鼻がムズムズしたり、くしゃみをして鼻水が出てしまったとき、大人なら自分で鼻をかむことができます。
しかし赤ちゃんは、初めから自分で鼻をかめるわけではありません。
2歳くらいから、鼻をかむ練習をして、だんだんとできるようになってくるでしょう。
赤ちゃんが鼻づまりだと、機嫌が悪くなったり、おっぱいやミルクを飲みにくくなったりすることもあります。
そんな時、自分で鼻をかむことができない赤ちゃんに大活躍なのが、鼻水吸引器です。
赤ちゃんの鼻水を吸うことに特化しているので、安心して赤ちゃんの鼻水をスッキリと吸うことができます。
赤ちゃんは、鼻水が出ても自分で鼻をかむことができません。
そのため、鼻水が出ているときは、大人が取ってあげる必要があります。
少しの鼻水なら、綿棒でそっとからめ取ることもできます。
しかし、ネバネバした鼻水や、風邪を引いた際にどんどん出てくる鼻水だと、綿棒などで取るのが難しい場合もありますよね。
赤ちゃんの鼻が詰まっていると、ミルクを飲みにくかったり、うまく寝付けなかったりすることもあります。
感染症予防をするためにも、鼻をスッキリさせて、鼻呼吸ができる状態にしてあげましょう。
赤ちゃんの鼻水をスッキリと吸い取ることのできる鼻水吸引器には、2つのタイプがあります。
1. 口を使って吸引するタイプ
大人が口で吸引するタイプ。口に赤ちゃんの鼻水が入らない仕組みになっています。
2. 電動式の鼻水吸引器
メリットは何と言ってもパワーが強いこと。口で吸うタイプよりも吸う強さを持続できるので、ねばねばでしつこい鼻水には効果的です。
鼻水吸引器で赤ちゃんの鼻水を吸い取るには、コツが必要な場合もあります。
鼻水吸引器のノズルの先の形や、赤ちゃんの鼻の中の形状などによっても異なるので、うまく吸引できる角度や強さなどを色々と試しながら吸ってみましょう。
何回か試すうちに、赤ちゃんをどの角度で抱っこすると一番うまく吸えるなども分かってきます。
また、鼻水がスッキリすると気持ちいいので、赤ちゃんも嫌がらずに吸引させてくれるでしょう。
「気持ちいいよ」「鼻水取ろうね」など声かけをしながら使いましょう。
ママが話しかけることで、赤ちゃんも安心して吸引させてくれますよ。
自宅で赤ちゃんの鼻水をスッキリとさせることができる鼻水吸引器は、とても便利なものです。
しかし、吸引時に赤ちゃんが痛がるときは、無理に吸引し続けないようにしましょう。
赤ちゃんの鼻の中の粘膜は、とてもデリケートです。
鼻水吸引器を使う場合には、じゅうぶんに注意しながら吸引しましょう。
特に電動タイプの鼻水吸引器で強い力がかかってしまうと、出血してしまうこともあります。
赤ちゃんが痛がっていないか、出血していないかなどをしっかりと確認しながら、慎重に吸引したいですね。
鼻水吸引器を使うと赤ちゃんが痛がる場合には、自宅で吸引するのではなく、小児科や耳鼻科を受診してお医者さんに相談してみましょう。
耳鼻科では鼻水の吸引をしてくれますので、自宅で取りきれない鼻水をスッキリと取ってもらうことができますよ。
ここからはおすすめの鼻吸い器を4つご紹介していきます。
軽量、コンパクト、コードレス仕様。
ボタンを押すだけの簡単操作です。
乳幼児の鼻の穴の大きさにあわせ、先端のシリコンは2種類用意。
各パーツは水洗いが可能なので、衛生的です。
赤ちゃんのしつこいねばねば鼻水は、なかなか手強いものです。
鼻が詰まっていると口呼吸になってしまい、赤ちゃんも息苦しさを感じてしまいます。
感染症予防のためにも、鼻呼吸ができるようにしてあげたいですよね。
鼻の奥にたまった鼻水をスッキリと取ってあげたいときにおすすめなのが、「メルシーポットS−503」です。
吸引タイプの鼻水吸引機だと、頑固なねばねば鼻水は自宅で取りきれない場合もあります。
でも「メルシーポットS−503」なら、ノズルを赤ちゃんの鼻に差し込むだけで、赤ちゃんのがんこな鼻水までスッキリ。
電動タイプならではの強力な吸引力で、鼻の奥の鼻水もしっかりと吸い取ることができますよ。
部品は全て取り外して丸洗いできる点も、衛生的でポイントが高いですね。
鼻水で鼻が詰まってしまうと、赤ちゃんは呼吸がしにくくなりミルクを飲みにくくなってしまいます。
「ママ鼻水トッテ」は、大人が口で吸引するタイプの鼻水吸引器です。
口で吸うタイプの鼻水吸引器のメリットは、吸う強さを大人が調整できること。
新生児から使える「ママ鼻水トッテ」なら、赤ちゃんの鼻水を大人が優しく吸引してあげることができます。
大人が吸引するチューブと、赤ちゃんの鼻水を吸い取るふたつのチューブがある設計なので、鼻水が直接口に入る心配はありません。
パーツは全て分解して丸洗いできるので衛生的ですね。煮沸・薬剤・レンジでの煮沸が可能です。
吸い取った鼻水は透明のボトルに溜まるので、赤ちゃんの鼻水を簡単にチェックすることができます。
「鼻水キュートル2WAYタイプ」は、ポンプタイプと、大人が口で吸引する2つの方法で使うことができる鼻水吸引器です。
ポンプを使うときには、本体のポンプを押すだけで赤ちゃんの鼻水を吸引することができます。
連続でポンプを押して使用しても、赤ちゃんの鼻に空気が入ることがない安心設計なのが嬉しいですね。
優しく安定した吸引力で、赤ちゃんの鼻水をスッキリ吸い取ることができます。
口で吸引する場合には、大人が吸う力を調整できるのがメリット。
赤ちゃんの様子を確認しながら吸引してあげましょう。大人の口に赤ちゃんの鼻水が入らない設計なので、安心ですね。
もちろん、本体は全て丸洗いできるので、衛生的に使うことができますよ。
赤ちゃんの鼻水は、中耳炎や副鼻腔炎の原因にもなるケースもあります。
赤ちゃんにとって鼻づまりは苦しいものなので、鼻水が溜まると、赤ちゃんの機嫌が悪くなることもあります。
少しの鼻水でも、できるだけ早めに解消してあげたいですよね。
お家で簡単に赤ちゃんの鼻水を吸い取ることができる鼻水吸引器を使えば、嫌な鼻水もスッキリ。
赤ちゃんが楽に鼻呼吸できるようにしてあげることで、感染症のリスクも減らせますよ。
便利な鼻水吸引機を活用して、赤ちゃんの鼻をスッキリ快適にしてあげましょう。