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公開 2020年12月13日  

3歳から「マイ包丁」で料理好きに成長。小4長男のシチューは弟妹に大人気!?

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3歳から包丁の使い方を教え、料理を始めた長男。息子にとっては「遊びの延長線上」で、料理を続けてきました。


わが家が台所育児を始めた理由



わが家では、3歳ころから子どもに料理を教えています。

子どもが小さいと、「ママ―遊んで」と言われたり泣かれたりで、人参を切るだけなのに5分、10分……とかかってしまうことも。


それでも、ワンオペ育児の中で料理をするため、子どもが1~2歳ころからもやしや葉物野菜を洗ってもらうなど、お手伝いをスタートしていました。

「子どもの遊びにもなるし、自分も料理ができるので一石二鳥」だと思ったからです。


子どもに料理を覚えてもらいたい、という想いもありました。


これからは男女関係なく料理をする時代ですし、わが家の子どもたちは数多くの食物アレルギー持ち。


アレルギーがあると外食やお惣菜を使うのは難しいため、「将来、自炊できるようにしてあげたい」という思いもあり、教え始めました。


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幼児期のうちは、サポートが大変だったけど…


わが家には3人の子がいますが、長男には3歳ころ「マイ包丁」をプレゼント。

しかしいざ、子どもに料理を教えようとすると、時間と手間がかかります。


もやしや葉物野菜を洗ってちぎるよう頼んでも、葉っぱは粉々にちぎられ、もやしが細かく折られていたりなんてことも。

こちらも調理しながら、限られた時間内で教えるので、想像以上に難しく手間もかかりました。


そのため、週に1回程度は、きちんと時間をとって料理を教えるようにしました。

「包丁を使うときは猫の手だよ」とチェックをしながら、はじめは切る感覚をつかみやすいアスパラや白菜の芯の部分からスタート。

切りやすい葉物野菜から始め、徐々に根菜へと教えていきました。


園児の頃は、「茹でるだけの温野菜風」「味噌汁」「切るのは子ども、揚げるのはママの天ぷら」などを調理。


偏食気味だった長男も、自分で料理すると、不思議とパクパク食べるように。


長男の料理が続いたのは、何より本人が料理を遊びの延長線上のように楽しんでいるからのように見えました。


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長男のシチューは弟妹にも大人気!


小学生になると、段々と「猫の手」にも慣れ、火の危険も覚えてた長男。

ずっと付きっ切りで見ていなくても、教えながら私も料理をできる時間が増えました。

彼曰く、「料理は科学みたいで面白い!」だそう。


小4の今、シチューを最初から最後まで1人で作ることができます。

彼の作るシチューは、具沢山シチュー。「コーンも入れて、枝豆も入れて……」と、アレンジもしています。


何より、長男のシチューは弟と妹の大好物。

「お兄ちゃんのシチューが世界で1番美味しい!」と言い、何杯もおかわり。

今では、きょうだいの誕生日や母の日は、長男のシチューが定番メニューになってします。



さらに今回の新型ウイルスの外出自粛を受け、料理の機会が増えました。

一緒に炒め物を作ったり、魚のソテーのソースを作ったりしています。


タレやドレッシング作りは面白いようで、次男と一緒に「実験だ~!」と言いながら盛り上がっています。

おやつ作りにも挑戦し、きょうだいでクッキーや蒸しパン、ホットケーキ、アイス作りなども楽しみました。

蒸しパンにハマった長男が、朝から自分で蒸しパンを作り、きょうだいで分けながら食べる日もあります。



小学生にあがり、1年ずつ経つにつれ、急激に料理の腕が上がり、教える方も楽になりました。


料理が一つの喜びに


最近では、なんと、自分のお小遣いでマイお玉など、調理グッズを買うようにもなりました。

キッチンタイマーを使って「野菜の柔らかくなる時間」などを計るのも、楽しいようです。



何気なく始めたことですが、何より料理が本人の楽しみの一つになっていることは、有難いことだなと思っています。

長男の今後の人生で、きっと何かの糧になってくれるのではないかと願っています。


※ この記事は2024年03月20日に再公開された記事です。

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