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何でもない日常にこそ幸せはある。家族でメリーを眺めたあの日のこと<第三回投稿コンテスト NO.15>

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息子が感じる世界を一緒に共有することで、子育てへの不安が消えたというにくQさん。そのきっかけは一台のメリーでした。


エモかったエピソードは、里帰りから自宅に帰り、数日経ったある夜のこと。

里帰り出産のため、夫と2人っきりでの育児が不安だった。

そもそも初めての育児なので、イレギュラーに対応出来るかも不安だった。

そして、日中は1人っきり。

何故泣いてるのか分からない。

「こうかな?」と母と一緒に原因を探すだけでも心強い。

それを今度は日中1人でしなくてはいけない。

夜、仕事が終わって帰ってくる夫も、もちろん育児は初めて。

素人の2人で乗り切れるんだろうか…


何でもない日常にこそ幸せはある。家族でメリーを眺めたあの日のこと<第三回投稿コンテスト NO.15>の画像1


不安になっていたある日、息子は物を追いかけて見るようになったため、おもちゃのメリーを買うことにした。

夫が仕事帰りに買ってくれた電池を入れて、早速使ってみると、なかなか楽しそうに眺めている。

そのメリーはライトがつくタイプだった。

「夜、寝る前に点けてみようか」

と夫が言う。

夜は寝かせるし、点けるタイミングあるかな?と思いながらも夜、ベビーベッドにセットし、ライトと共にメリーのスイッチを入れる。

すると、息子は見たことないくらいキラキラした目で眺めていた。


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え!こんな表情するの!?

喜んでくれたことが嬉しく、しばらく息子の顔を眺めていると、夫はしゃがみこんでベビーベッドに居る息子と同じ視点になり始め、私を手招きした。

もっと息子の顔を見ておきたいな〜と思いながらも同じ位置に行き、光が当たるメリーを下から覗くと、予想の100倍は幻想的な風景になっていた。

そうか〜息子はこの風景をキラキラした目で見ていたんだな〜!!

幻想的なメリーとそれに喜ぶ息子を夫婦でしばらく眺めた。


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もし、私だけだったら息子の喜ぶ顔を見て終わっていたかもしれない。

夫の何気ない行動、提案によって息子の見た風景を一緒に見ることが出来た。

当時首もまだ座ってない息子の世界は、見える範囲がとても狭かったと思う。

その小さな世界を親子3人で共有した。

親としては2人ともまだまだ未熟で、うまく対応が出来ないかもしれない。

でも、息子の感じる世界を一緒に共有する。

その世界がどんどん広がる。

子育てってもしかして、こういうことなのかな、と思った夜だった。


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なんでもないシーンですが、親子3人での生活の『スタート』を感じたエモエピソードでした!


(ライター:にくQ)


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