目の前にならべられた母手作りのごちそうと大きなケーキ。
両親は毎年忘れることなく祝ってくれたし、私自身も1歳お姉さんになれることが嬉しかった。
もう明日は”0歳”じゃない…急に想いがこみあげた、特別な誕生日<第三回投稿コンテスト NO.13>
9,970 View大人になり、いつの間にか誕生日を気にかけなくなっていたという、とりこさん。息子さんが誕生し、気持ちに変化があらわれたといいます。
いわゆるイベントごとに疎い夫婦で、クリスマスどころか誕生日すらもほとんどお祝いしない生活。
それが気楽だったし、当たり前になっていた。
誕生日なんてまた1つ年を取るだけ。
もうアラサーだし、あんまり喜べるものでもない。
そう思っていた。
片付けも終わり、誕生会を無事やりきったことにホッとした瞬間。
「1年、生きたね。無事に1年……生きてくれた。」
その瞬間涙が止まらなくなった。
誕生日を迎えられることは、1年間生きられたという特別なこと。
単に歳を取るだけと、誕生日の意味をいつの間にかネガティブなものにしてしまっていた自分に気が付いた。
母になった今、息子がその価値観をひっくり返してくれた。
大きくなったね。
こんなことも出来るようになったね。
あんな大変なこともあったね。
1年色々あったけど楽しかったね。
親になって初めて、誕生日の本当の価値を噛み締められるようになったような気がする。
誕生日おめでとう。
1年間我が子が無事に生きてくれたことが、ここまで嬉しいものだったなんて!
自分の親がどんな気持ちでごちそうを用意してくれたか、やっと分かるようになりました。
毎年必ず訪れる誕生日。
ありきたりかもしれないけれど、私の中では間違いなくエモーショナル高まった瞬間です。
成長に一区切り。
これまでの成長の喜びと、これからの成長の楽しみと。
また次の誕生日も一緒に迎えられますように。
(ライター:とりこ)
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