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公開 2020年05月25日  

男性育休ではなく、わが家には在宅勤務がハマった!感じたメリットは?<第四回投稿コンテストNO.31>

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夫が育休取得せずとも大丈夫だと思っていたこなっちゃんさん。しかし夫の通勤がなくなり、違う景色が見えてきました。



男性の育休取得、そう簡単にはいきませんよね。

ニュースや育児ブログ等で夫が育休を取得した話を見聞きしますが、助かった!良かった!という声もあれば、単に夫が家にいる時間が増えるだけとなって育児をしてくれる所か家事が増えて大変になったなんて話もあります。


うちの夫は育休を取得していません。

とって欲しいなと思ったりもしましたが、ちょうど異動のタイミングだったのと、普段から家事を率先して行ってくれていたので、どうにか頑張れるかなと思って特に話し合いもしていませんでした。


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昨年12月の頭に待ちに待った赤ちゃんが産まれました。

少し小さめの可愛い女の子です。

新生児はふにゃふにゃで初めは抱っこするのもドキドキして肩に力が入りまくってました。


退院後は10日間程実母が手伝いに来てくれ、ちょうどその後は夫が年末年始のお休みに入ったので産後1ヶ月は誰かの手を借りる事ができる状態でした。

その後年明けからは、平日の夫が会社に行っている間は一人で娘の面倒を見る訳ですが、見事に抱っこちゃんとなり、昼間はほぼずっーーと抱っこしてました。

腕が腱鞘炎になりましたが、私の腕の中で気持ちよさそうに娘が寝ている姿は可愛くてとても幸せな一時でした。


とは言え、トイレにもゆっくり行く事ができず、お昼ご飯もおにぎり等片手で食べられるもので済ます等、休憩すら出来ない状態は大変でした。

あと大変だったのがお風呂!

うちの娘はお風呂好きではありましたが、私が体を洗っている間に一人で脱衣場で待たせている時、機嫌が悪いとずっと泣いていました。

少々泣かせても大丈夫とは分かっているものの、泣いているのにただ待たせるしかないという状態は新米ママにはつらかったです。


段々と2ヶ月を過ぎたあたりからは起きている時間も長くなり、抱っこちゃんからも解放されていきました。


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そんな頃に、海外での新型ウイルス流行のニュースです。

最初は日本にはそんなに影響ないんじゃない?なんて考えてましたが、あれよあれよと日本でも広がり私達の生活までにも影響が…。


夫の会社では2月下旬にはテレワークの話が上がり始めて、3月頭頃から在宅勤務に切り替わりました。

夫が在宅勤務を始めて、最初は娘の生活スペースと夫のワークスペースの分け方等で戸惑いはありましたが、私の娘との生活がとても楽になりました。

もちろん娘が成長してくれたお陰でもあると思いますが、家に私以外の大人がいるという安心感がそれまでとは違いました。


例えばこんな事。

・在宅勤務開始のギリギリまで娘と遊んでくれ、その間に私の用を済ませられる。

・私が手が離せない時に見てもらったり、オムツを変えてくれる。

・お昼寝寝かしつけ中にきた宅配便を受け取ってくれる。

・娘と私がお昼寝中にお昼ご飯を作ってくれる。

・お風呂を役割分担して入れられる。

・私の話し相手がいる。※これ一番重要かもしれません。

夫は仕事中なので、もちろん手伝ってもらえない時もありますが、通勤時間がない分や休憩中に娘を見てもらえる時間をつくる事ができます。

また大人の話し相手がいる事で、私自身がリフレッシュできました。

娘がうつ伏せができたり、おもちゃで上手に遊ぶ事ができたら、すぐに喜びを共有できます。

夫が普通に会社に行っていたら、平日は朝の1時間ぐらいしか起きている娘と会う時間はありません。


在宅勤務で夫が育児参加する時間を増やす事ができました。


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またこれは私個人の意見ですが、場合によっては育休よりもこういった形で育児に携わる方が家庭へも会社へもメリットが多いのではないかと思いました。

うちは1人目だし、割と育てやすい赤ちゃんだったからかもしれませんが、フルタイムで2人の大人がいる必要はなく、ちょっとした時に手を貸して欲しいといった感じだったので、夫の在宅勤務がちょうどよく感じました。

家庭や仕事内容によってそれぞれ事情が違うと思いますので、あくまでもうちの場合です。

ただ育休となると給与は満額はもらえませんし、休んだ分は会社の誰かへ業務の負担が生じる事になってしまうかもしれません。

こういう事を気にして、育休に踏み出せない方がたくさんいると思います。

なので、育休という形にとらわれずに、在宅勤務やフレックスの活用、子連れ出勤、ベビーシッター代補助等、様々な方法で育児をサポートする体制を設けて、それを各家庭が必要なタイミングで選択できる制度があれば、育児と仕事をうまく両立できるのではないかと思います。

もっともっと子育てしやい社会になっていくように各家庭にあったサポートをしてもらえると嬉しいですね。

そして新型ウイルスの影響が収束したら、娘を色んな所に連れて行ってあげたいと思います。


最後に新型ウイルス感染症の対応にあたる全ての方々に感謝と敬意を表します。



(ライター:こなっちゃん)


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※ この記事は2024年03月26日に再公開された記事です。

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