばが食べたい~」と言ったら

「わっかる~お母さんもそれ超思ってた!

お母さん野菜入り焼きそば初めて全部食べたの、15歳くらいの時だよ!」


「え~それって遅すぎない?15歳って!15歳って!」と笑われたり。


「だから野菜は大人の半分くらい食べてくれたらOKだよ!

お母さんの5歳の時よりずっとえらいよ!!」


我が家ではこんなゆるーい会話が繰り広げられています。


これからも一生続いていく「食」。

長い目で見て、楽しく、美味しく、健康に付き合っていけたら最高ですもんね。

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この記事を書いた人
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獅子えもん

3歳差兄妹を育てる30代主婦。
転勤族の家に生まれ、転勤族の夫と結婚し、現在の住まいは人生17軒目。
趣味:LEGO。我が子の頭の匂いを嗅ぐこと。...

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