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妊娠がわかり、涙を流した夫…初めて知った彼の思い。

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約3年間の妊活の末に妊娠。2018年に第一子となる男の子を出産したモーニング娘。OGの保田圭さん。無理なく妊活を続けるために、頑張りすぎない方向に途中でやり方を変えたそうです。妊娠判明時のご主人の反応に驚いたというエピソードも。インタビュー前編をお届けします。

一喜一憂の妊活。救いになったのは


―― 以前、ブログで妊活を公表されましたよね。

当初は「葉酸を飲んだり基礎体温を測ったりしようかな」と、割とライトな感じで妊活をスタートさせました。

でも、それをブログに書いたら、すごく大きな反響があったんです。
そのときに初めて「世の中には妊活をしている人がこんなにたくさんいるんだ」と知りました。

その後クリニックに通うようになって、さらに「本当に多くの方が妊活で悩んでいるんだな」と実感しました。
約3年間の妊活で一喜一憂する中、同じように頑張っている人たちの存在がすごく支えになりましたね。


―― ブログにも多くのコメントが寄せられていました。

妊活についての情報や励ましなど、たくさんの方がコメントを寄せてくださいました。

妊活中ってどうしても、「今日はクリニックに行きたくないな」と気が重く感じてしまうこともあるんです。
でもそんなときも皆さんのコメントが背中を押してくれて、「頑張って行こう!」と思えるようになりました。

ブログを通して本当に多くの方に力をもらい、助けていただきました。

ゆるく楽しい妊活に変えていった


―― 食事や生活などで、妊活中に心がけていたことはありますか?

良いと聞いたことは全部試しましたし、日々の食事も、野菜を中心に栄養バランスに気をつけていました。

実ははじめのうちは、「良くない」といわれているものを排除していくやり方をしていたんです。
「あれはダメ、これはダメ」って、自分にいろいろと制限を設けていました。
でも続けていくうちに、だんだんつらくなってきてしまって。

そこで、「これは健康に良い」といわれるものを足していく、ポジティブな方向にチェンジしたんです。

妊活は精神的につらいことも多くて、そこにいろいろな我慢が加わると余計大変になってしまいます。
だから、あまり頑張りすぎず、自分に負担をかけすぎないようにしようと思いました。

妊娠がわかり、涙を流した夫…初めて知った彼の思い。の画像1


―― 気持ちも少し楽になりそうですね。

妊活は何年続くのか自分では分かりません。
「禁酒しよう」と決めたとして、その期間は3年かもしれないし、5年かもしれない。

もしかしたら10年我慢しても、結果がどうなるかは誰にも分からないんです。
そう思ったとき「頑張りすぎない妊活をした方がいいのかな」と、やり方を変えてみることにしました。

人によって合う方法は違うと思いますが、私の場合はそれで気持ちがすごく楽になりました。

それまでは趣味だった旅行も「もし赤ちゃんを授かったら行けなくなってしまうから」と、やめていたんです。
でも、「気にせず旅行の計画を立てて、もし授かったらそのときキャンセルすればいいや」と。

そういう風に変えてからは「次の旅行を楽しみに頑張ろう」と、妊活中の良い励みになりました。

妊娠でわかった夫の本当の気持ち


―― 妊娠が分かった瞬間はどんな気持ちでしたか?

とにかく信じられなかったです。
妊娠検査薬の陽性反応を見て、「ワーーーー!!」とビックリして。

ちょうど夫も家にいて、泣きながら主人のところに飛んでいったのを覚えています。
検査薬を見せたら、夫もポロポロと涙を流していました。

実は妊活中、夫は自分の気持ちを言うことがありませんでした。
私は結構「大変だ」「どうしよう」など気持ちを口に出していたのですが、そんなときも夫は「何とかなるよ」という感じで。

だから、本当は夫がどれくらいの熱意で妊活に取り組んでいるのか、正直分からない部分もあったんです。
でも、妊娠が分かって泣いている夫の姿を見て「彼もこんなに子どもを望んでいたんだ」と改めて感じました。

少し驚いたと同時に、気持ちを共有できたことがとても嬉しかったですね。

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―― 妊娠中は、大変なことなどはありましたか?

