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産褥期は頭痛や悪露が長引く?週数別の変化やオススメの過ごし方をご紹介

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産後すぐの一定期間を「産褥期(さんじょくき)」といいます。産褥期には、ママの体でどのようなことが起こっているのでしょうか?産後、楽しく育児にするためにも、産褥期の過ごし方が重要です。この記事では、産褥期の体や心の変化、時期にあった過ごし方、ママの負担の減らし方についてご説明します。産褥期を乗り切るコツやママの体験談もご紹介します。

目次 産褥期とは?いつからいつまで?
産褥期の母体の変化
産褥期の心の変化
産褥期の週数別の過ごし方
産褥期のママの負担を減らすためにできること
ママたちの産褥期体験談
とにかく無理をせずに過ごしましょう

産褥期とは?いつからいつまで?

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出産後、ママの体が妊娠前の状態に回復するまでの期間を、「産褥期(さんじょくき)」といいます。

産褥期の明確な期間は定められていませんが、分娩後およそ6~8週間を指すのが一般的です。


出産後、ママには心身ともにさまざまな変化があり、産褥期は赤ちゃんのお世話をしながらも自分の体を休めませることが大切な時期となります。


産褥期の母体の変化

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産褥期、ママの体にはどのような変化があるのか詳しくみていきましょう。


子宮復古


妊娠中に大きくなった子宮が約4週間かけて妊娠前の大きさに次第に戻っていくことを、子宮復古(しきゅうふっこ)といいます。

子宮復古が起こるときには、軽い陣痛のような「後陣痛」を伴う場合もあります。

これは、子宮収縮による痛みで、産後4日ころまでには落ち着く場合が多いです。

また、後陣痛は経産婦さんによく見られます。


悪露の排出


産褥期には、悪露(おろ)という子宮腔内の分泌物が排出されます。

これは、分娩後に子宮腔内に残った胎盤や血液、リンパ液などが、時間をかけて体外に出てくることによるものです。

生理のような感じですが、産後2~3日は赤色、8~14日は褐色、3~4週は黄色、5~6週は白色と色の変化があります。


悪露がある間は産褥パッドや生理用ナプキンなどを使用し、清潔にしておきましょう。

悪露に色の変化がない場合は、子宮の回復が遅れている可能性があるので、産後1ヶ月健診のときなどに、産科に相談すると安心です。


乳汁の分泌


乳管が開通し、産後直後~2日には乳汁が出てきます。

この乳汁を「初乳」といい、黄色っぽく粘着性があります。

免疫物質がたくさん含まれていて栄養が多いので、ぜひ赤ちゃんに飲ませてあげましょう。

そして、産後3~7日に出るクリーム色の移行乳を経て、生後2週間以降には白色の「生乳」が分泌されます。


産褥期の心の変化

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産褥期には、精神的な変化もみられます。

詳しくみていきましょう。


マタニティブルー


マタニティブルーとは、産後ママの30~50%に見られる一時的な軽度の抑うつ状態のことをいいます。

主な症状は、「ふいに涙が出て止まらない」「落ち込み」「情緒不安定」が起こることです。

イライラして、家族にあたってしまうママも少なくありません。


これは、エストロゲンという女性ホルモンが出産後に低下するなどの内分泌環境の変化が原因と考えられています。

マタニティブルーは産後3~10日に発症することが多いですが、ほとんどの場合は2週間ほどで軽くなったり消滅したりします。


思い描いていたハッピーなイメージとのギャップに落ち込んだり罪悪感を持ったりせず、ホルモンの影響による一過性の症状だと割り切ってやり過ごしましょう。


産後うつ


マタニティブルーは、産後2週間ほどで解消されることの多い一過性のものですが、長引く場合は産後うつに移行することが多いので注意が必要です。

「気分の落ち込みが激しい」「育児への恐怖や不安」などの症状が産後2週間以上続く場合、産後うつの可能性もありますのでひとりで抱え込まずに助産師や産科医に相談しましょう。


