我が家は母子家庭で、離婚歴は10年。
現在、長男(13歳)と次男(12歳)、年子の息子たちを育てています。
年子といっても1歳8ヶ月離れた子どもたちは体格の差もかなりあり、一見年子には見えないとよく言われます。
今回お話する発達障害児は次男です。
診断名はADHDと自閉症スペクトラム。
38週で誕生した次男ですが、誕生時は3,200グラムを超え、出産自体も長男に比べてスムーズでした。
しかし乳幼児期は体が弱く、10ヶ月の時に高熱で急性髄膜炎を疑われ、検査のために髄液を取り出す全身麻酔を受けたりもしました。
離乳食や寝かしつけなど長男ではかなり大変だったのですが、次男は全くと言っていいほど手のかからない子どもでした。
そんな中での育児で、何となく長男とは違うなぁと感じたことがありました。
1.成長過程で起こる「人見知り」がないこと
人見知りがないので誰に抱かれてもニコニコしていました。
後追いもなく「あんなに苦労した長男は何だったんだ!」と思うくらいでした。
2.じっとしていることが難しい(落ち着きがない)
落ち着きがないなと感じたのは1歳半検診です。
他の子が落ち着いて座って遊んでいる中、走り回るようにして動き回っていました。
言葉は2歳くらいまではなかなかうまく出ませんでした。
しかし私自身は長男もなかなか話そうとせず、保健師さんに「お母さんがなんでも話す前にしてやるから、この子は話さないんだ」と言われたこともあり、「この子も遅いんだろう」とあまり気にしていませんでした。
思っていた通り、言葉については成長に伴って徐々に改善していきました。
しかし、一番大変だったのが落ち着きがないことでした。
普段次男と買い物に行っても、すぐに手を離していなくなってしまう。
ショッピングモールなどでは、なんとかカートに乗せても上手に抜け出す始末。
駐車場でも「いつか車にひかれるのではないか」と常にハラハラしていました。
しかし、こちらの心配をよそに、その後の検診でも何も言われず、「長男と次男が違うのはただの個人差、次男は個性があるんだ!」と、どこか自分で自分を無理矢理納得させていたのです。
障害じゃない、個性だから。発達検査を受ける決意ができなかった、あの頃。

子どもが「発達障害児」と診断されるケースが増えているように感じます。その中には、シングルマザーの家庭も。私もその一人です。今回は息子が発達障害と診断された時のことを中心にお話しします。
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