「赤ちゃん大丈夫かな」と心配ばかりしていました。

それまでは妊娠中に避けたほうがいい食べ物のことなども全然知らなかったんです。
妊娠してからいろいろ調べて、「こんなものも食べちゃダメなんだ」とビックリしたことも多かったです。
もともと心配性なこともあって、情報を集めながら、ダメと言われていることはきっちり守っていました。

今振り返ると、もう少しリラックスして過ごせればよかったな、と思います。
情報があまりにも多すぎて、頭でっかちになってしまっていました。


―― 体調はいかがでしたか?

食べづわりで、ずっと食べていました。

それまでは肉やスナック菓子などが好きだったのに、妊娠したらフルーツや野菜をすごく食べたくなって。

中でもミカンが大好きでしたね。
「果糖をとりすぎると糖尿病リスクがある」と聞いて、「ああ、どうしよう」と思いながらも、フルーツが食べたくて止まらないんです。

でも、それほど好きだったフルーツも、出産したとたんにちっとも食べたいと思わなくなりました。
今はまた以前の通りのお肉好きに戻っています。何だか不思議ですね。

体重が増えない息子が心配で仕方なかった


―― そして2018年に息子さんが誕生。初めての子育ては、戸惑うことも多かったのでは?

生後3ヶ月くらいまでは寝不足が続いて、体力的にもキツかったです。

中でも大変だったのは、息子がなかなかミルクを飲んでくれなかったこと。
最初は母乳で育てていたのですが、母乳の出が悪かったのか、息子が上手に飲めなかったのか、体重があまり増えませんでした。

そこでミルクをあげるようにしたのですが、「こんなちょっとで大丈夫なの!?」と思うくらいの量しか飲まないんです。
なので体重もなかなか増えないし、健診でも指摘されてしまって。

成長曲線グラフの標準的な発育の範囲を少しでも下回ると心配で、すごく悩んでいました。

同じ月齢の子が集まる健診でも「うちの子ちょっと小さいな」って。
本当は他の子と比べる必要なんてないのに、つい比べては心配になっていましたね。

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―― そうだったんですね。周りに悩みを相談することもありましたか?

夫に話したら「大丈夫だよ、お腹が空けば飲むよ」みたいな反応で。
今思えば、私があまり気にしなくて済むようにフォローしてくれていたのですが、当時はかなり神経質になっていたので、「何を楽観的なこと言ってるんだろう」とイライラしてしまっていました。

あとは母にも相談しましたし、母乳マッサージで通っていた助産師さんにも話を聞いてもらいました。

分からないことがあったら小児科の先生に指導していただいたり。
小児科には毎日飲ませたミルクの量を記録するように言われていたのですが、「量が少ないと怒られたらどうしよう」と、通院のたびにビクビクしていました。

あの頃は本当にナーバスになっていましたね。


―― その後、心配な気持ちは解消しましたか?

離乳食がはじまった頃から、少しずつ気持ちが楽になっていったような気がします。

「ミルクを飲んでくれなくても、離乳食を食べていれば少しは栄養がとれるかな」と。
それでも離乳食のカロリーはほんの少し。
だから、1歳くらいまではずっと心配していましたね。

息子は2歳になりましたが、やっぱり少し小さめです。
小児科の先生にも、いまだに「もっと食べさせなさい」と言われるくらい。
でも元気に育っているので、今は「体は小さめだけど大丈夫」と思えるようになりました。

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―― 子育て中は心配ごとが尽きないですよね。

分からないことがあると、インターネットなどですぐに調べていました。

子育てって、結構孤独になりがちだと思うんです。
本当はどこかコミュニケーションの場に出かけられればいいのですが、それがなかなか難しい場合もあります。
そういうとき、インターネットを使って情報交換ができるのはすごくありがたいです。

子育てサイトは今もよく見ています。
たとえば「2歳1ヶ月」など子どもの月齢で調べて、出てくる情報を一通り読んでいます。
医師などプロの意見も分かるし、同じ子育て中のママたちのコメントも読めるので、大事な情報源になっていますね。

「名もなき家事」が多すぎて爆発寸前に、夫が…


―― 産後、ご主人との協力体制は?

