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公開 2021年09月30日  

新生児の外出はいつから?外出時の持ち物や注意点をご紹介

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出産後の帰省、里帰り出産からの帰宅、赤ちゃんの外気浴など、新生児の赤ちゃんには外に出る機会がたくさんありますが、果たしていつから本格的に外出できるようになるのでしょうか。この記事では、「新生児を連れての外出に必要な持ち物や注意点は?」「新生児でも外出できる?」「車や公共機関はいつから利用できる?」など、パパ、ママと赤ちゃんの外出デビューについてご紹介します。


目次 新生児の外出はいつから?
車や電車、飛行機はいつから大丈夫?
新生児との外出時の持ち物
車での外出で準備すること
新生児とおでかけする時に気をつけたいこと
もしも外出時に赤ちゃんが泣いてしまったら
しっかりと準備をしておきましょう

新生児の外出はいつから?

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新生児との外出は、生後1ヶ月を目安に始めましょう。

出産、退院後の赤ちゃんは基本的に家で寝て過ごします。

出産を頑張ったママも、赤ちゃんのお世話をしながら体調回復のために体を休めるのが一般的。

とはいえ、ずっと家にいては息がつまり、赤ちゃんと一緒に外出したくなることもあるでしょう。

1ヶ月検診が終わってから、赤ちゃんと一緒に近場ら外出を始めるのが良いでしょう。


車や電車、飛行機はいつから大丈夫?

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赤ちゃんが外出に慣れてくると、遠出したくなりますよね。

里帰り出産で自宅に戻ったり、赤ちゃんのお披露目に帰省をしたいと考える方もいるでしょう。

車や電車、飛行機を使っての外出はいつからできるのでしょうか。


車のおでかけはいつから?


車でのおでかけは新生児からでも問題ありませんが、月齢の低い赤ちゃんを車に乗せるときは月齢にあったチャイルドシートを使用してください。

新生児の赤ちゃんはまだ体温調節機能が整っておらず免疫力も低いため、車内の温度にも気を配り、特別な用事がなければ人混みに連れていくのは控えるようにしましょう。

車の揺れが心地よくて眠ってしまう赤ちゃんも多く、寝かしつけのためにドライブをするパパやママも少なくありません。


電車のおでかけはいつから?


電車を利用したおでかけは、1ヶ月検診で医師の許可を得てからがよいでしょう。

「そろそろ外出しても大丈夫ですよ」と医師からいわれていれば、最寄りの駅までバスを利用して電車に乗り継ぐことも基本的には問題ありません。

しかしやはり、体力がなく免疫力の弱い赤ちゃんですから、混雑時の利用や長時間の乗車は避け、感染症が流行っている時期の人込みへの外出は控えた方が無難です。


飛行機のおでかけはいつから?


生後間もない新生児でも、航空会社の規定では飛行機を利用することが可能です。

国内線、国際線問わず「同伴者がいて生後8日以上の赤ちゃんならOK」というところが多いようですが、「生後3日以上で医師の診断書があればOK」「生後15日以上で同伴者の膝の上に座ればOK」など航空会社によって多少ばらつきがあります。

新生児を連れて飛行機に乗る場合は、利用する航空会社に問い合わせてみましょう。


新生児との外出時の持ち物

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初めての赤ちゃんとの外出はわからないことも多く、おむつにおもちゃ、着替えなどいろいろつめ込んで荷物が多くなりがちです。

そうかと思えば、「あれがない!」など忘れ物があって外出先で困ってしまうこともあります。

赤ちゃんとの外出で何を持って行くか迷ったら、次の持ち物リストを参考にしてください。

1.おむつ
2.おしりふき
3.おむつツポーチ
4.ビニール袋
5.ガーゼハンカチやタオル
6.着替え
7.授乳ケープ
8.哺乳瓶
9.粉ミルク
10.水筒
11.母子手帳
12.診察券や健康保険証、医療証、お薬手帳
13.赤ちゃんのお気に入りのおもちゃ
14.おくるみ
15.抱っこひも
16.ベビーカー

暑い時期なら「帽子、日焼け止め、保冷剤、保冷シート、うちわ、扇子、扇風機」、寒い時期なら「防寒用の帽子、ブランケット、レッグウォーマー」などもあるとよいでしょう。

細々したものが多くなりがちなため、おむつ替えグッズはおむつポーチに、母子手帳や診察券などは母子手帳ケースになど、カテゴリごとにまとめて入れておくと使いやすいです。

「ベビーカーにのせて移動するから抱っこひもは不要」と思っていても、いざ外出してみると抱っこを求められ、結果的に重宝することもあります。

赤ちゃんの性格によって持ち物を増やしたり減らしたりしながら、赤ちゃんにベストな状態になるようカスタマイズしましょう。


車での外出で準備すること

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車での外出なら、荷物が多くてもそれほど負担にはなりません。

