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「包丁を卒業します」決めてしまえば、苦手な料理がすこし好きになれた。

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私は、母親なのに料理が苦手です。特に包丁が怖くて、できる限り使いたくありません。そんな私の調理方法をご紹介します。

頑張ってもできないこと、それが「料理」でした。


私は昔から料理が苦手です。


小学生の頃。

仲良し男女で集まりクリスマス会をしました。

好きな子に褒められたくて、手作りクッキーを持参。

食べた彼は「しょっぱ!」と悶絶しました。

砂糖と塩を間違えるなんて、ファンタジーだと思うでしょう?

でも、現実世界でも起こります。



大学時代、人生初のひとり暮らし。

部屋に遊びにきた彼氏にいいところを見せたくて、鯖の味噌煮を作りました。

ひとくち食べた彼はすっくと立ち上がります。

「俺、めっちゃ美味しいチャーハン作れるねん!」と。

みるみる鯖を解体してフライパンに放り込みました。

確かに、彼の鯖チャーハンは美味しかったです。



そして、新婚時代。

遠方に住む義母が遊びにきました。

いいところを見せようと、夕飯を振る舞いました。

玉ねぎサラダを食べた義母が目からポロポロ涙をこぼしました。

あの日以来、遊びに来たら絶対に料理を作ってくれます。



このように、私は料理が苦手です。

頑張れば頑張るほど悪化する味。

数をこなしても一向にピンとこない火加減。

食べた人のノーリアクション。

これは苦行でしょうか。


逃げたい。

料理のない世界へ、逃げたい。


包丁が怖い


特に苦手なのが包丁です。

まずフォルムに緊張します。

握るだなんてとんでもない。

料理中は流血と隣り合わせのデンジャラスタイムです。


目の届く場所に包丁があるだけでドキドキしてしまうので、使うたびに洗って包丁入れにしまいこみます。


そんな私は、実家を出てから16年間、なるべく包丁を使わずに調理をしてきました。


最近でこそ調理バサミという便利グッズがありますが、私がひとり暮らしを始めた頃は普及していませんでした。

では、どうしていたのか!?



……へし折っていました。


にんじん、ゴボウ、キュウリ。

太くて短いとへし折りにくいので、なるべく細くて長いものを選んで買います。



大根、さつまいも、じゃがいも。

先に茹でてからスプーンで解体します。



葉物野菜は千切ればいいし、カボチャは買わなければいい。

どうしても買いたい時はカットされた冷凍を買えばいい。

割り切れば、意外となんとかなるのです。


「こうあらねばならない」首を締めている


子どもが生まれてからは「母親なのだから包丁を使って料理を作らなきゃ」と思い悩んだこともありました。


そんな時、テレビでどこかの部族を紹介する番組を見かけました。

大自然に囲まれて過ごす家族のドキュメンタリーでした。


お母さんは芋を蒸していました。

葉に包んで芋を蒸すのですが、芋が大きすぎて葉におさまらない時は手でへし折っていました。


そのシーンを見て、私は急に楽になりました。

「包丁を使わなければならないなんて、いったい誰が決めたんだろう」


火が通っていればいいんです。

お腹が壊れなきゃいいんです。

どんな方法であれ、口に入りやすければいいんです。


料理は相変わらず苦手ですが、「包丁は使わなくてもいい」と思えたことで、だいぶ気が楽になりました。

ということで、最後に私の「包丁を使わない! お焦げもない! 超簡単 "シチューもどき" 」を紹介します。



・使うもの:炊飯ジャー

・具材:にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、ツナ缶、バター(1カケラ)

・調味料:コンソメ、シチューの素



<STEP1>

にんじん、じゃがいも をよく洗います。

土が気になる方は皮を剥いてください。

芽が気になる時は、鍋で軽く茹でてからスプーンで取り除きます。

玉ねぎは皮を剥いておきます。



<STEP2>

下準備ができたら、炊飯ジャーに具材を全て入れます。

水は、具材がつかるぐらい入れておきます。


具材が大きすぎてジャーに入らない時は、へし折って大きさを調整します。



<STEP3>

コンソメを1つ入れて、ジャーのスイッチをオン。

通常の炊飯モードで大丈夫です。



<STEP4>

炊き上がったら鍋に移します。

この時点で大体の具材がホクホクに柔らかくなっていると思います。



<STEP5>

シチューの素を投入し、鍋に火をかけます。

少し煮詰めながら、スプーンで具材をちょうど良いサイズに解体します。


これで出来上がりです♪

炊飯ジャーを使っている間は焦げを気にせず他の家事ができますし、包丁を使わないので、小さな子どもと一緒に夕飯の準備ができます。

さらに味を変えれば肉ジャガにも、カレーにも、何にだってなります!



こんな風に、料理の苦手な私は、自分にもできる方法で毎日の料理に挑んでいます。

「〜ねばならない(私の場合は、包丁を使わねばならない)」を捨てると、意外にも新たな世界が見つかるかもしれません。


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この記事を書いた人
金延 さえの画像
金延 さえ

アートディレクター/デザイナー/インタビュアー/執筆家/広告・PRプランナー/プロ “SNS中の人” / 男の子と女の子のママ。

映像編集者、カルチャ...

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