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不登校だった息子。「行かなくていいよ」と言った親の理想と、本音(2ページ目)

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幅広いジャンルで活躍するライターの栃尾江美さん。SNSやブログでも精力的に発信されています。そのなかから、当時小学校3年生と年中だった息子さん2人が、不登校になり悩んだ様子を綴った「息子が学校へ行けなくなって」を前編・後編に分けてご紹介。【前編】



それから、2学期に行けたのは数日。

学校では、先生の判断で病気ということにしている。

学校の先生と、スクールカウンセラーの先生には、時間をもらって話した。

週に1日は、短時間だけど学校に行くことにした。


コミュニティで相談する


コミュニティで相談をした。

「行きたくないって言えるのはすごいよ」

「お母さんを信頼しているってことだよ」

「学校に行かなくたって大丈夫だよ」

そんな言葉をくれる。

とても勇気になった。

コミュニティの中に「自分が不登校だった」という人もいた。

その人はそのあとで自ら勉強をして、県で一番の大学にも通っている。

その存在が、私にとても勇気をくれた。

その後も、「時間がたくさんあるので漫画を読ませたいんだけど、小3だと何がいいかな」とか、たくさん相談した。


「自分の子ども」と考えると


「みんなは『学校なんて行かなくていいよ』と言うけど俺はそんな風にすっきり思えないんだ」

って言ってくれた人がいた。

そりゃそうだ。

「自分の子どもだったら」ってちゃんと考えてくれるのはとてもありがたい。

学校に意味があるのはわかってる。

実は子ども本人もわかっている。

長男はママのことが大好きだ。

学校に行けばママが喜ぶことも知っている。

みんなが安心するって知っている。

だけど、行きたくない気持ちをごまかせない。

これってすごく正直なことだ。

ただ、私はどうにもならない気持ちを抱えていた。

仕事もあるのでずっとこの子を見ているわけにはいかない。

一番は勉強の心配だ。

学校に行っている子は1日5時間も6時間も勉強しているのだ。

自宅でそんなに勉強するなんて、できるわけない。


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不登校だった子のお母さん


不登校だったという人のお母さんに話を聞くことができた。

今大学生だが、小3~中3まで不登校だったという。

LINEでつながってもらって。

たくさん話を聞いた。

いろいろな気持ちの変化。

子どものために必死で、罪悪感にもさいなまれて……。

だけど、学校へ行くことをあきらめてから、いろいろなことがよくなっていったという。

子どもにも笑顔が戻った。

自分も楽になれた。

そんな気持ちになれるまで、2年かかったのだとか。

「おかしくなっていたと思います」

その人は言った。

わかる。

よくわかる。

「今日は(学校へ)行ってくれるかもしれない」と思い続けて、それが叶わないということを、2年続ける。

そんなこと、心を壊さずにできるだろうか。

それを聞いたときにすごく心が晴れた。

行かない前提で考える。

それが私たちを健康にしていくし、長男のためである。

学校へ行かないのは本人も気にしているのだ。

それ以上罪悪感を植え付けてどうなるというのだ。

罪悪感はいらない。

行けるようになればそれでいいけど、行かなくてもよくなる方法を考えよう。


<後編へ続く>


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コノビー編集部

Conobie編集部連載では、「個性がのびる、子どもがのびる」をテーマに、スタッフが厳選したコラム・まとめ情報などをお伝えいたします。それぞれの家族が、「我が家...

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