前述の持ち物リストにあるものを持って行けば問題ないでしょう。

赤ちゃんを車に乗せる際は、チャイルドシートが必須です。

チャイルドシートは、「乳児用(0~1歳6ヶ月、~13kg)」「乳児、幼児用(0~4歳、~18kg)」「幼児、学童用(1~11歳、9~36kg)」「学童用(3~11歳、15~36kg)」など、月齢や年齢、体重などで使用期間が指定されています。

子どもにあったものを選んで使用してください。

また、赤ちゃんに直射日光があたるのを遮るためのカーシェードや、後部座席を確認するためのミラーなどを車に設置しておくと便利です。


新生児とおでかけする時に気をつけたいこと

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まだ外出に慣れていない赤ちゃんを連れておでかけする際は、次のことに気をつけましょう。


短時間から始める


久しぶりのおでかけにママは心が躍るかもしれませんが、赤ちゃんと一緒の外出は短時間から始めましょう。

ママにとっては普通のことでも赤ちゃんにとっては刺激が強かったり、室内外の温度変化が負担になったりする可能性があります。

まずはベランダ、庭先、近所の散歩など、近くて行き慣れたところからスタートすると安心です。


人が多い時間帯を避ける


免疫力が弱く体力のない赤ちゃんは、多くの人が混雑する中で感染症をうつされる可能性があります。

人が多い時間帯や場所は避けた方がよいでしょう。

商業施設で用事を済ませる際は平日の昼間にする、インターネットショッピングを利用する、移動は車で行うなどして、赤ちゃんを危険にさらさないように意識しましょう。


生活リズムを崩さない


おでかけする際は、赤ちゃんの生活リズムを崩さない時間帯やタイミングを選びましょう。

外出中は授乳場所に気をつかって時間がずれたり、さまざまな音に反応して昼寝ができなかったりすることもあります。

ちょっとしたことで生活リズムが崩れると、夜泣きを引き起こしたり夜ぐっすり眠れなかったりする可能性も。

生活リズムを元に戻すのも一苦労ですし、赤ちゃんに負担がかかってしまうため、出来る限り生活リズムは守りましょう。


気温の変化に注意


体温調節機能が発達中の赤ちゃんは、外の気温にあわせて上手に体温を調節できません。

外出する際は外気温にあわせて着たり脱いだりしながら調節しやすい服装を選んであげましょう。

外が寒いからといってたくさん着せたものの、屋内は暖房が効いていて汗をかき、外に出て冷えて風邪をひくといったことも考えられます。

また、夏の晴れた日はアスファルトの照り返しで大人が感じるよりも高温の中に赤ちゃんがいることもあります。

日陰を歩く、こまめな水分補給を心がけるなど、熱中症に気をつけましょう。


赤ちゃんの安全を第一に考えて


短時間のおでかけでも、適宜ベビーカーや抱っこひもを使用して、赤ちゃんの安全を確保しましょう。

「ちょっとそこまでだから」「慣れた道だから」と思っていても、産後の体が思うように動かずつまずいてしまう可能性もあります。

赤ちゃん用の荷物をもって赤ちゃんを抱っこして、「うっかり赤ちゃんが手を離れてしまった」「受け身が取れずにママが大きなけがをしてしまった」ということがないよう気をつけてください。

ママも動きやすい服、歩きやすい靴などを選び、安全第一で行動しましょう。


もしも外出時に赤ちゃんが泣いてしまったら

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外出している時に赤ちゃんが泣くと、周りの目が気になって焦ってしまうものです。

赤ちゃんが泣いたときは、次のような対応をしてみましょう。


絵本やおもちゃなどであやす


赤ちゃんの気持ちが紛れるよう、絵本を読んだりおもちゃであやしてみたりしましょう。

少し荷物になるかもしれませんが、赤ちゃんのお気に入りのおもちゃや絵本を持参しておくといざという時に安心です。

バスや電車、飛行機など、限られた空間で赤ちゃんが泣きだすと迷惑に感じる人もいますが、必ずしも全員がそうではありません。

焦らず、まずは笑顔であやしてみましょう。


外の空気を吸って気分を変える


あやしても泣き止まない場合は、場所を変えてみましょう。

お店の中なら外に出る、バスや電車ならいったん降りる、飛行機ならば安全を確認しつつ席を立つなどすれば、気分が変わって赤ちゃんが泣き止んでくれることも。

周りの目が気になるママも、場所を変えて外の空気を吸うことで心を落ち着け、泣き止ませることができるでしょう。


しっかりと準備をしておきましょう


新生児の赤ちゃんは、生後1ヶ月を目安に外出できるようになります。

車はもちろん電車や飛行機などを利用することもできますが、赤ちゃんの様子を見ながらにしましょう。

必要な持ち物やあやす用のおもちゃなどしっかり準備しておけば、赤ちゃんとの外出もそれほど難しくないかもしれません。

「短時間から始める」「人混みは避ける」など赤ちゃんの安全を第一に考え、外出するようにしましょう。


※ この記事は2024年01月23日に再公開された記事です。

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