最初は夫もどうすればいいか分からなかったみたいです。
おむつ替えも、「大変!うんちしてるよ!」って、うんちのたびに私が呼ばれていました。
「えー、やってよ」と言っても、「無理だよ、うんちは無理だよ」って。

でも1歳頃から、育児に対してすごく夫が積極的になってきた感じがします。
やっぱり息子とコミュニケーションが取れるようになってきたのが大きかったようですね。

今では私から見ても、「息子との関わりをすごく楽しんでいるんだな」と感じます。
うんちのおむつ替えでも全く呼ばれなくなりました(笑)。

夫はこの2年で、家事もすごくやってくれるようになりました。
私が息子の世話をしている間に、食器を洗ってくれたりゴミ出しをしてくれたり。
私が大変なときに、それを察してくれているようです。

以前は夫に対して「もう少しこうやってほしいな」とか「ああやってくれたら助かるのにな」と思うこともありましたが、今はビックリするくらい変わりました。

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―― ご主人が変わられたきっかけがあったんでしょうか?

もちろん多少のケンカはありました。
「もう少しやってほしい」という話をしたら、夫は「十分やってるよ」みたいな感じで。

でも家事や育児って、1つの作業をして終わりではないですよね。
たとえば洗濯なら、洗って干して、取り込んで、たたんで、しまうところまでやらないといけない。

ミルクも、作って、飲ませて、片付けて、洗い物まで全てやって、ようやく終わりですよね。
最近「名もなき家事」という言葉がよく聞かれますが、私も子どもを産んでから、その「名もなき家事」があまりにも多いと感じたんです。

やることが多すぎて毎日イライラしてしまって、「何か改善しなくては」と思いました。
そこで、日常で自分がやっていることを、一つひとつリストアップしていったんです。

自分が本当にいっぱいいっぱいになって、「これ以上はできない!」という状態になったら、リストを夫に見せて話をしようと思って。


―― そのリストをご主人に見せたんですか?

結果から言うと、リストは見せずに済みました。
実は結構大変だった時期があって、「リストを見せようかな、どうしようかな」と思っていたんです。

ちょうどそのタイミングで、夫のほうも、「どうやら妻がいっぱいいっぱいだ」というのを察してくれたみたいで。
リストを見せる前に、いろいろと手伝ってくれるようになりました。


―― 出産前に想像していた生活と実際の子育てには、ギャップもありましたか?

全然違いますね。
出産して初めて分かったこともたくさんありました。
2人、3人……と子育てしているお父さんお母さんはどうやっているんだろう、といつも尊敬しています。

そういう話をブログに書いたら、多くの方から「2人目が生まれたら何とかなるから大丈夫」というコメントをいただいたんです。

皆さんの心の強さを感じて、本当にすごい、見習いたいと思いました。
ブログは子育て中の方もたくさん読んでくださっていて、コメントを読んで、いつも「私も頑張ろう」と力をもらっています。

次回に続く


プロフィール
保田圭

1980年生まれ、千葉県出身。ジェイピィールーム所属。1998年、モーニング娘。の2期メンバーとしてデビュー。2003年にモーニング娘。を卒業後は、音楽・舞台・ドラマ・バラエティ番組等で幅広く活動。2013年にイタリア料理研究家の小崎陽一さんと結婚し、2018年1月に長男を出産。

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この記事を書いた人
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Conobieスペシャルインタビュー

コノビー世代が気になるあの人に、子育てや日々の思いなどをインタビューするスペシャル企画です。...

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