このことばに、とても支えられました。
そして、自然と涙がすーっと流れ落ちてきたことを覚えています。
シングルマザーは、ひとりで仕事、育児、家事をしなくてはいけません。
もちろんそれも覚悟の上で、離婚はしているんですけどね。
それでも、やっぱり子どもが2人以上いると、それぞれの子どもの予定がかぶってしまうと身動きが取れなくなることもあります。
いつも助けてもらうばかりではなく、「お互いに」というところに優しさを感じました。
子どもが大きくなっても、ひとりで全てをこなすのは大変です。
今も、このことばをかけてくれたママ友とは子どもの塾の送迎を分担しています。
ひとりで子育てをしていくんじゃないんだなっと、こころがふっと軽くなった気持ちになりました。
離婚は、とってもエネルギーを使います。
昔、「離婚は結婚の時より、10倍エネルギーを使うよ」と聞いたことがありました。
聞いたときは、「へ~」って感じだったんです。
しかし、実際に離婚をすすめているとき、このことばって本当だなぁと感じました。
離婚するまでに時間がかかった場合は、心も体も疲弊しています。
そんな時、私の体調を気にかけてくれたママ友。
シングルマザーに限らず、ママは自分のことは後回しになりますよね。
離婚して子どもと生活のことを中心に考えている時に、自分自身を労わってくれたこのことば。
ママではなく、ひとりの私を気遣ってくれたことに感謝と同時に感動しました。
このことばに、涙が止まりませんでした。
まるで子どものように、泣いてしまいました。
家族ぐるみで仲が良かったからこそ言えないということがあります。
離婚前、愚痴ってみることはあっても、離婚まで考えているとは言えなかったんです。
毎日、明るくふるまっていた私の気持ちを包み込んでくれたような気がしました。
離婚は自分からしたいと言って、成立しました。
新しいスタートとして、気持ちも晴れやかだったはずが、このことばでつらかったことを心の奥底に自分で閉じ込めていたことに気づきました。
泣いてもいいんだ!と思わせてくれたことばです。
離婚前は、子どものことを旦那さんに相談していました。
しかし、離婚をすると子どものことを相談する相手がいません。
例えば、子どもの習い事やトラブル、成長に関してなど、相談したい場面は多くあります。
相談や話を聞いてくれる存在がいることは幸せなことだと感じました。
離婚した時に、「自分は一家の大黒柱!自分はこれからひとりで全てをこなしていくんだ!」と意気込んでいました。
でも、わたしはひとりではないんだなと、このことばのおかげで感じることができました。
シングルマザーになったのは自己責任!と自分で自分を責めていました。
頼るなんてできないと思っていたのですが、少しまわりに頼っても良いのかなと思うことができました。
シングルマザーは、自分に厳しい方が多いように思います。
しかも、離婚直後であればなおさらです。
生活のために仕事もこれまで以上に頑張ったり、家事も手抜きしてはいけないって思ってしまう方も多いのが現状です。
知らず知らずに無理をしてしまい、無理が積もり積もってイライラしたり。
このことばをかけてくれたのは、シングルマザーのママ友でした。
自分が無理をして良いことはない。
子どもが一番大変な思いをする。
子どもと同じように自分の体調も気を付けなければいけない。
頑張りすぎることで、反対に子どもがかわいそうな思いをすると気づかせてくれたことばでした。
このことばは、今も自分を振り返るときの基本となっています。
離婚をしたときに、支えてくれたママ友たちの言葉に感謝しています。
もし、まわりにシングルマザーがいたとしたら…
かけることばに迷ったら…
私の実体験がみなさんの参考になればうれしいです。