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公開 2020年10月09日  

年子三姉妹はじめての映画館!ドタバタの先には子ども達の最高の笑顔が

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年子三姉妹を連れ、はじめての映画館デビュー。事前に準備を整えて準備万端!のはずがトラブル続きでバッタバタだったのですが…


映画館、乳児がいると難しい?


娘たちは5歳、4歳、2歳の年子三姉妹。

全員が年子と言うこともあって、常に誰かが赤ちゃんという状況のわが家。

これまで、子連れで映画館に行ったことがありませんでした。


長女は5歳にもなると、周りのお友達からの影響もあり「〇〇ちゃん、お休みに映画、見に行ったんだって。わたしも行きたい!」と、羨ましそうに口にすることも。

映画館に連れて行ってあげたい反面、下の子たちのことを考えると「じっと出来ないんじゃないか?」などと不安がよぎり、なかなか一歩が踏み出せません。

全員一緒に映画館に行けるのは、まだまだ先なんじゃないか、そう思っていました。


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楽しかった家族との映画館の思い出



私自身がはじめて映画館に行ったのはいつだろう?そう思い返してみると、家族みんなで映画を見に行った記憶がありました。

家族全員で映画に行ったのは、後にも先にもその一回限りだったと思います。

はじめて見る大きなスクリーンに、次々と繰り広げられる壮大なファンタジー。

ワクワクした感覚を今でも覚えています。


そして、映画の公開年を調べてみてびっくり。

計算すると当時のわたしは3歳だったのです。

当時3歳なら、今の長女と次女はすでに当時の私よりもお姉さん。


「案外、大丈夫かもしれない」そう考えるようになりました。


それ以上に、私自身がこんなにも鮮明に思い出すほどに映画館が『楽しかった家族の思い出』であったこと。

同じように子ども達にも残してあげたいなと思いました。


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映画館デビューのために情報収集を開始!


キッカケは子ども達が大好きな映画の続編公開。

映画のCMを頻繁に目にするようになり、周りのお友達から映画を見に行った話を聞いた長女。

一生懸命に主題歌を覚えて、家で歌う姿が見られるようになりました。

そんな長女の姿に「よし!これを機に映画館デビューしよう!」そう決意し、色々と情報収集をはじめることに。

既に映画を観に行ったお友達などから映画館の混み具合を聞いたり。

子どもが怖がる内容はないか、周りのお客さんはどういった層が多いのかを調べました。



様々なシチュエーションを想定して入念にイメージトレーニング。

大人の手ひとつじゃ不安だったのでパパも一緒に行けるように休日に行くことに決め、人気作品ということもあり1週間以上前からネットで席を確保。

時間帯は子ども達が一番機嫌よく過ごせる時間帯にしました。

席は子どもがトイレに行きたくなったり、下の子がグズってもすぐに出入りできるように一番入り口に近い通路側の席をチョイス。

前もって入念に準備を進めていき、あとは当日映画館に行くだけ。

せっかくなので子ども達にはサプライズにしておこう、なんて考えていたほど余裕がありました。

しかし、当日まさかのハプニングが続出するのです!


全て準備万端のハズが


事前に予約した映画館は、時間帯を優先したため車で高速道路を使って30分と少し距離がありました。

「あまり早く着きすぎても時間を持て余すし、少し余裕をもって出れば大丈夫だよね」なんて軽く考えていたことを、あとあと後悔することに。

なんと、こんな大事な日に限って高速道路での事故渋滞に巻き込まれ、大幅に到着時間が遅れることに!

「最初は予告が長いから、なんとか本編に間に合えば!」そんな淡い期待も打ちのめす、駐車場満車の文字。

近くで空きは見つからないからと、子ども達3人を連れて先に下ろしてもらい映画館に向うことに。

バタバタとなんとかチケットを発券し、子ども達をトイレに連れて行き、ポップコーンとジュースを購入してスクリーンに急ぎます。

なんとか着席したときには、既に本編がはじまり何が何だかわからない状況でした。


親としては大失敗、でも子ども達には最高の日に


ストーリーの展開も良く分からないうえに、何より子ども達がサプライズの映画館に喜ぶ姿を全く味わう余裕がなかったこと。

親としては、はじめての映画館デビューは大失敗だったなと大後悔。


しかし、映画が終わったあと子ども達から「映画館、楽しかった!また観に行きたい。」とキラキラした笑顔で言われてハッとしました。

私が子ども達に味わってほしかった本来の目的『楽しかった家族の思い出』は、しっかり果たせていたと気づいたのです。



慌ただしくハプニング続きの映画デビューだったけど、なんだかそれも『わが家らしい思い出』になるんじゃないかなと思います。


※ この記事は2024年03月01日に再公開された記事です。

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