いつの間にか、大人になっていたんじゃない。

子どもに、大人の事をさせてしまっていたんだ。

何度、抱きしめて欲しいという想いを、無視してきたんだろう。

私はあと何回、じぇりを抱きしめられるだろう。

私が無視し続けていたら、きっともう抱きしめさせてもらえない。



育児が落ち着いて、初めて気づく。

悪気もなく、無理強いさせていた、急な成長と我慢。

もっといっぱい、抱きしめてあげれば良かった。

「あなたがかわいくて仕方ない」って。

わずかな時間で、できることなのに。

ずっと、後回しにしていたね。

ごめんね。



どんなに悔やんでも時間は戻らない…。



なので