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【医師監修】赤ちゃんの「首すわり」の時期は?早い、遅いなどの基準、注意点も

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体の上から下に向かって発達していくと言われている赤ちゃん。我が子の成長を感じる嬉しさはもちろん、抱っこが楽になる、おんぶができるようになるなど、生活が楽になると楽しみにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、赤ちゃんの首すわりの時期や注意点などを解説していきます。<監修: すずきこどもクリニック 鈴木 幹啓院長>

目次 赤ちゃんの首すわりとは?
首すわりはいつ始まって、いつ完成するの?
首すわりを見分ける方法は?
【あおむけでの確認方法】
【うつ伏せでの確認方法】
【縦抱きでの確認方法】
首がすわる前の赤ちゃんのお風呂や抱っこの仕方、注意点
【首すわり前のお風呂について】
【お風呂に入る前の注意点】
【お風呂の入れ方】
首がすわった後のお風呂や抱っこはどうなるの?
首すわりの練習方法をご紹介
【うつ伏せに寝かせる】
【前向き抱っこをする】
首すわりは赤ちゃんの成長の第一歩

赤ちゃんの首すわりとは?

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赤ちゃんが自分の首の力で自分の頭を支えられるようになることを「首すわり」といいます。

首すわりが完成したかどうかの確認方法には、次のようなものがあります。

・うつ伏せに寝ている状態でも、自分の頭を持ち上げ頭を自由に動かせる
・縦抱きの状態でも自分で頭を支えられる、背中から頭にかけてまっすぐな状態を保てる
・赤ちゃんの両手をつかんであおむけに寝ている状態から上半身を引き起こすと、頭が遅れずについてくる

生まれたばかりの赤ちゃんは首の力が弱く、後頭部を支えて抱っこしてあげなければ頭がグラグラします。

首すわりが完成すれば赤ちゃんが自力で頭を支えたり動かしたりできるようになります。

ふにゃふにゃしている赤ちゃんに慎重になってしまう人も、首すわり完成後なら安心して触れ合うことができるでしょう。

首すわり後は、縦抱っこができるようになったりおんぶができるようになったりするので、赤ちゃんとの生活も少し楽になるでしょう。

赤ちゃんの発達は上から下へ、中心から外側へ進んでいくといわれています。

首すわりは赤ちゃんの成長の第一歩。

生後3~4ヶ月頃の乳幼児検診で必ずチェックされる項目のひとつです。


首すわりはいつ始まって、いつ完成するの?

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赤ちゃんの首すわりがいつから始まっていつ完成するかは、赤ちゃんによって個人差があります。

しかし、一般的には生後2ヶ月頃から5ヶ月の時期に完成する赤ちゃんが多いようです。

厚生労働省の調査によると、生後4ヶ月~5ヶ月の赤ちゃんの90%は首すわりが完成しているそうです。

ちなみに、首すわりから一人歩きまでの赤ちゃんの成長目安は次の通り。


【首すわり】
生後4ヶ月~5ヶ月の赤ちゃんの90%が、あおむけの状態から両手をもって上半身を起こすと、頭が遅れずについてくる。

【寝返り】
生後6ヶ月~7ヶ月の赤ちゃんの90%が、あおむけの状態からお腹を下にした状態へ体勢を変えられるようになる。

【一人すわり】
生後8ヶ月~9ヶ月の赤ちゃんの90%が、周りの支えがなく両手を床につかなくても1分以上自力で座れるようになる。

【はいはい】
生後10ヶ月~11ヶ月の赤ちゃんの90%が、自分で這って移動できるようになる。

【つかまり立ち】
生後10ヶ月~11ヶ月の赤ちゃんの90%が、何かにつかまって一人で立ち上がることができるようになる。立ち上がるまでにかかる時間の長さは問わない。

【一人歩き】
生後1年4ヶ月~5ヶ月の赤ちゃんの90%が、何にもつかまらずに2歩~3歩歩くことができるようになる。


ただしこれは「この時期までに90%の赤ちゃんがそれぞれの項目をできるようになっている」という目安であり、赤ちゃんによって早かったり遅かったりする可能性はあります。

いつからいつまでにできるようになるかはあくまで目安として考えつつ、気になる場合は小児科に相談してみるとよいかもしれません。


首すわりを見分ける方法は?

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赤ちゃんの首すわりが完成しているかどうかの見分け方について詳しく解説しましょう。


【あおむけでの確認方法】


平らな場所で赤ちゃんをあおむけに寝かせます。両手を持って背中が斜め45度になるまで上半身を起こします。

赤ちゃんの頭が遅れずについてくるようであれば首すわりが完成していると判断できます。

赤ちゃんの安全を確保しつつ、上半身をゆっくり引き上げるようにしてください。

頭が後ろに垂れ下がるようであれば、首すわりはまだできていません。

無理に上半身を引き起こすのは控えましょう。


【うつ伏せでの確認方法】


平らな場所に赤ちゃんをうつ伏せで寝かせます。

赤ちゃんが自分の力で頭を持ち上げることができれば首すわりは完成しています。

頭を床にくっつけたままであれば、首すわりはまだできていないと判断できます。

この際、赤ちゃんが窒息してしまわないよう、タオルやガーゼなどで口や鼻をふさがないよう注意してください。


【縦抱きでの確認方法】


赤ちゃんの頭を支えた状態で縦抱きにします。

支えている手をゆっくり離し、赤ちゃんがまっすぐな姿勢を保ち、自力で頭を支えられているようであれば首すわりができていると判断できます。

首すわりができていないと、ガクンと頭が倒れてきてしまいますので、十分注意しながら確認するようにしてください。

首すわりの見分け方はいくつかありますが、どれも赤ちゃんの安全を確保したうえで行いましょう。

しかし、たとえ万全な体制を整えたとしても、赤ちゃんの首すわりが完成しているかを見分けるのは難しいもの。

できれば、乳幼児健診などで専門家に判断してもらうことをおすすめします。


首がすわる前の赤ちゃんのお風呂や抱っこの仕方、注意点

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首すわり前の赤ちゃんを抱っこする際は、ママのおなかにいたときと同じような姿勢をとらせてあげるとよいでしょう。

