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公開 2020年06月13日  

食べずにポイ!の離乳食…夫の機転で、ため息が笑みに変わったとき<第四回投稿コンテストNO.78>

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子どもの離乳食の時間、後の掃除のことばかりが気になって、その場を楽しめなかったというミューさん。そんな時、夫が始めたちょっとした遊びに、心が少し軽くなったお話です。


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こんにちは、1歳児子育て中のミューといいます。

子どもが生まれてから、着替え・食事・昼寝・散歩・掃除・お風呂・寝かしつけ……、毎日ルーチンを崩さないよう同じことを繰り返す毎日ですよね。

毎日の家事育児の中で私が1番気分が落ちるのは、圧倒的に回数が増えた『掃除』でした。

おやつを食べた後、足元に散らばった食べ物のかす。

よだれや麦茶が点々と垂れたあと。

頑張って掃除してもごたつきが残ってしまうリビングをみて、がっかりしてしまいます。


子どもが離乳食を自分で食べようとするようになってから、一層掃除の手間が増えました。

食事のあと、子どもの手と口を洗い、食べこぼしや投げられたごはんを拾い、手掴みした手で掴んだ机や椅子を水拭きし…etc…


あとで掃除することを考えながら子どもの食事をみていると、ちぎったパンを食べずにポイしたり、手をお皿につっこんでかき混ぜるたびに、『あ、これもあとで忘れずに拾わなきゃ』と後始末のことばかり考えてしまいます。

本当は辛抱強く子どもの試行錯誤にも付き合ってあげたいのに、気持ちの余裕がなくなってしまいそうなときがあって、だめだなあと落ち込んでいました。

そんなときに少し気持ちを楽にしてくれた遊びがありました。


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夫の滑稽なアテレコを聞いていると、狭くなっていた視野がだんだんと広がって、子どもが一生懸命な顔をしていること、興味津々で楽しそうに食べ物を触っていることにも思いをめぐらせられるようになりました。

そして実際、夫のアテレコの内容は、(大袈裟かもしれないにせよ)子どもの頭の中とそうかけ離れてはいないかな、なんて思ったり…。

それからというもの、子どものごはんをしていて『うーん…』と憂鬱になってきたときは、夫に声をかけています。


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子育ての雑務が減ったわけじゃありません。

でも夫の遊び心のおかげで、少し心の余裕が取り戻せることがあります。

色々な便利道具で家事育児の手間を省くことも大切ですが、こうした小さなおまじないのようなことを重ねて、日々をのらりくらりと乗り越えていきたいと思うのです。



(ライター:ミュー)


※ この記事は2024年03月30日に再公開された記事です。

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