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くり返す登園・登校渋りの正体は?子どもに2つのことを聞いてみた

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新入園、自粛生活、運動会の練習やお友達との悩み…一筋縄ではいかない登園や登校渋りですが、子どもたちにある2つのことを聞くと改善が見られました。

長いお付き合いの登園渋り

長かった自粛期間が明け、登園や登校がスタートしました。

小学生、幼稚園児のいるわが家も、夏休み以上の長期休暇をはさんだため、「おうちがいい~」「ママといる~」「園で何をしたらいいか忘れちゃった」なんて声が聞こえるように。


振り返ってみれば、これまでにも登園・登校渋りには悩まされてきました。

特に長男&次男の入園時は、朝から「着替えない」「食べない」と言っては逃げ回り、やっとの思いで玄関まで行くというような日々。

園に着いてからも「行きたくない~おうちがいい~」と、教室までずっと大泣きという渋り具合でした。

時にはえび反りになって抵抗したり、靴下のまま「帰る!」と門外へ逃走するなど、思い返せばいろんなことがありました。

新生活が始まるタイミングだけでなく、運動会などの練習がハードなとき、お友達とのトラブルがあったときなど、登園・登校渋りとは長いお付き合いになっています。


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「不安」の内容を聞いてみる

そんな子ども達に対しては、こちらでもなんとか打開策がないかとさまざまな方法を試してきました。

喜びそうな朝食を出したり、大丈夫だよと抱きしめたり、あまりに嫌がる日が続けば休んだり……。

なかでも、わが家で効果があったかなと思うのが、園や学校で「不安なことや嫌なことを聞く」ということでした。


園時代、上の子2人ともに共通して出てきた答えは「お友達に叩かれる」ということ。

そこで先生に相談して、園での様子を聞いたり、先生からも声掛けをしてもらうようにお願いしました。

子どもにも直接「何かあったらすぐに先生に話してね」と言ってもらったことで、少し安心もできた様子。


とはいえ、そのお友達もすぐに叩かなくなる、ということはありませんでした。

年齢的なこともあったでしょうが、うちの子だけでなく、他の子たちのことも叩いてしまっていたようです。

家では話を聞いて気持ちに共感したり、「やめて」「痛いよ」と言う練習をしたり、どうしたらいいかなぁとお互いに意見を出しました。

すぐには解決しなくても、イヤな気持ちを他人に話したり、一緒に解決策を考えたり、私自身の子ども時代の体験を話したり……。

そうすると、はじめは大きく捉えていた悩みも、少しずつですが小さくなり、「嫌なんだよね」と言いながらも登園できるようになってきました。


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話し合って掴んだ安心の糸

また、新入園児だった次男は「分からないことに不安を感じる」タイプだと分かりました。

それに気付いたのは、参観へ行ったとき。

2階のホールから1階の教室への移動時、次男は次にどこへ行くのか、ふいに分からなくなってしまったようでした。

「待ってよ待ってよ~!」とお友達についていくその表情は、とても混乱していて今にも泣き出しそうでした。

帰ってから、「どうしていいか分からないのが怖かったの?」と聞くと、うん、とうなずく次男。

今日は何をやるのか、この時間はどこに行けばいいのか、分からないことに不安を感じたままは行きたくないようでした。


それからは、前日の夜に「明日は制作をする日だよ」「明日は外遊びとお歌を歌うんだろうね」など、次の日の予定を伝えるように。

しばらくは園でやっている取り組みをうちでもやったり、「今日は体操があるから、1階の教室から2階のホールに行くんだね」などと場所まで具体的に教えると、次男もやっと安心した顔をしました。

「この時間はどこに行けばいいのか分からない」と直接話してくれたときには、そのことを先生に伝え、対応していただきました。


年中や年長になってからも、進級したてで分からないことがあればその都度聞くようにしました。

休みが続いて遅れてしまった内容があれば、家でも練習すれば大丈夫だからねと言葉をかけます。

そうすると、本人の中で漠然と抱えていた不安が少し解消され、ホッとするようでした。

気持ちの部分でも「絶対行きたくない!」から、「あまり行きたくないけど、ちょっと行ってみようかな……」へとシフトしていくのを感じました。


嫌なことがいくつもあるときには、「どれが1番嫌だ?」と順番を聞いたり、小学生になってからは「何%くらい嫌?」という聞き方をすることもあります。

そうすると、どれだけ不安を感じているのか、その心模様が親にも少し見えるような気がしました。


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楽しいことは話をふくらませて

そしてもう一つ、忘れてはならないのは「園や学校で楽しいこと」についても必ず聞くようにしています。

ここでも2人ともに共通したのは、給食!

好きなメニューの日には、「絶対行くー!」と朝から気分も盛り上がります。

そこでさらに「何が入ってるの?」「どんな味がするの?」と話をふくらませると、子どもも楽しそうに話してくれます。

逆に苦手なメニューの日なら、「帰ったらおやつはアイスにしよう!」など、家での楽しみを作ります。

大人も一緒ですが、食べる楽しみは子どもにとっても大きいのでしょう。


幼稚園ではうんていやプール、小学校ではドッジボールやパソコンの授業など、その子なりの楽しみがあったり、大好きなお友達と遊べることも彼らにとっては大切です。

それぞれが今いる場所で自分の楽しみを見つけられれば、問題なく通えるようになります。

毎日通う場所だから、不安や嫌なことがあれば行きたくないし、楽しみがあれば行きたくなる。

じつにシンプルで当たり前のことですが、子ども達から聞いた話を通じて、私が実感している大事なことです。


これからライフステージが変わるたびにやって来るであろう、なじみのない新生活や新しい悩み。

登園・登校渋りだけでなく、その時々によって悩みの表れ方もは異なるでしょうが、これからも変わらず、丁寧に話を聞いていきたいと思っています。


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この記事を書いた人
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宮野茉莉子

ライター/コラムニスト。
3児(2010年生まれ男、2015年生まれ男、2017年生まれ女)の母。
哲学好きで、考える楽しさを親子ともに伝えることが目標です...

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