背中をCの字に丸め、おしりよりも高い位置に膝が来るようにして手足を曲げるイメージです。

首を支えることも忘れないでください。

頭が後ろに落ちた状態では、首の後ろの関節に負担がかかり口呼吸につながります。

歯並びにも影響するといわれているため気をつけましょう。


【首すわり前のお風呂について】

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首すわり前の赤ちゃんでも新生児期を過ぎればベビーバスでの沐浴ではなく、パパやママと一緒にお風呂に入ることができます。

首すわり前の赤ちゃんとお風呂に入る際には、次のようなものを用意すると良いでしょう。


・ベビーソープやベビーシャンプー
・ガーゼ、赤ちゃん用のスポンジ、バスミトンなど
・大判バスタオル
・手桶
・バスマット
・バスチェアや赤ちゃん用マット
・バスローブ
・簡易ベッドやクーファン


【お風呂に入る前の注意点】


・傷や熱がないか、赤ちゃんのコンディションを確認する
・赤ちゃんが寒くないよう、浴室と脱衣所の温度を調整しておく
・お風呂から出た赤ちゃんが冷えないように、着替えを広げて置いておく


【お風呂の入れ方】


(1)手桶や弱めのシャワーを使って、ぬるめのお湯でかけ湯をします。
(2)赤ちゃんと一緒に湯船に入り体を温めます。ひざを立てて太ももに寝かせると赤ちゃんが安定します。
(3)赤ちゃんの顔・頭・体をガーゼやスポンジなどで洗います。この際も、赤ちゃんは太ももの上で抱っこするとよいでしょう。
(4)赤ちゃんと一緒に湯船でもう一度体を温めます。
(5)お風呂からあがったらクリームなどで赤ちゃんを保湿し、おむつや肌着などを着せます。お風呂上りの水分補給も忘れないようにしましょう。

首すわり前の赤ちゃんとのお風呂は、意外と大変。

ひとりでお風呂に入れる際は、クーファンやバスチェアなどを活用すると良いでしょう。


首がすわった後のお風呂や抱っこはどうなるの?

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首すわり後は、赤ちゃんの頭を必ず支える必要はありません。

とはいえ、腰の筋力はまだ弱いため、胸から下はしっかり支えてあげるようにしましょう。

また、首すわり前の赤ちゃんとお風呂に入る際は、脱衣所などで赤ちゃんを待機させたままママは体を洗い、準備ができてから赤ちゃんを支えてお風呂に入ります。

しかし、首すわり後であればママが体を洗う間はリクライニング式のバスチェアに寝かせておくことができるようになるため、一緒にお風呂に入るのがだいぶ楽になるでしょう。

とはいえ、首が座っただけで不安定な部分も大きいです。

バスチェアはねんねに近い角度で使用するようにしましょう。


首すわりの練習方法をご紹介

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練習をしなくても早々に首すわりが完成する赤ちゃんもいれば、ゆっくりな赤ちゃんもいます。

筋力をつけることにもなるため、首すわりの練習方法をいくつかご紹介しましょう。


【うつ伏せに寝かせる】


赤ちゃんの両手が前(顔の横)に出るようにしてうつ伏せに寝かせるだけです。

赤ちゃんの機嫌がいいときに、大人が目を離さないようにしてうつ伏せの練習をしてみましょう。


【前向き抱っこをする】


赤ちゃんの頭をママの胸側にし、両手が前に出る状態で抱っこします。

抱っこする際は、ママは片方の手で体を支え、もう片方の手は膝の下に入れます。

赤ちゃんの様子を見ながらゆっくり赤ちゃんの重心を変え、前のめりにしていきます。

普段と違う体勢になるため嫌がる赤ちゃんもいます。無理のない範囲で練習してみてください。


首すわりは赤ちゃんの成長の第一歩


早い遅いなどの個人差はあるものの、生後4ヶ月~5ヶ月頃には90%の赤ちゃんが首すわりを完成させています。

首すわりが完成することによって、縦抱きができるようになったりおんぶができるようになったり。

お風呂も入れやすくなるなど、赤ちゃんのお世話が楽になるでしょう。

・両腕を持ってあおむけの状態から上半身を起こしても、頭が遅れずについてくる
・縦抱きをしても頭がガクンと倒れずまっすぐな姿勢を保てる
・うつぶせの状態で頭を持ち上げ動かすことができる

などの様子が見られたら、赤ちゃんの首すわりは完成しているといえます。

確認方法や練習方法などもご紹介しましたが、実行する際は赤ちゃんの安全を確保したうえで行うようにしましょう。


【監修】鈴木 幹啓先生

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<プロフィール>
日本小児科学会認定小児科専門医、すずきこどもクリニック院長を務める。

すずきこどもクリニック(https://www.suzukikodomo.jp/

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この記事を書いた人
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山田クミコ

南国・奄美と名古屋を拠点に活動するフリーライター。
旅好きが高じて奄美大島に嫁ぎ、2017年3月に男の子を出産した1児の母。

飛行機嫌いのパパを置いて、...

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