産褥期の週数別の過ごし方

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産褥期は、どのようなことに注意しながら過ごせばいいのでしょうか。

週数別に詳しくみていきましょう。


産後1〜2週間


一般的に、医師のOKが出れば産後2~3日ころからシャワーが可能になります。

会陰縫合部分などの回復を促すためにも、体を清潔にしましょう。

四六時中、赤ちゃんと一緒なので、赤ちゃんから離れてシャワーを浴びることにより気分転換にもなります。


この時期は赤ちゃんの世話だけをして、とにかく体を休めることに専念しましょう。

無理をすると、体の回復が遅れたり、今後の育児に必要な体力を蓄えられなかったりして、後々支障が出ることもあります。


可能であれば、家事や身の回りのことは、夫や両親などに頼みましょう。

協力が得られない場合には、思い切って家事代行サービスを使ってみたり、ネットスーパーや宅配弁当などのサービスを駆使したりするのもいいでしょう。

最近は、「産後入院」「産褥入院」「産後ケア病院」など、産後に自宅に戻るまでの中間施設としてママの回復と育児に慣れるための環境が整えられたサービスも充実しています。

近くに頼れる人がいないママ、初めての産褥期が不安なママ、自宅では上の子のお世話もしなければ行けないママなどは、このような民間のサービスの利用も検討してみましょう。


産後3週間


赤ちゃんのお世話のペースが掴めてきたら、体調に配慮しながら簡単な家事を少しずつ始めてみましょう。

このころは夜間の授乳もあるので、赤ちゃんが寝ているときに一緒にお昼寝をするなどして、睡眠時間を確保するようにします。


産後4週間


産後4週間頃には、ママの産後1ヶ月健診と、赤ちゃんの生後1ヶ月健診がありますので、必ず受診しましょう。

体の回復が順調であれば床上げをし、無理をしない程度に家事のペースも徐々に戻していきます。


家事も育児も完璧を求めずに、家族に助けてもらい、行政や民間のサービスも利用しましょう。

赤ちゃんを預けて短時間でもリフレッシュ出来れば、良い気分転換になるかもしれません。


お宮参りなどのイベントや、出産祝いの内祝い準備などもありますが、無理をしない程度にしましょう。


産後5週間


このころになると、ママの体はほぼ回復してきます。

体調を見ながら、軽めの掃除や料理などをしてなるべくこまめに動くようにしましょう。

悪露が出なくなったら、湯船に浸かることも可能です。

体を温めてリラックスしましょう。


産後6週間


体調が良ければ、ウォーキングなどの軽い運動を始めても良いでしょう。

赤ちゃんのお世話をしていると、どうしても自分の食事は簡単に済ませてしまうことが多くなりますが、買い物や料理が無理なく出来るようになったら、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

妊娠前の体に完全に戻るのは、産後半年~1年ほど経過してからです。

まだまだ、赤ちゃんのお世話が第一なので、無理は禁物です。


産褥期のママの負担を減らすためにできること

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産褥期のママの負担を減らすために、覚えておきたいコツを3つご紹介します。


