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公開 2020年10月17日  

2歳児の食事。食べる量の目安や、食べないときの対処法なども紹介

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2歳児くらいの子どもは、何をどのくらい食べたら良いのでしょうか?1日に必要なエネルギー量や栄養素を摂取したいと思っても、なかなか食べてくれないということもあるかもしれません。この記事では、2歳の子どもの食事量の目安を、具体的な例とともに紹介します。あわせておやつをどうすればいいかや、望ましい食事環境についてもまとめていますので参考にしてください。


目次 2歳児の食事の適量はどのくらい?
2歳児に必要なエネルギー量は?
2歳児の主食と主菜、副菜の目安量
2歳児のおやつの量はどれくらい?
子どもがご飯を食べてくれないときは
子どもが食事を楽しめる環境づくりを
2歳児の食事量は子どもに合わせて
the kindest(カインデスト)から待望のキッズフードが登場

2歳児の食事の適量はどのくらい?

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2歳の子どもの食べる量は、大人の量の半分くらいといわれています。

とはいえ、子どもによって量や食べるものなどには個人差がありますから、悩みすぎずに見守ってあげましょう。

食事の際には楽しい雰囲気を心がけ、食事に集中できるようにしてあげると、子どもが食べたい気持ちになってくれることもあります。

子どもに食べることを強要するのではなく、「食べたいな」と思えるような環境づくりを心がけましょう。


2歳児に必要なエネルギー量は?

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2歳児が1日に必要とするエネルギー量はどのくらいなのでしょうか?

幼児期までは、大人の約半分程度のエネルギー量が目安。

国の「日本人の食事摂取基準」によると、2歳の1日の食事摂取基準は男児が1,000kcal、女児が900kcalです。

おやつを加える場合は、1日の摂取カロリーのうち10~15%がおやつのカロリーの目安になります。

つまり、2歳のおやつのカロリー量目安は100~150kcalほど。

バナナ1本とキャンディチーズ3つ、麦茶で130kcalになりますので、参考にしてみてください。


2歳児の主食と主菜、副菜の目安量

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2歳児の食事の目安量を、わかりやすく実際の1食分の食事量で紹介していきます。

大まかには、大人の半分程度の量が目安です。

1食で穀物約100g、おかずが150g~200g程度になるよう、バランスの良い献立を考えてみましょう。



(1)炭水化物


・米:80g
・食パン:1枚(8枚切り)
・うどん:1/2玉

ご飯は、一般的な子ども用茶碗1杯で約80gです。


(2)タンパク質


・肉 20~25g
・魚 30g
・鶏卵 1/2個

肉は、ひき肉大さじ1杯が約15g、ハム1枚が約10gなので、参考にしましょう。

魚は、切り身なら1/3程度、わかさぎ3尾が目安です。


(3)野菜、果物

野菜やいも類、果物類は、1日のトータルが下記になるように調整します。

・野菜:180g
・いも類:40g
・果物類:100g

野菜類は、淡色野菜100g、緑黄色野菜80gが目安です。

副菜以外にも主食や主菜のメニューにも取り入れて、種類と量が取れるように工夫してみましょう

実際の食事量は子どもの食欲や成長によっても変わってきますので、様子をみながら調節してくださいね。


2歳児のおやつの量はどれくらい?

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2歳ごろの子どもにとって、おやつは楽しみのひとつなだけでなく、必要なエネルギーと栄養素を補う「第4の食事」にもなります。

おやつの目安量や選び方などを紹介していきましょう。

2歳児の1日のおやつのエネルギー量目安は、100~150kcalほどです。

【2歳児おやつの具体例】
 ・ロールパン1個
 ・りんご1/4個
 ・麦茶

または、

 ・ゆでたさつまいも50g(卵くらいの大きさ)
 ・牛乳100ml

以上の組み合わせ例で130kcalになりますので、参考にしてみてください。

おやつでは、からだを動かすためのエネルギー量を補うことが目的です。

炭水化物をメインとし、乳製品や野菜、果物などの食事で不足しがちな栄養素を補うようにします。

市販のおやつをあげるなら、甘くないせんべいやビスケットを選びましょう。

砂糖の多い和菓子や、油脂の多いチョコレートなどの洋菓子は血糖値が下がりにくくなってしまい、食事に響くことがあります。

「チョコレートは1粒まで」「ケーキは特別な日に」などと、お子さんと約束してみてはいかがでしょうか。

また、誤嚥が心配されるナッツ類やこんにゃくゼリー、飴やガムなども避けた方が良いでしょう。

おやつをあげる時は、次の食事とは2から3時間空くようにし、食事に響かない量とします。

おかわりさせることは避け、食べる分だけをお皿に持ってあげるようにしましょう。


子どもがご飯を食べてくれないときは

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子どもがご飯を食べない、と心配されることもあるかもしれません。

