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公開 2021年09月29日  

出産の入院準備はこれでバッチリ!準備する時期や持ち物リストをご紹介

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出産が近づくと必要になってくるのが入院の準備。「何を準備したらいいの?」「これって必要?」「いつ頃までに準備すべき?」などと頭を悩ませている方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、入院準備で必ず用意するもの、あると便利なもの、産院が用意してくれるものなどをご紹介します。双子出産のための入院準備にも触れていますので、参考にしてください。


目次 出産の入院準備はいつから始めるの?
出産で入院する時の準備リスト
双子ママの場合
産院で用意してくれるもの
退院する時に必要なものってあるの?
早めに準備をして入院にそなえましょう

出産の入院準備はいつから始めるの?

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出産が近づくにつれ、「陣痛に耐えられるかしら…」「初めての入院で緊張する」など、不安になるママは多いではないでしょうか。

お腹が大きくなって動きづらくなったり、ホルモンバランスの関係で体調不良になったりなど、思うように入院準備を進められないこともあるでしょう。

また、出産予定日まで時間があると思って準備をしていなかったのに「突然陣痛が始まった」「念のため早めに入院することになった」という可能性も。

いざというときに慌てないよう、出産のための入院準備は妊娠36週を目途に早めに行い、持ち物はわかりやすいところにまとめておくようにしましょう。

また、入院準備を進めるとともに、産院までの交通手段や入院時の連絡方法、兄弟がいる場合は上の子のお世話を誰に頼むかについても決めておくと安心です。


出産で入院する時の準備リスト

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出産に備えて、具体的にどのようなものを用意すればいいのでしょうか。

必ず要るものとあると便利なものに分けてリストを見てみましょう。


必ず必要なもの


【ママに必要な入院グッズ】
1.母子手帳
2.産院の診察券
3.健康保険証
4.印鑑
5.パジャマ 2~3枚(授乳しやすい前開きタイプがベター)
6.授乳用ブラジャー 3枚程度
7.母乳パッド
8.産褥ショーツ 3枚程度
9.産褥パッド、夜用ナプキン
10.ボディーソープやシャンプーなどのお風呂セット
11.歯磨き、洗顔、ヘアブラシなどの洗面用具
12.タオル
13.眼鏡やメガネケース、コンタクト用品
14.入院手続きに必要な現金
15.大きめのバッグ、マザーズバッグ

【赤ちゃんに必要な入院グッズ】
1.授乳用ガーゼハンカチ
2.おしりふき
3.新生児用おむつ

母子手帳や診察券などは母子手帳ケースにまとめておくと保管しやすいです。

産褥ショーツの代わりにサニタリーショーツを用意する人もいますが、産褥ショーツを使用したほうが産後の診察はスムーズでしょう。

産褥パッドも、悪露の様子を見ながら使用し状況に応じて生理用のナプキンに変える人もいらっしゃるようです。

産院によっては、出産予定日が近づいたタイミングで事前に入院手続きをしてくれ入院時に現金は必要ない場合もあるようです。

準備をする際には産院に確認しましょう。

また、赤ちゃんに必要な入院グッズは産院が用意してくれることが多いですが、授乳用のガーゼは自分で多めに用意しておきましょう。

産院で用意してくれたものが足りなくなった時のためにおむつやおしりふきも必要です。

必要なものがそろったら、大きめのバッグにまとめて準備完了です。


あるとより便利なもの


【ママが使用する入院グッズ】
1.カーディガンやパーカーなど羽織れる服
2.スリッパ
3.靴下 2~3足
4.ボックス型ティッシュペーパー
5.ビニール袋
6.筆記用具
7.円座クッション
8.授乳クッション
9.骨盤ベルト
10.基礎化粧品、メイクアイテム
11.リップクリームやハンドクリーム
12.乳首ケアクリーム
13.汗拭きシート
14.綿棒や爪切り
15.ドライヤー
16.イヤホン
17.スマートフォンや携帯型音楽プレーヤーなどと各種充電器
18.アイマスクや耳栓
19.コップ、スプーンやフォーク、箸
20.おやつ
21.小銭