しっかりと睡眠時間を確保し、体の回復を促す


出産によるダメージや赤ちゃんの夜間授乳で、ゆっくりと眠れない日が続くことが多いです。

日中であっても、赤ちゃんが寝たときに意識的に仮眠をとったり、家族に赤ちゃんを預けて仮眠をとったりなどして、しっかり睡眠時間を確保しましょう。


また、頭痛は産褥期によく見られる症状です。

一過性の偏頭痛の場合も多いですが、妊娠高血圧症候群が重症だった場合などに、産後も高血圧が続き頭痛が引き起こされる場合はあるようです。

これは脳出血を引き起こす危険もありますので、医師の支持を仰ぎましょう。


産後の性生活の再開は、産後1ヶ月健診でママの体に問題がないかを確認してもらってからです。

生理については、産後2~3ヶ月で再開するママもいますし、生理がなくても排卵が始まることもありますので、そのあたりはきちんと理解しておきましょう。


家事、育児はまわりの協力を得る


少しずつ家事を始められるようになるのは、本来なら生後3週間経ってからです。

「妊娠前の体調は良好だった」「上の子の産後は大丈夫だった」としても、産後の体調はどうなるかわかりません。

可能であれば、家族に協力を頼み、事前に準備しておくと良いでしょう。


周囲の協力が得られない場合には、家事代行やネットスーパー等の民間サービスや、行政サービスを調べたり登録したりしておくことをオススメします。


バランスの取れた食事を心がける


早く妊娠前の体型に戻したいからといって、産後の極端なダイエットは危険です。

栄養バランスが取れた食事は、ママの体の回復を助けるだけでなく、母乳を飲んでいる赤ちゃんにとても大事です。

育児は体力勝負なので、栄養を十分に摂って体力をつけておきましょう。


ママたちの産褥期体験談

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わたしの場合、初産にも関わらず陣痛~分娩が早かったことと、初めて経験する陣痛の痛さで水分補給が十分にできなかった影響で水分不足になり、分娩後丸一日は高熱が出ました。

体力には自信があったのですが、分娩後は余力ゼロ。

出産した翌日にシャワーの許可が出ましたが、シャワーを浴びる気力もなく、ベッドから動けませんでした。

慣れない授乳に悪戦苦闘し、切れてしまった乳首の痛さや産後の便秘と戦っていましたが、天使のような赤ちゃんと、優しい助産師さんや看護師さんのおかげで、幸せな産褥期1週目が送れたと思います。


里帰り出産だったので、退院後の1ヶ月半は自分の実家で過ごしました。

退院から1週間、母親が仕事を休んでくれると言ってくれたときは、「そこまでしてもらわなくても大丈夫だろう」と高をくくり一度は断りましたが、結局「母がいなければ大変だった」と今では感謝しています。

我が子は夜泣きをほとんどしない子ですが、唯一夜泣きが大変だったのは生後2~4週の間でした。

何をしても泣き止まない赤ちゃんに心が折れかけていましたが、母親が抱っこすると泣き止んだので、かなり助かりました。

産褥期2週目には乳腺炎になり、助産師さんや産科の看護師さんに電話をしてアドバイスを聞いたり、母乳外来を受診したりして、なんとか乳腺炎を乗り越えました。

産褥期3週目には、赤ちゃんが風邪のような症状でミルクが飲めなくなり、入院するという思いがけない事態も起こりましたが、里帰り中で夫が近くにいない状態でも、家族のサポートがあったので産褥期を過ごせたと思います。


自分の母親が出産していた時代とは、出産や赤ちゃんのお世話のことがかなり変わっていて、里帰り出産中に母親とトラブルになることもあるという話も聞いたことがありました。

例えば、「沐浴の仕方」「沐浴後に湯冷ましは飲ませない」などというものです。

産後でナーバスになっている娘と、「昔はこうだった」「良かれと思って」という母親の間でちょっとしたトラブルになる可能性はあるのだろうと思います。

わたしは、昔と今の出産や赤ちゃんのお世話についての違いについて、事前に母と情報を共有していたので、お互い気持ちよく過ごすことができました。

産褥期に、家族や病院のサポートを受けることができて本当に良かったと思います。


とにかく無理をせずに過ごしましょう


「産褥期」は、妊娠前の状態に戻ろうとする、心身の回復のための時間です。

ここで無理をすると、後々に支障が出る可能性もあります。


「休養」「栄養バランスが取れた食事」「家族の協力や色々なサービスを利用する」などして、回復に専念するようにしましょう。

最近は、産褥期についてのエピソードが描かれた漫画も人気です。

専門書だと難しいようなことでも、漫画であればイメージが湧きやすいでしょう。

産褥期のリスクについて事前に知っておき、快適な産褥期を送れるようにしたいものですね。


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この記事を書いた人
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うるしー

田舎で1歳の娘を子育て中。
スポーツとポイ活が大好きです。...

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