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公開 2020年05月26日  

“花マル”にジャンプして大喜び!小1自宅学習で気づいたやる気が続くコツ

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休校の続く中、自然と重要になる自宅学習。でもまだ1年生の息子は、字を書くことも初心者です。学校のサポートがない状況でどう勉強させるのか?そのポイントは、“花マル”でした。


勉強スタート!同時に出てきた“マルつけ”の悩み


この春、息子が小学校1年生になりました!

…が、新型ウイルスの影響で休校になり、私が指導しながらの自宅学習が続いています。


使用しているのは、未就学のころから続けている通信教材に加え、市販のドリルなど。

通信教材もドリルも、小学生向けになるとグンとレベルアップ。


いよいよ、“お勉強”という雰囲気になってきました。

幸い息子はドリルに取り組むのが大好きなので、私が「やりなさい」と言わなくても自主的に始めるのですが、小学生になって新たな悩みが出てきました。

それが、マルつけです。


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〇×だけじゃない指導に息子が抵抗


それまでの幼児向け教材は、迷路をする、選択肢から選ぶ、シールを貼るという内容が多く、私がチェックするのは「合っている、合ってない」だけということがほとんど。


ところが1年生になると、ひらがなを書くことも増え、「もうちょっとこうだといいね」という部分をどう指導するのか?という悩みが出てきたのです。

「この線はもうちょっとこう」などと教えても、息子は「いいの!」と言って、そっぽを向いてしまいます。


たしかに息子にとってみれば、「今まではいつも褒めてくれていたのに」と思うのも無理はありません。

とはいえ、何事も最初が肝心!


あまり甘くして変な癖がついたら、先々、苦労させてしまうかも。

通信教材の親向けの手引きを読むと、「うまくできたところを褒めましょう」「少しくらいはみ出してもいいのでのびのびと」とあるのですが…。


うーん、「少しくらい」がどのくらいなのか分からない…。


花マル1つで大喜び!親の想像を超える効果が


そんな中、「花マルつけて!」と息子からリクエストがありました。

確かに、通信教材には、「最後に花マルをつけてあげましょう」と書いてありますし、わざわざ花マルのつけ方例まであります。


市販のドリルにも、花マルをつける欄が用意されていました。

そこで、直すところは直しつつ、最後に大きな花マルをつけて、「よくがんばりました」で1日の勉強を締めることに。


「なるほど、幼児教材は終わったらシールだったけど、今度は花マルなのか」

私としては、花マルは、当初“シールの代わり”程度の認識でした。

ところが、どうも子どもにとっては、大人の想像をはるかに超える大きなモチベーションになるようです。



ドリルが終わったら「できたよ」ではなく「花マルして」と言って持ってきますし、最後に「はい、花マル!」と大きく描くと、「イェーーーイ!」とぴょんぴょん跳ねて大喜び!


え、そんなに喜ぶ?…花マルの前にだいぶ直したけど、ちゃんと聞いてるかな…?

花マルが待ち遠しすぎて、その前段階の指導が上の空みたいな気もしますが、1年生にあまり細かく言いすぎてもと思い、ほどほどで切り上げていました。


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今後の宿題にも役立てたい


微妙な不安はあったのですが、1ヶ月ほど花マル習慣を続けたところ、息子の字が劇的にキレイに!


めちゃくちゃだった書き順もだいぶ直ってきました。

私が教えたことは聞いてなさそうに見えたのですが…、息子なりに、直されるのが悔しくて気をつけるようになったようです。


しかし、花マルだけでこんなにやる気が出るとは!

ドリルを作った先生方も、それを熟知されているから、こんな欄があるんですね…。

子どもによって、やる気が起きるポイントは違うと思うのですが、わが家の場合は花マルが大いに役立ちました。


「ふふふ、単純で可愛いやつめ」と思う一方、この小さな手間を惜しんではいけないんだなということを痛感します。

またこの自宅学習期間で、息子は手取り足取り教えられるよりも、マイペースに勉強したいタイプだという新たな発見もありました。


息子が1年生なら、親のマルつけも1年生!

学校が再開したら、宿題のチェックも頑張りたいと思います。


※ この記事は2024年03月12日に再公開された記事です。

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