2歳くらいはからだの発育が盛んな時期ですし、食べてくれないと不安になってしまいますよね。

少食な子は、少ない量でも満腹感が続き、エネルギーが持続する燃費が良いお子さんなのかもしれません。

元気がなかったり、体重が減っていたりとほかに心配するようなことがなければ、その子にとっての適量とも考えられます。

または食べムラが大きく、いつも一定の量を食べてくれない子もいます。

食事の間隔が狭すぎたり、食事前に運動が足りていなかったりするケースも考えられますが、気持ちが落ち着いているかどうかに関係していることもあるようです。

例えば、気分が高揚しているときに食欲がある子もいれば、逆に食事に関心がなくなってしまう子もいます。

また、中には自分の不安な気持ちを、食べてごまかそうとしている子もいるかもしれません。

食べる量だけに注目せず、子どもがどんな気持ちで食事をしているのかにも気をつけてみましょう。

食べムラのあるお子さんの場合は、1食ごとの量を気にするのではなく、1日や数日、週単位などと単位を大きくして、トータルで必要量が取れていそうかどうかを判断しても良いかもしれません。

「だいたいバランスが取れていればいい」というように、ちょっと意識する程度でも十分でしょう。

子どもが食が進まないなと思ったときには、食べにくそうにしていないかをみてあげましょう。

もしかしたら子どもにとっては食べるのが面倒臭いものや、硬くて食べにくいものがあるのかもしれません。

ご飯を手で持ちやすいようにおにぎりにしてあげたり、肉を細かく、魚はほぐしてあげたりします。

子どもの発達具合に合わせ、食べやすくなるように手助けしてあげましょう。

子ども専用に作ったメニューだけでなく、大人のメニューを取り分けて用意してみても。

子どもに食べてもらおうとするあまりに頑張りすぎることなく、親がストレスなく過ごせるようにしましょう。


子どもが食事を楽しめる環境づくりを

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食欲がなかったお子さんも、ほかの人と一緒に食卓を囲んだ楽しい雰囲気の中では、食べたいなと思えるようになるかもしれません。

家族で会話をしたり、子どもに声をかけてあげたりして、みんなと食べると楽しいということを知ってもらいましょう。

たまには食事の盛り付け方法や、食器を変えることも試してみるのもおすすめです。

また、オムレツにケチャップで絵を描いてみたり、子どもの好きなキャラクターのランチョンマットやお皿を使ったりしてみると、子どもが食事に興味を持つきっかけにもなります。

食事するテーブルと椅子の高さは、子どもに合っているでしょうか?

椅子は背もたれがあり、足を踏ん張ることのできる高さのものを選びましょう。

また、食事時には子どもが興味を惹くようなものを遠ざけ、食べることに集中できるような環境を整えてあげましょう。

子どもには食事前に外遊びをうながし、食欲が増すようにしてみます。

おやつの間隔にも気をつけ、食事時にお腹が空くように調整します。

食に興味を持ってもらえるよう、食事づくりを手伝ってもらっても。

もちろん2歳の子どもにできることは限られますが、安全に気をつけつつ、キッチンで一緒に過ごす時間を作ってみましょう。

子どもが食べないことを心配してしまい、食べるように無理強いしてしまうと、子どもの食べる意欲を削いでしまうかもしれません。

お子さんがいつも残しているようなときは食事を少なめの量で提供し、全部食べられたことを褒めてあげます。

その後は様子をみながら、目標量まで少しづつ増やしてみてはいかがでしょうか。


2歳児の食事量は子どもに合わせて

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2歳児の食べる量の目安を紹介しましたが、実際には個人差があります。

それぞれの子どもの発達具合や様子をみながら、その子なりの食べ方を受け入れてあげましょう。

2歳は何でもイヤという時期でもありますから、ストレスを溜めないよう、市販品なども活用しながら、上手に乗り切れると良いですね。


the kindest(カインデスト)から待望のキッズフードが登場

the kindest kidsfood

たくさんのママから支持されているベビーフードブランド「the kindest (カインデスト)」から、待望のキッズフードが新登場しました!

カインデストは離乳食ブランドとして誕生。
その後利用者からの「離乳期とはまた違う大変さがあり食事まで気を付けるのが難しい」という声を受け、栄養たっぷりの食事で子育てをサポートしたいという想いから、キッズフードを立ち上げました。

商品の特徴やこだわり

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主食と主菜・副菜からなるバランスの摂れた食事が、健康な食習慣の土台作りのためにとても大切。

カインデストのキッズフードは、小児科医・管理栄養士が子どもの成長を考慮して栄養設計を行っています。

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幼児期は食への興味や関心がもてるように、食べる意欲を大切にして食の体験を広げていく時期。

子どもの食体験が豊かになることを願い…

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・お肉も国産から厳選
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にこだわっています。

またフレンチの技法をベースとしてレシピでおいしさ・味わいを最大限に引き出す工夫をしています。

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