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小4息子との会話で、ハッ…!我が子に共感することの難しさと、大切さ

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子どもとの会話は共感が大切!そう思っていたものの、実際は難しいことを思い知りました。

安いから、壊れても仕方ない?


先日、息子が自分で買った加湿器が壊れました。

「ママ~これもう使えない。何回試しても、つかない」と話しかけてきた息子。

キッチンで調理中だった私は、その時やることが山積みで、「残念だったね」と言いながら、「でも安かったし、仕方ないよ」と返しました。

それに対して、息子の返答はなし。

そっと表情を覗き込んでみると、悲しそうな様子を感じ取れました。


思えば息子は、冬には毎日自分で水を入れ、この加湿器を使っていました。

さらに湿度もチェックし、日に何度も「今は湿度が〇〇%」と私に報告してきていたのです。

はたとそんな経緯を思い出し、「『安く買ったから壊れても仕方ない』というのは自分の価値観であり、息子のものではない」と気付きました。

そこで今度は、「でも、ママもその加湿器は気に入ってたから、ショックだよ。〇〇も大切にしていたよね」と伝えてみました。

すると息子からは「1年はもってほしかった」「この色が好きだった」「気に入ってたのに」という本音が次々と出てきたのです。

中には、「2年間保証って書いてあったのに、悔しい!」なんて言葉も。

さまざまな長男の気持ちが出てきて、私はこの時、少しホッとしたのでした。

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大人と子どもで違う「感じ方」


改めて自分の子ども時代を思い返してみると、「大人と自分の感じ方の違い」に、よく出くわしてきたように思います。

たとえば、大人にとってはつまらない石ころでも、自分にはまるで宝石のような宝物だったり。

大人にとっては何でもない近所への散歩でも、自分には冒険だったり。

大人にとっては仕方ないことでも、どうしても割り切れず、悲しみが大きかったり。

自身のそんな記憶があったからこそ、子どもとの会話では「共感を大切に」してきたつもりでした。


また、「考えを押し付けないように」することも、いつも心がけています。

もし大人に価値観を押し付けられ、「これが普通だよ」と言い切られてしまったら?

子どもは「自分の考えはダメだったのかな」と自信をなくしたり、「気持ちを分かってもらえない」と落ち込んだり、自分の意見を大切にせず大人の言いなりになってしまうかも知れません。

これは極論かも知れませんが、少なくともわが子には、自分の考えをもち、話せる子になってほしい。

「話せば聞いてくれる、分かってもらえる」と思い合える関係(できれば思春期でも、大人になっても)でいたい。

そのため、基本的に子どもとコミュニケーションをとるときは、共感すること、寄り添うことを意識してきたはずの私でした。

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それは誰の価値観?


今回、息子との会話で特に感じたのは、「それは誰の価値観なの?」ということでした。

「安く買ったものだからすぐに壊れても仕方ない」というのは、30代も半ばになり、収入を得たり節約をしたり、いろいろなものを自分で買っては失った経験からうまれた、大人になった私の価値観。


子ども時代の私だったら、そんな考え方はしないですし、大人に「仕方ない」といわれても納得できません。

自分が気に入って、自分のお小遣いで購入して、毎日楽しんで使い、大切にしていたもの。

「悲しい気持ちを分かってもらいたい」と思ったでしょう。


「自分も大人になったものだなぁ」と思うと同時に、子どもの価値観にも共感することの大切さを思い知りました。

そしてそれは、言葉で言うほど簡単なことではないとも感じます。


今の私は、子ども時代に違和感を感じた、大人側の立場に立っています。

今なら、「大人ならではの仕方なさがあるな」とか、「忙しくて大変だったんだ」とか、大人特有の事情もわかります。

きっと子どもたちも、自分が大人になったときに、わかる日がくるのでしょう。


それでも、できれば子ども時代には、「ママは自分の気持ちを分かってくれた」と少しでも多く思ってもらいたい。

悲しい、やるせない、はがゆい……。

そんな複雑な感情を身近な大人に分かってもらえると、ホッとするし、モヤモヤした気持ちも多少は晴れるのではないでしょうか。


「2人でいれば、喜びは2倍に、悲しみは半分に」という言葉は、親子関係でも当てはまるもの。

共感し、寄り添うチカラが、ときに親子の絆を深め、より強い信頼関係へと繋がっていくような気がします。

まだまだ発展途上の私ですが、今回の反省を次に生かして、今後も息子の気持ちに寄り添える自分でありたいと思っています。

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この記事を書いた人
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宮野茉莉子

ライター/コラムニスト。
3児(2010年生まれ男、2015年生まれ男、2017年生まれ女)の母。
哲学好きで、考える楽しさを親子ともに伝えることが目標です...

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