【赤ちゃん用の入院グッズ】
1.ベビー用爪切り
2.バスタオル

【分娩中にあるとよいもの】
1.飲み物
2.ストロー
3.陣痛を和らげるアイテム
4.タオル
5.うちわ
6.軽食
7.スマートフォンやデジタルカメラ

カーディガンがあると、肌寒いときや院内で買い物に行ったりする際、授乳の際にさっと羽織れるので便利です。

スリッパは履き慣れて歩きやすいもの、靴下は足を締め付けないものがおすすめです。

入院中の着替えやごみをまとめるのにビニール袋は多めに用意し、初めての出産では授乳で乳首が痛くなることも多いため、ケアクリームがあるとよいでしょう。


出産後は医師の許可が出るまでお風呂に入れないため汗拭きシートを使用する人もいらっしゃるようです。

また、赤ちゃん用のバスタオルを用意しておくと、添い乳などで赤ちゃんと一緒にベッドに寝る際に使用したり、おくるみ代わりに使用したりと重宝します。


入院グッズは基本的に産後に病室で使用するものです。

陣痛中にあると便利なものは、入院で使用する持ち物と分けておいた方が使いやすいかもしれません。


双子ママの場合

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双子ママ(三つ子など多胎妊娠含む)の場合、管理入院などで予定よりも早く入院する可能性が高いです。

入院準備はできるだけ早めにしておくようにしましょう。

入院グッズは前述のものを準備しておけば基本的には大丈夫ですが、入院が長期になる場合は次のようなものも一緒に用意しておくと便利かもしれません。

1.ハンガー
2.S字フック
3.小さめのかご
4.洗濯洗剤

管理入院中は点滴をしていることが多く、お腹の大きさも相まって、思うように動けません。

必要なものは小さめかごに入れ、S字フックでベッドの策にかけておくと便利です。

また、長期入院の場合、家族に着替えの交換や洗濯をお願いできないこともあるかもしれません。

院内で自分で洗濯するとき用に洗濯洗剤があるとよいでしょう。


産院で用意してくれるもの

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入院中に使用するもののうち、次のものは、産院が用意してくれることが多いです。

1.分娩時の着衣
2.母乳パッド
3.産褥パッド
4.ナプキン
5.洗浄綿
6.赤ちゃんのへその緒を入れる箱
7.へその緒の消毒セット
8.赤ちゃんのおしりふき
9.新生児用紙オムツ
10.哺乳瓶とミルク
11.お茶やカトラリー

ただし、産院によって用意してくれるものは異なります。

産院によっては、お産セットに産褥ショーツや骨盤ベルトが含まれており、出産後の処置が済んだら助産師さんが産褥ショーツを履かせて骨盤ベルトを巻いてくれるところもあるようです。

「必要なものが足りなかった!」「余計なものまで用意して荷物が多くなってしまった…」ということがないよう、事前にしっかり確認してから入院準備を始めましょう。


退院する時に必要なものってあるの?

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入院するときはママだけですが、退院するときは赤ちゃんも一緒です。

入院中の赤ちゃんの着替えは産院が用意してくれても、退院時の服は自分で用意しなければなりません。

退院時には、次のものを用意するようにしましょう。

1.赤ちゃん用のセレモニードレスや服
2.赤ちゃんの肌着
3.おくるみ
4.おむつ(2~3枚)
5.抱っこひもやチャイルドシート
6.入院、分娩費用
7.ママの洋服
8.メイク用品

肌着は短肌着やコンビ肌着など季節に応じて用意しましょう。

記念すべき赤ちゃんの初めの外出着には、セレモニードレスを用意する人が多いです。


ママはまだ体調が戻っておらず悪露も出ている状態です。

赤ちゃんもいるため、洋服を選ぶ際は授乳しやすく動きやすいものを選ぶのがおすすめです。


赤ちゃんを抱っこして移動する場合は、おくるみにくるむと安定して抱きやすく、防寒や日よけにもなります。

長距離の移動などで不安な場合は新生児から使える抱っこひもを使用してもよいでしょう。

車で帰宅する場合は、新生児でも使用できるチャイルドシートが必要です。


入院時はトラブル防止のために大金は持ち込まない方がよいため、不安な方は入院費用は退院時に家族に持ってきてもらっても良いかもしれません。


早めに準備をして入院にそなえましょう


出産予定日という目安はありますが、予定通りに赤ちゃんが生まれてくるとは限りません。

特に、双子などの多胎妊娠は入院が早まりがちです。

いざという時に慌てないよう、入院準備は早めに済ませましょう。

陣痛が始まると、ママはもちろんパパや周りにいる人も焦ってしまうことがあります。

入院時に付き添ってくれる人がわかりやすいよう、入院グッズは目につくところにまとめておくようにしましょう。


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