母乳で育つ子は、体重が大きくなりがち・・・という認識が多いようですが、中には小柄なお子さんもたくさんいます。母子手帳の成長曲線の一番下のラインを下回るお子さんもいます。「母乳出ていないんじゃないの?」「飲めていないんじゃないの?」「体重の増えが悪いけど、大丈夫?」そのような外野の声にさらに不安が増すことでしょう。
昔に比べると、育児情報はたくさん出回っており、どれが正しいのか迷ってしまいますよね。とりわけ、母乳育児の情報は時に正反対の情報があったりもします。初めての育児だと、なかなか自信をもって「大丈夫!」と言えず、周囲の勧めのままにミルクを追加することもあるでしょう。
全世界にBFH(赤ちゃんに優しい病院)というWHO(世界保健機構)認定の病院があります。その病院では、母乳育児が推進されており、一般の病院に比べると母乳育児率が高くなっています。日本におけるBFHで出生して、母乳だけで育てられたお子さんの成長を追って作られた曲線が「完全母乳栄養児の成長曲線」です。母子手帳に掲載されている成長曲線とは、かなり差があり驚かれることでしょう。順調に発達が進んでいるお子さんは、体重増加が緩やかでも、発育への影響を及ぼす可能性は極めて低いと言えます。
完全母乳栄養で育っているお子さんで、健診などでミルクを勧められた場合には、ひとまずこの成長曲線にお子さんの成長を合わせてみていただけないでしょうか。
体重が増えなくても心配しなくて大丈夫。母乳だけで育つ赤ちゃんは、体重増加が緩やかです。

母乳だけで育つお子さん専用の成長曲線があること、ご存知ですか?母乳だけで育つお子さんは、時に体重増加が緩やかになりがちです。医療従事者にもまだまだ浸透していない、母乳栄養の子専用の成長曲線。もし1ヶ月健診や6ヶ月健診でミルクを足すことをすすめられたら、まずこの成長曲線でチェックしてみましょう。
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