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公開 2015年06月05日  

知っておきたい!赤ちゃんにとって「初めての夏」の過ごし方

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生まれて初めて夏を迎える赤ちゃんのパパママへ。ギラギラした太陽、照り返すアスファルト・・・大人でも夏バテするこの季節。お洋服は何枚くらいにするの?冷房は?外出は控えるべき?日焼け止めは・・・?赤ちゃんと暑い季節を過ごすためのヒントをご紹介します。

出典:https://instagram.com/p/2fIV6Sx20a/

赤ちゃんの体温調節の目安はママ

赤ちゃんの体温調節を考えるときの基本は、ママの感覚。とくに授乳中は代謝が上がり体温が高くなるため、ママの体感温度は赤ちゃんに最も近いといわれています。



つまり、ママがTシャツ1枚で過ごせる環境なら、赤ちゃんも薄手1枚で大丈夫。ママがサンダル履きで出かける気温であれば、赤ちゃんも素足でOK。ママがショートパンツで出かける気温であれば、赤ちゃんも足元を出してOK。このように「もし自分だったら」と考えてお洋服を選ぶとわかりやすいと思います。



忘れてほしくないのは、赤ちゃん自身が体温調節する力。赤ちゃんは、足の裏と手のひらで体温を調節しています。ここを覆ってしまうと、高い体温で調節しようとするためにより暑く感じてしまうのです。赤ちゃん自身が体温を調節できるように、足の裏と手のひらは覆わない方がよいようなのです。



冷房や扇風機を使うときもママの体温の感覚で。もちろん冷房や扇風機が直接当たる場所に赤ちゃんを寝かさない方がよいですが、やむをえずあたりそうな場所に寝かせるときには「もし自分がここに寝ていたら掛け物がほしいか」と考えるとイメージしやすいと思います。

赤ちゃんと夏を過ごす時に重宝したいのは、うちわ

涼しすぎない癒しの風で、特にお勧めしたいアイテムです。

ベビーカーorだっこひも?

密着すると暑いから、ベビーカーの方がよいと考えるパパママが多いようです。しかし、ベビーカーは路面に近いため、輻射熱でより暑く感じます。ベビーカーの時は、背部にひんやり素材のシートを入れる、保冷剤を活用する…などがお勧め。抱っこ紐の場合は、赤ちゃんが感じている暑さをパパママも同時に体感できるというメリットもあります。





日焼け止めクリームについて

各メーカーから、赤茶尿の日焼けクリームも販売されています。中にはお口にいれても安全な自然素材のものもあるようです。私は、日焼け止めクリームは「赤ちゃんが自分の意思で動けるようになってから」でよいと考えています。それまでは帽子や日傘で、強い日差しからパパママが守ってあげましょう。

夏のお出かけ

大人がお散歩して気持ちいいと感じる時間帯のお散歩をおすすめします。朝や夕方の日差しが強くない時間帯の外出にして、炎天下での外出は控えたほうが無難です。帰省や旅行など長距離の移動で赤ちゃんに負担がかかるかどうかの目安は、ママが疲れる移動手段・距離かどうかで判断しましょう。



パパのご実家や慣れない場所では特に疲れやすいと思います。ただでさえ、ママは産後や授乳中は疲れを感じやすくなっていますから、ママも赤ちゃんもムリせずお出かけしましょう。

夏にしか感じられない、蝉の音・花火鑑賞・夕方の替え・雷…。初めて迎える夏だからこそ、赤ちゃんにも感じさせてあげたいですね。

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