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公開 2021年02月02日  

パパママ役割逆転で再確認!家事育児で大事な͡コトは、”当事者意識”だった

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新型ウイルスの影響で、タクシー運転手の夫の仕事は大打撃。一方の私は、在宅勤務+増加した副業で大忙し。それまで我が家では「ママは家事」「パパは仕事」が普通でしたが、一時的に役割を逆転させることになりました。その結果見えてきたものは…?


新型ウイルスの影響で、生活が激変!


夫の仕事は、タクシー運転手。

シフト勤務のため、翌早朝まで働く日もあれば、自宅にいる日もいます。

一方、私は時短の派遣社員+副業を少し。

夫が家にいる日は夕食づくりと息子のお迎えを頼んでいたものの、必然的に家事育児は私が担当することが多い生活でした。


そんなサイクルを一変させたのが、今回の新型ウイルスです。

夫の出勤日・出勤時間は激減し、外出自粛が強く要請されていた時期は、週に1度しか仕事がない時も。

一方の私は在宅での勤務に加え、たまたま副業でちょっと重たい仕事をいただくことになり、スケジュールがパンパン!

夫と相談して、2ヶ月ほど、夫がメインで家事を担当することになりました。


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初の主夫生活!家事スキルは…


産後もお姑さんや実母が来てくれていた我が家では、夫がメインで家事を担当するのは初めてです。

今回は、食事の支度、買い物、お皿洗い、お風呂掃除など、家事の中でもイメージしやすいものを担当してもらいました。

洗濯と、その他細かい掃除などのいわゆる名もなき家事、息子の宿題チェックは私が担当、という感じです。

正直、最初のころは、夫のペースで家事をしてなかなか進まないところや、「やってます感」を出すところにイラっとすることもありました。

「パパが仕事の日は、私が家事育児全部やるのが当たり前だったんですけど~!?(怒)」

という言葉を飲みこみ、任せること数週間。

だんだん夫が家事をするのが当たり前になっていき、夫からは、「もう~、お皿洗い終わったのにまだコップがある~」なんていう、主夫らしいセリフも出てきました。

以前の夫は、「お皿を洗って」と言えば食器だけ洗って鍋類を放置し、「お鍋も洗って」と言えば鍋だけ洗ってフタを放置していたのですが、成長したものだなぁ......


一方私は、仕事中心の生活。

洗濯は私がするけど、在宅だから慌てることはなく、始業までに干せたらOK!

ちまちま掃除は、副業仕事の合間の息抜きついでに!

家事も多少していたものの、自分の都合でできるようになったのです。


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「雨が降ってきたよ」の意味


そんなある日。

買い物に出かけた夫から、「雨が降ってきたよ」とLINEが入りました。

私はそれを見て、「あっ、そうなんだ。傘を持って行ってないのかな?いや、車のはず。この連絡何だろう?」と思ってスルー。

そして。

帰宅した夫に、「洗濯物は…?」と言われてビックリ。

「雨=洗濯物を入れる」という思考回路がなくなって、洗濯物を干したままにしていたのです!

「仕事中でも洗濯物くらい取り込めるでしょ!」
「じゃあそう連絡してよ!雨が降っただけじゃ分かんないよ!」

以前の我が家でもしたことがあるであろう、このすれ違い。

でも今回は、夫と私、立場が逆になっていました。

いくら仕事が忙しかったとはいえ、自分の家事への感覚の衰えに驚いてしまいました。

全くしていなかったわけではないんです。

しかし、「メイン担当として決められたタイミングで絶対やる」のと、「空き時間に自分の担当だけやる」のとでは、こんなに違う。

そのことを痛感したのです。


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当事者意識の大切さ


家事で何より大切なのは、「自分の仕事である」という当事者意識。

この一件で、身をもって再認識しました。

家事の向き不向き、男性が得意な家事、女性が得意な家事など、大まかな傾向はあるかもしれません。

でも、当事者意識さえあれば下手だろうとやらざるを得ない。

そして、やっているうちに、そこそこできるようになると思うんです。

逆に、当事者意識がなければ、もともと家事をしていた人でさえ、できなくなってしまう。


今では私の仕事も落ち着き、また家事の比重も変わってきました。

ここまで成長してくれた夫に感心&感謝をするとともに、「今後も当事者意識を持ってもらおう」と、ニヤニヤしているのでした。


※ この記事は2024年04月03日に再公開された記事です。

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